夢枕獏のレビュー一覧
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記憶を失ったまま目を覚ました御門周平は、謎の獣に襲われるが、超人的な能力を発揮し難を逃れる。自分は何者なのか、特殊な能力の秘密は何なのか。複数の組織が入り乱れながら、御門の戦いが始まるのだった。
待望の文庫化ということで、一気に読み進めてしまいました。
作者得意のスーパー伝奇アクションの世界が展開し、ページをめくる手が止まりませんでした。
敵も味方も判然としない中で、少しずつ御門の謎が明らかになってくる展開もミステリーのように楽しんでいます。
1巻の後半に登場する久能というキャラが御門の相棒になることで、さらにアクションの醍醐味や物語の深みが出て今後の展開が楽しみです。 -
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長い余韻を残すエンディング…第六巻にして、ついに完結。明治時代を舞台にした、もう一つの『餓狼伝』。どうしても、短く、上手くまとめた感が否めず、原作者の夢枕獏は、まだまだ書き込みたかったのではないかと思うような作品。それでも、作画の野部優美は良くぞ最後まで夢枕獏の原作に忠実に描いたものだと賛辞を送りたい。
『餓狼伝』を最初に漫画化したのは、谷口ジローである。迫力のある素晴らしい作画だったのだが、連載誌の関係で原作本の僅か一巻分で完結したのは残念だった。
板垣恵介が漫画化した『餓狼伝』は原作を逸脱しつつも、独自の世界を描き、何度かの休載や転載を挟みながら長らく続き、非常に期待していたのだが、突 -
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ネタバレ面白かったです!完結までに18年って…
残っている書物、史実にある程度基づき、伝説や逸話を掛け合わせ、作者の想像力を盛り込みこんなにおもしろい作品に仕上げたということに改めてすごいなと…
楊貴妃も黄鶴も白龍も丹龍も、玄宗も高力士も…みんな可哀そうでした。白龍が可哀そう過ぎる…きっかけは黄鶴の過去にあるにせよ、一連の悲劇は誰が悪いわけでもないから余計やるせない気持ちになりました。あえて言うなら国の、時代の風潮がそれぞれの心の隙間に闇を生みだしてしまったせいという感じでしょうか…
最後に見せた黄鶴の父親としての顔…泣けました。
空海は最後まで安定の空海でした。逸勢も(笑)
空海の日本時代のお話 -
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今まで、岡野玲子の「陰陽師」のレビューって、書いたことなかったんですねぇ。
なんか、意外だ。
でも、いろんな解釈があるから、下手なことを書くと、バカにされそうだという緊張感がただよいますねぇ(笑)
まあ、わたしは、いつも、「自分勝手解釈読み」ですから……。
えーと、昔、まだ実家にすんでいた頃、夜中にマンガを読んでいて、隣の部屋にいる妹にまでクスクス笑いが聞こえたそうな。
「何読んでたの?」
と聞かれて、その時読んでたのが、岡野「陰陽師」と「ガラスの仮面」だったという。
「ガラスの仮面」は、単純に、月影先生が笑うと、自然にわたしも笑いたくなってくるという……。みなさんは、そんなことない