夢枕獏のレビュー一覧

  • 荒野に獣 慟哭す 1 獣化の章

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    記憶を失った御門周平を待ち受けていたのは…

    夢枕獏の伝奇小説の第一巻である。最初にコミック版を読んだのだが、やはり原作の方が格段に面白い。長らく文庫化されずにいた作品が、コミック版とともに連続刊行されるようだ。

    石川賢の『魔獣戦線』にも似ているし、サイコダイバーシリーズのような趣きもある。

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    2014年05月03日
  • 大江戸釣客伝(上)

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     綱吉治世の元禄時代、釣りに人生をかける男たちの物語。

     釣り好きにはたまらない物語だと思います。

     もちろん、自分のようにあまり釣りに興味のないものにとってもページをめくる手が止まりませんでした。

     釣りの醍醐味を味わいながら、綱吉治世の人々の暮らしが描かれています。

     芭蕉や光圀、吉良といった歴史上の人物も登場し、この後下巻でどのように絡んでくるのか、楽しみです。

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    2014年04月28日
  • 餓狼伝 : XIII

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    あるのかないのか、謎の存在だった「スクネ流」が、姿をあらわしてきました。

    ……体術というよりも、催眠術のような雰囲気が…。
    いや、それだと、おもしろくないか。

    このまま、さらに楽しいフィクション、ファンタジーの世界に行くのも楽しそうだと思います。

    「新」は、そういう意味か??

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    2014年04月16日
  • 陰陽師 12巻

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    今まで、岡野玲子の「陰陽師」のレビューって、書いたことなかったんですねぇ。
    なんか、意外だ。

    でも、いろんな解釈があるから、下手なことを書くと、バカにされそうだという緊張感がただよいますねぇ(笑)
    まあ、わたしは、いつも、「自分勝手解釈読み」ですから……。

    えーと、昔、まだ実家にすんでいた頃、夜中にマンガを読んでいて、隣の部屋にいる妹にまでクスクス笑いが聞こえたそうな。

    「何読んでたの?」

    と聞かれて、その時読んでたのが、岡野「陰陽師」と「ガラスの仮面」だったという。

    「ガラスの仮面」は、単純に、月影先生が笑うと、自然にわたしも笑いたくなってくるという……。みなさんは、そんなことないですか?

    岡野「陰陽師」は、多分、1巻、2巻あたりを読んでたんです。あれって、クスッで笑うところありますよねぇ?
    妹は、

    「ない!」

    とキッパリと申しておりましたが……。

    で、そんな笑いを誘う岡野「陰陽師」だったのですが、それが、8巻の水場を踏んでいく話あたりから、メチャクチャ張りつめたものになっていたんです。

    ストーリー自体も、内裏炎上とか、けっこうきつい話が続きましたし。
    晴明自身がやっていることも、どんどん、博雅にも力を貸してもらえないような、タイトロープをわたるような話ばかりでした。

    でも、12巻になって、ちょっと笑いが戻ってきたのかなと思います。それがまあ、けっこう私的には、うれしかったりします。
    まあ、張りつめたものは、残っているんですけどね。
    でも、10巻、11巻みたいに、どんどん真綿で首を絞められるような感じはなくなりました。

    確か、13巻で完結。完結に向けて、確かにお話が動いているなぁと感じます。

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    2014年04月16日
  • 陰陽師 玉手匣 3巻

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    これ、真葛の書いた同人誌だと思ったりしています。
    そして、マキモノが、腐女子(笑)

    まぁ、実は、源氏物語も第2部とかはそんな話なのかもしれない。

    もう、大きな流れはこないのかな。

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    2014年04月04日
  • 魍魎の女王(下)

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    いろいろな主人公級の人物たちが、いろいろなところで動いて、やがてそれが大きな事件に結びついていく。
    石ノ森章太郎のマンガのような雰囲気が、結構好きです。

    集結しちゃうと、それぞれに活躍の場が無くて欲求不満になってしまう事もあるのですが、さて、この物語は、そうならないだけのボリュームはありそうです。

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    2014年04月02日
  • 魍魎の女王(上)

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    毒島獣太。
    三人称で書くと、すごくイヤなところがめだっておもしろいですね。

    こんなやつが、近くにいたら男はたまったもんじゃない。

    でも、魅力的だと思います。どっか、あこがれるところもあるのかも。

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    2014年04月02日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    縁側で清明と博雅が酒を飲みながら、取り留めのない会話を交わす、そんな情景を読みたくて、今回も手に取りました。
    話そのものは、ほとんど、どうでもよくなってきていますが、お月様の話は、面白かったです。
    以上

