エヴェレスト 神々の山嶺

エヴェレスト 神々の山嶺

1,430円 (税込)

7pt

世界初のエヴェレスト登頂目前で姿を消した登山家・ジョージ・マロリー。謎の鍵を握る古いカメラを手に入れた深町誠は、孤高の登山家・羽生丈二に出会う。山に賭ける男を描いた山岳小説の金字塔が、合本版で登場。

※本書は一九九七年八月、集英社から刊行されたのち、二〇〇〇年八月に集英社文庫として刊行されました。その後、二〇一四年六月に角川文庫として刊行された上下巻を合わせて合本版としました。

...続きを読む

エヴェレスト 神々の山嶺 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年08月15日

    とにかく登山家たちの登頂への思いは想像するより遥かに強い。
    エベレストに三度挑んだジョージ・マロリーが登頂できたのかは、マロリーが亡くなって何十年も経った今でも謎のままである。
    ネパールの地で、マロリーのカメラの謎と羽生という登山家を追う深町。
    ある意味山岳ミステリーとも受け取れる作品。
    主人公の深...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月06日

    エヴェレスト南西壁の冬期無酸素単独登頂を狙う男の物語。10年も前に読んだ本だが、読んだ時の気分の昂揚は忘れられない。ヒリヒリするような描写で、共に挑んでいるかのような気持ちにさせられる。

    0

    Posted by ブクログ 2019年04月18日

    山好きには圧巻の面白さがある。山登りがしたくなった。ネパールに飛んで、死ぬまでにこの目でエベレストを是非見てみたい。

    0

    Posted by ブクログ 2018年05月01日

    読み終えたぜ!!迫力満点の描写、興奮の残滓が身体にくすぶっている。サスペンスや恋愛もてんこ盛りの贅沢な一品?圧巻はやはり8,000メートルからの登山描写。まるで自分が氷点下低酸素の過酷な状況下に置かれているが如く、感情移入してしまった。

    0

    Posted by ブクログ 2018年02月04日

    夢枕獏の描く山岳小説。

    1924年、マロリーとアーヴィンがエヴェレスト頂上付近で行方不明になり、登頂を果たしたかどうかがずっと謎となっています。
    その謎に、正面から挑んだ作品です。

    2016年には映画化もされましたね。
    映画館まで見に行きました。
    なかなか面白い映画でしたが、やはり原作にはかなわ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年08月07日

    作者、夢枕獏さんはあとがきで、こう書いた。
    「書き残したことはありません」
    全てをだしつくした1000ページにおよぶ大作は、ガツンと直球の山岳小説だった。エヴェレストに立ち向かう主人公には実在のモデルがあり、ノンフィクションでありながらも実話だと錯覚してしまうほどのリアルさ。
    エヴェレスト頂上付近で...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年06月07日

    なぜ山に登るのか?

    という問いをテーマに書いている。
    なぜ山に登るのか?

    なぜ人は生きるのか?

    という問いと同じこと。
    頂きに立ったからと言って、答えは出ない。
    人生もやっぱり死ぬ間際になっても答えは出ないんだろうと思う。

    人が亡くなるときは何をしていたか、ではなく、何の道半ばだったのか、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年12月29日

    ジョージ・マロリーのカメラを見つけた深町誠は、天才登山家の羽生丈二と出会い、彼の謎を追いかけることになる。

    1000頁を越える大作でしたが、山好きには堪らない一冊でした。山で仲間をなくし、恋人に振られ人生に苦悩する深町や、ひたすら前人未到に燃える羽生を見て、山に登ることの意味を考えてしまう。マロリ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年12月15日

    エベレストを登る。

    壮絶なエベレストの描写と、真摯に山に向きあう姿勢。

    少しは日本の山に登るが、そこから想像もすることができない世界。

    山を通して、生きることを考えさせてくれる。

    気分が高揚した。

    0

    Posted by ブクログ 2015年11月16日

    文庫本で1000ページを超える長さだが、さほど長さを感じせさせない面白さだった。文章が短くて行変が多いというのもあるのかもしれないが。
    不器用な主人公たちの生きざまに感動を覚える。是非映像を観てみたいと思う。

    0

エヴェレスト 神々の山嶺 の詳細情報

  • 映画化

    「神々の山嶺」

    2022年7月8日公開
    出演:堀内賢雄、大塚明夫、逢坂良太

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

エヴェレスト 神々の山嶺 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

夢枕獏 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す