夢枕獏のレビュー一覧

  • 餓狼伝 : I

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    プロレスラーの強さが印象的。格闘技を中途半端にかじってる程度では、身体の大きな人には中々勝てねえよなと、軽く絶望する。それくらいデカい男たちのタフさが印象的である。

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    2025年06月18日
  • キマイラ聖獣変

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    キマイラはまさに僕も、犬神明ロスからこのシリーズに手を染めた二十歳そこそこの時、むさぼって読んだのを覚えている。でも、キマイラも犬神明のように、やがて話のスピードが緩慢になりいつしか僕はそこから卒業していた。しかし、今回はいきなり完結編だと仰るから読んでみたが何も終わってはいなく、終わりの始まりだった。そして「あとがき作家」だというのを思い出せてくれた、あとがき(前書きもあった)の半端ない文章量。キマイラにはもう心が震えなくなっている自分を発見したよ。やはり僕は卒業してしまっていたんだ。

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    2025年05月30日
  • 呼ぶ山 夢枕獏山岳小説集

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    男のロマンと一言で終わらせたいぐらいに過酷で畏敬の念を超えて何故そこまで登りたいのか不思議でもある。けど人は何故生きているのか、ムダな時間、他人の生活を知っててもムダな情報を共有したり、映画もテレビも必要のない買い物時間、生きている事自体がムダなうえに死んでも何も残らない。普通に生活していても必要な時間はないに等しいなら危険を察知する力、生命力、生き抜く忍耐、精神力が求められる死と隣り合わせの登山はムダとは言えず、帰宅できたら満足感と成長があるので有意義と言える。常に、何事にも軽い気持ちで生きているのはムダな時間だよなぁ。

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    2025年04月05日
  • 漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 7

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    バキ外伝小説の「ゆうえんち」のコミカライズ6巻。じゃなかった7巻。

    神奈村狂太のお披露目に、神野仁と柳龍光の戦い直前。

    神奈村も神野も無門と同じく、因縁に導かれて「ゆうえんち」に集った格闘家たち。
    彼らの思惑がどんな戦いを生み出すのか、は8巻へ続くというところです。
    7巻まるっと、煽りVみたいな1冊です。

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    2025年03月18日
  • 神々の山嶺 上

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    最初のエヴェレスト登攀の風景描写で一気に引き込まれて、平日なのに1日で読み切ってしまった。夢枕獏さんの文章の雰囲気が大好きで、没頭できた。上巻は山以外の描写が多くて、早く山に登るシーンが読みたいなと思っていた。

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    2025年03月08日
  • おんみょうじ 鬼のおっぺけぽー

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    『大江戸火龍改』を読んだ時に他著紹介でこの本の事を知り、さっそく予約して借りました。『陰陽師』の絵本とは……???と思いつつだったんですが、いやはやさすがは獏ちゃん!少年・晴明のお話とは…なるほど!でした。
    にしても…子どもにはあまり見せない方が良いような気もするんですがね(^^;

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    2025年03月02日
  • JAGAE 織田信長伝奇行

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    JAGAEの意味が読み終わった後も分からんかったけど、話の中で出て来た蛇替えのことか?
    なんでこれがタイトルなんか?という感想。

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    2025年02月23日
  • 陰陽師 付喪神ノ巻

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    人道端に飢饉で亡くなる人がそのまま放置されたり、貧富の差が大きく今で言う犯罪の横行する、ある意味地獄絵図が日常生活と隣り合わせの時代、人々が闇夜や多くの物に恐怖する背景、前作もそうであったが、物語りとしてこれはこれで良いと思う。摩訶不思議な展開、大人のお伽話!シリーズが進むにつれ登場人物も個性もよりハッキリし、今後も安定した展開が予想できる!この不思議で奇妙な物語を気分が向いた時読んでいこうと思う!

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    2025年01月31日
  • 宿神 第三巻

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    鰍…西行さんにお教をあげてもらってよかったね。
    保元の乱って こういう事だったんですね なんとなくわかりました。
    しかし…
    信西さんはしつこいね そんなにたくさん人を殺さなくても! それとも返り討ちが怖いからしっかりいなくなってほしいのかな?怖いね
    為朝さんはハリー・ポッターのハグリッドみたいなんだね 清盛さんが言うように 殺さずに見ていたいって わかる気がするけど そこは信西さん酷いことするね。

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    2025年01月03日
  • 陰陽師 鳳凰ノ巻

