夢枕獏のレビュー一覧

  • 黒塚 KUROZUKA

    Posted by ブクログ

    夢枕獏さんの作品は初めて読んだ。源義経と弁慶の逃亡をモチーフに、古来日本的な神秘さ、幽玄さ、恐怖観から一転して近未来SF的な場面へとスピード感のある展開でスケールの広い作品だった。どうも、ゲームソフトのシナリオっぽいなぁという印象が読んでいてあったのだが、最後まで飽きのこないストーリーで面白かった。

    0
    2009年10月04日
  • KUROZUKA―黒塚― 10

    Posted by ブクログ

    千年の旅が終わって、また、千年の旅が始まる。

    えー、結局、元の場所に戻ってきただけじゃないかという気もするのですが、終わりかたとしはきれいなのかなぁ。

    キマイラも、なんとなく、こんな感じでおわるのかなぁと思ったりしています。

    0
    2009年12月25日
  • KUROZUKA―黒塚― 9

    Posted by ブクログ

    とうとう、次の巻あたりで出会うようです。そして、完結。

    よく考えると、出会うまでだけの話で、ここまで引っ張ったんですねぇ。こういうところは、夢枕 獏らしいと思います。

    0
    2009年12月25日
  • KUROZUKA―黒塚― 8

    Posted by ブクログ

    不死というわけではないんだよなぁ……。
    不死だとしたら、最初のイエス・キリストみたいな人は、どうなったんだという話だし……。
    というか、もっと、けっこうたくさんそういう人がいないとおかしいし……。

    0
    2009年10月07日
  • 陰陽師 龍笛ノ巻

    Posted by ブクログ

    シリーズ第六作目にもなると、
    初めの方に出た作品達を読んだ時に感じたワクワク感や
    感動を同じように得る事はなかなか難しく、
    ファン達には、長年愛読し続けたからこそ感じてしまう
    「物足りなさ」、なんてとんでもなく
    贅沢な悩みがおまけについてくる事となる。

    しかし、この「陰陽師」シリーズには、
    息の長いシリーズだけに与えられる深み、
    円熟味が増してきたように思うのは私だけだろうか。

    著者夢枕氏の筆は益々月の光の如く冴え渡り、
    自宅の庭で、安倍晴明と
    その友人源博雅の交わす会話は、
    巻を重ねる毎に益々味わい深く、
    面白みのあるものになってきたと思うし、
    登場当時、かなり不気味なキャラで
    敵役要素

    0
    2012年01月17日
  • KUROZUKA―黒塚― 7

    Posted by ブクログ

    この男は、弁慶なのか?
    そうすると、弁慶も、血を吸ったのか?

    けっこう、謎が謎を呼んでいます。

    0
    2009年12月25日
  • KUROZUKA―黒塚― 3

    Posted by ブクログ

    3巻目。
    どうやら、この未来の世界が、このお話のメインの舞台のようです。
    歴史物をギシギシとかいていっても、いい感じになったと思うので、ちょっとおしいかも。

    0
    2009年12月25日
  • KUROZUKA―黒塚― 2

    Posted by ブクログ

    時代劇から、未来へ。
    こうやって、フラッシュバックみたいに、いろいろな時代の2人をかいていくのでしょうか?

    けっこうおもしろいです。

    0
    2009年12月25日
  • KUROZUKA―黒塚― 1

    Posted by ブクログ

    まだ読んだことがない夢枕 獏の小説のマンガ化作品。
    小説は、かなり分厚いけど1冊で完結しているようです。コミックスの方は、10巻で完結しているもよう。

    吸血鬼もので、歴史物ののようです。
    義経が、吸血鬼になって……。みたいな感じ。
    でも、扉の絵から見てみるに、現代につながってくのでしょうか?

    野口 賢の絵って、迫力があります。

    0
    2009年12月25日
  • 奇譚草子

    Posted by ブクログ

    あれ?
    どこかで、読んだような気がします。
    他社で文庫になってるのかな。

    「逆さ悟空」みたいな感じの話が好きです。
    「陰陽師」の初期にも、こんな作品ありましたよね。
    「如」の字の話。

    0
    2009年12月24日
  • 美空曼陀羅

    Posted by ブクログ

    本のタイトルそのものは、「美空曼陀羅」でいいのですが、シリーズタイトルが、メチャクチャです。
    前の巻は、「魔獣狩り外伝」というのが、思いっきりタイトルになっていたし、シリーズにナンバーがふってあったのに、この本にはナンバーないし。