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    2014年03月02日
  • 陰陽師 生成り姫

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    一度読んだことある?と思っていたら、短編のストーリーを長編化したものでした。短編でも悲しい話でよかったのですが、もやっとしてたことがクリアになったかんじ。どちらが好みかは人それぞれ。私は短編のままで思い描くのもいいと思います。

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    2014年02月24日
  • 陰陽師 天鼓ノ巻

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     夢枕獏 著「陰陽師 天鼓ノ巻」を読みました。
     
     安倍晴明と源博雅のコンビが今宵も妖しの闇を解決していく。

     シリーズが出る度に読み続けています。

     息の長いシリーズで、読んでいて安心して楽しむことができます。

     今回は、あの蝉丸が中心のお話もあり、百人一首よりさらに身近な存在に感じられました。

     著者のライフワークとしてこれからも読み進めていきたいです。
     

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    2014年02月11日
  • 陰陽師 玉手匣 2巻

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    博雅の天然が光る1冊です。
    まあ、博雅、いつも光っているんですが……。

    「返しに来るなら…なぜ盗むのだ?わからん」

    のシーン、知っている展開なのに大爆笑してしまいました。そして、なーんも考えずに笛を吹き続けるという……。素敵だ。

    さて、このお話、でも、どうやってたたむんだろう?うーん、いろんな話をたたまないままかな?

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    2014年02月10日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    九つの短編。いずれも佳作でラジオ・ドラマにしたいと感じるほど。
    岡野玲子さんには悪いが、絵は魅力的なのだから妙な精神性に迷い込まず、原作者の物語に寄り添っていて欲しかった。

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    2014年02月09日
  • 真・餓狼伝 4

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    前田光世との闘いから時は遡り、十五歳の丹波文吉は剣対拳の死合に挑む。

    『試合』は『死合う』から転じたと書いていたのは夢枕獏の『餓狼伝』だったろうか。文字通り、死を賭けた若き丹波の闘い。

    本家『餓狼伝』に比べると展開がスピーディーで良い。

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    2014年02月08日
  • 陰陽師 太極ノ巻

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    飽きのこない見事なマンネリズムです。
    ほんわかした空気とゾロリとした不気味さがたまりません。
    道満さん、いいキャラですね。

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    2014年02月03日
  • 陰陽師 鳳凰ノ巻

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    陰陽師4巻目。まだまだ面白いです。季節の移り変わりがさりげなく描かれている庭を眺めながらの、晴明と博雅の掛け合いが毎回あるのがとてもうれしい。安心感さえあります。

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    2014年01月21日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(下)

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    ネタバレ

    上巻にて時系列無視で語られた事件が、下巻に入って一つに繋がっていく様は読んでいて爽快。
    日本史ではちらりとしか出てこなかった平将門について、もっと詳しく知りたくなるけれど、最後の最後まで滝子の心情が細かに描写されなかったのは残念。
    父親と話せて、自分の望みを伝えることが出来て嬉しかったのは当然だと思うけど、どんな気持ちで伝えたのだろうか。
    信じていた人に母を惨殺され、母の慕っていた人は父の敵であり、父は興世王の式神に成りはて。
    後日譚とはいわないが、そこをエピローグとして読んでみたかった。

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    2014年01月21日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    安定の面白さ。貘さんは、人の深い業を描くのが本当に上手い。そのおどろおどろしい業をこのシリーズでは淡々と描いている。だから読む人によって違うイマジネーションを想起させていて、その幅の広さが色んな層の読者に希求するものを持っているのかなと。
    どの逸話も面白いのだけども、印象に残ったのは、「笛吹き童子」と「夜光杯の女」。

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    2014年01月14日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ二

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    しばらく積んどいたのを久々に読んだので少しうろ覚えですが、話がどんどん盛り上がってきて登場人物も増えて面白くなってきました。
    ただ人によっては歴史の話のあたりが冗長に感じてしまう人もいるようですね。
    私はへぇーなんて思いながら読んでたので楽しめましたが…。

    三巻以降も楽しみ。

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    2014年01月11日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(下)

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    ネタバレ

    歌舞伎版の滝夜叉姫をみて、陰陽師シリーズに興味を持った。歌舞伎版とは全然違う色合いで、また楽しめた。歴史の教科書ではさらりとしか習わない平将門のこと、もっともっと知りたくなったなあ。

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    2014年01月06日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    良い意味でいつもの通り。
    長いシリーズなので、段々と晴明の陰陽の技が披露されなくなってきた。
    古くからの読者には良いが、新たに読む人には物足りないかも。

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    2014年01月06日