【感想・ネタバレ】天海の秘宝 上のレビュー

あらすじ

時は安永年間、江戸の町では凶悪な強盗団「不知火」が跋扈し、「宮本武蔵」と名乗る辻斬りも出没していた。
本所深川に在する堀河吉右衛門は、からくり師として法螺右衛門の異名を持つ人物。畏友の天才剣士・病葉十三とともに、怪異に立ち向かうが……。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

夢枕獏『天海の秘宝 上』徳間文庫。

本所深川に住むからくり師として法螺右衛門の異名を持つ堀河吉右衛門を主人公にした時代伝奇小説の上巻。

法螺右衛門こと堀河吉右衛門が、畏友で天才剣士の病葉十三と共に怪異に立ち向かうという設定は『陰陽師』にも似ている。しかし、『陰陽師』とは異なり、活劇がある分、面白みが増している。

謎が謎を呼ぶ上巻。下巻でこれらの謎をどう回収するのか非常に興味深い。

堀河吉右衛門が病葉十三と共に江戸の町に出没する謎の辻斬り『新免武蔵』の正体を探るうちに二人の前に人の言葉を話す怪しい黒犬が現れ、二人の周囲で強盗団『不知火』が暗躍する。そんな中、吉右衛門の前に現れた謎の男、大黒天。

次第に明らかになる吉右衛門の出時の秘密。そして、謎の天海様のお宝とは……

本体価格760円
★★★★★

0
2022年06月09日

Posted by ブクログ

からくり師・堀河吉右衛門と、凄腕の剣士・病葉十三が、謎の盗賊団・不知火や謎の辻斬り・新免武蔵を相手にする話。本所の鐵っつぁんも出る。ガラ悪い。笑。
表題の「天海の秘宝」はまだ噂程度にしか出ない。
まだ色々よく分からない。悟空が可愛い。十三が美人。
あとは‥やられたときの悲鳴が変。

0
2023年09月12日

「小説」ランキング