    普通は、文庫になった時に統一させるもんだと思うのですが。
    まあ、これも、作者自身も、思いも寄らぬ展開が続いているからでしょうか。

    短編連作集なのですが、1番最初の人情話みたいなヤツが、ちょっとおもしろかったです。
    この感じで続いてもよいなぁと思ったりしました。

    0
    2009年12月24日
  • 魔獣狩り外伝・聖母隠陀羅編

    Posted by ブクログ

    夢枕獏の作品は、リズムと力強さがあっていいですね。

    「キマイラ」と比べると、1巻完結なので、小さくまとまっているなぁという感じです。
    でも、話の筋だけ聞いてみれば、たいしておもしろくなさそうな話なのに、読んでいる間楽しませてくれるというのは、パワーがあるんでしょうね。

    0
    2009年12月24日
  • 陰陽師 1巻

    Posted by ブクログ

    神がかり的な作品ですね。
    夢枕獏さんの原作を、岡野玲子先生が吸収合併してとんでもないものに昇華してしまいました。

    幻想的で耽美的、優雅で風雅なこの平安の世界が本当に素敵で憧れます。

    実はリアルに精神面で影響受けまくったマンガですね。

    私だけかもしれませんが、終盤はほとんど理解ができませんでした(笑)
    もうちょっと勉強して賢くなったらまた読み返してみます。
    それくらい神がかり的な作品である、ということにしておいてください。

    晴明と博雅のコンビが最高です!

    0
    2009年10月04日
  • 神々の山嶺 2

    Posted by ブクログ

    たったこの25メートルを登るためだけにこれまでの20年間はあったのではないか。こんなことはもう二度とできないだろう。もう何もおれの中には残っていない。気力とか体力とか言葉で言いあらわせるものじゃなく、言いあらわせないものまですべてこの登りに使ってしまった。そして手に入れたのが、あとひと晩か数時間生きてもいいという権利だ。神がとか幸運がとは言わない。このおれがその権利を手に入れたのだ。

    0
    2020年07月15日
  • 神々の山嶺 4

    Posted by ブクログ

    「それで、どうなんだあんたは。何故山に登る?」
    「正直・・よくわからないな。あのマロリーは、そこに山があるからだとそう言ったらしいけどね。」
    「少なくとも、俺は違うね。そこに山があったからじゃない。ここにおれがいるからだ。おれにはこれしかなかった・・これしかないから山をやっているんだ。」(p.83)

    ここでテントを張ることができるのは唯一この岩の下だけだ。しかもここの狭いこの場所だけなんだ。他の場所にテントを張れば、ひと晩に何度か必ず落石が襲う。それが頭部にあたれば死ぬ。眠る時もその姿勢でいることだ。もしザックの上に上体を被せて寝込んでしまったら落石が直撃する。おれが山だったら、そういうミス

    0
    2020年07月15日
  • 神々の山嶺 1

    Posted by ブクログ

    山を登るクライマーの物語で、このドラマ性の完成度の高さにはひたすら圧倒された。
    常に生きるか死ぬかの境で山に挑むこの緊迫感は、たとえ映画でも簡単には表現出来るものではないだろう。
    「岳」を読んだ時も山のコワさを実感したけれど、この「神々の山嶺」は国内の山だけでなく、ワールドワイドなので「岳」よりもさらに数段コワい。

    とにかく驚くのが、山の絵がものすごく上手いことだ。写真かと思うぐらいの質感を持って、山の美しさと険しさが迫ってくる。この質感があるからこそ、リアルに山の存在を感じながらクライマーの視点で世界に入ってゆくことが出来る。この作品を描けるのは、間違いなくただ一人、この谷口ジロー氏だけだ

    0
    2020年07月15日
  • 鳥葬の山

    Posted by ブクログ

    何故か“鳥葬”という言葉がものすごく気になった時があって、
    検索したらそのものずばり。を見つけました。

    「ふいに、胸が、痛くなるような感覚が僕を襲った。
     もうとっくに無くなっているはずの心臓が、柔らかなベルベットのリボンで、
     優しくしぼりあげられるような傷み・・・」

    この一文にやられてしまいました。
    この人の内臓にくる感覚表現。
    すごいです。

    0
    2009年10月29日
  • シナン(上)

    Posted by ブクログ

    「仕事をしなさい、シナン。その仕事が君を救ってくれるだろう」

    文中で1度、ラスト近くでもう1度繰り返されるこのミケランジェロ(!)の言葉はあるいは作者のメッセージなのかもしれない。私はこの本を読むまでイスラムやムスク、トルコに興味なんてなかった。でも今、シナンの建てた美しい建造物をいつか見たいと思う。

    0
    2009年10月04日
  • 陰陽師 10巻

    Posted by ブクログ

    出版元が倒産したらしいことを前巻を読んでから知った
    続いてくれてうれしいが、内容がかなり複雑で一回では理解できない様になってきた

    0
    2009年10月04日
  • 陰陽師 9巻

    Posted by ブクログ

    この辺りから出版元が変わった
    なぜだか知らずに買って帰った
    読み込んでいかないと、内容が複雑になってきた

    0
    2009年10月04日