キマイラを体内に宿している大鳳は、精神を高めるため山にこもる。一方、友人の九十九三蔵は、大鳳と愛する人を救うため、修羅の道に進む。
著者のライフワーク「キマイラシリーズ」の2巻ですが、自分にとっても読者としてのライフワークの一冊と言えます。
高校生の時に出会ったこの作品をまたこうして読み返すことができる幸せを味わうことができました。
この巻は龍王院弘も登場し、愛すべき九十九三蔵との死闘が描かれ、一気に読み進めました。
愛する女性のために闘う男たちの姿もたまりません。
次巻もたっぷり楽しみたいと思います。