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     陰陽師シリーズ第4弾。今回は晴明のライバルである蘆屋道満が関わる事件2編含む7編収録の短編集。
     晴明に比べ、やや黒いイメージの強い道満だが、宮中での晴明と道満のやり取りやその裏工作などに触れると、必ずしもそのイメージには当てはまらない。むしろ、ユーモアを持ったユニークな人との印象を持つ。そうした道満の意外性を知ることができるのも、この本の面白いところ。

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    2024年12月11日
  • エヴェレスト 神々の山嶺

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    山に憑りつかれた男達の執念と狂気が行き着く果て。
    ではあるのだが、途中のヒロイン誘拐事件はいらなかったような……。

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    2024年12月08日
  • 大江戸釣客伝 上

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    夢枕さんとタイトルだけ見て購入した本で、釣りバトルの話でもあるかと想像していた。わずかにそういう場面はあったが、将軍綱吉の生類憐れみの令だとか、吉良上野介が出てくるなど、なんか想定外の展開。

    おまけに序の巻の土左衛門の話はどうなったんじゃ?といつも大発散の夢枕さん小説。下巻を読め(買え)ということかな。

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    2024年11月25日
  • 宿神 第四巻

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    かつて愛した待賢門院璋子、心の交流があった崇徳上皇、同僚で友人でもあった平清盛。彼らはみなこの世を去った。僧侶になってからも世俗と関わり歌を詠み続けた西行さんも彼らの後を追う。人が生き、亡くなるのは自然の理。

    桜の咲く満月の頃。
    自分が詠んだ歌のとおりにこの世を去った西行さんはこの世をどう感じたのだろう。
    神はそこにおわしますだけ。
    日本人の美学を淡々と描いた奥深い作品でした。

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    2024年11月10日
  • 漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 6

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    バキ外伝小説の「ゆうえんち」のコミカライズ6巻。

    開園するゆうえんち。ゴブリン春日。

    無門とゴブリン春日の戦いの6巻。ゴブリンの過去には同情する部分はあるが、悲しいということではなく狂気の引き金としての語りなので、同情なんてクソの役にも立たないのだと思います。

    格闘家としてのプロレスラーの強さ怖さの具現化ゴブリン春日。
    ただ、板垣・夢枕、両御大の作品でよく見てきたものではある。タフネスゆえのエンタメと、それを極限まで昇華させる覚悟の有無。
    何度も見てきたプロレスラーのヤバさなんだけど、何度見てもいいね、と思えるのは俺、彼らの覚悟にどこか憧れがあるからでしょうか。
    そして、攻守の順番守らね

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    2024年11月08日
  • 漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 5

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    バキ外伝小説の「ゆうえんち」のコミカライズ5巻。

    つまみちぎる黄金丸。蘭陵王訪問と黄海王。松本太山と柳龍光。
    ここから原作2巻のストーリーに入ります。やっと、というべきかどうか。原作の方でも、筆が乗ってきて予想よりも長くなりそうと言っていたような気がする。まあ、5巻で終わっているので、きっちり蹴りをつけたというところでしょうか。

    松本太山と柳龍光の戦い。アレ、時間切れ引き分けですが、続行していたら試合に勝って勝負に負けたみたいな形になっていたんじゃないだろうか。柳が敗北を知ることはなかっただろうけど、負けを認めざるを得ないというような終わり方で。
    ぐずぐずと煮え切らない精神を抱えたまま、敗

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    2024年11月08日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(下)

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    興世王の首は本物か/浄蔵/なくなった将門の首のゆくえ/蘆屋道満の意図/小野道風/平貞盛と祥仙と如月と平維時と児干/瀧夜叉姫登場/晴明、俵藤太、小野好古、浄蔵、賀茂保憲、博雅グループvs興世王、将門、瀧夜叉姫グループ/興世王の正体は予想通りの人/将門vs藤太、興世王vs晴明、見物人は道満/瀧夜叉姫が意外に怨念の人でなかった/最後は舞台を観ているような。

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    2024年10月30日
  • 漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 4

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    バキ外伝小説の「ゆうえんち」のコミカライズ4巻。

    マスター国松、柳龍光のヤクザ襲撃、謝男、ゆうえんち縁起。

    登場するたびに妖怪化が増してゆくマスター国松。このおじいちゃんはどこまでもどこまでも、気が触れているような感じで言って欲しいです。多分、一定の人気があるんだと思う。気味の悪さがとにかくあるけども、待ってましたの気持ちも一定以上あるのかな。まあ、あのマスター国松が、という一種の試金石になっているのかな。

    明治から続く「ゆうえんち」という存在。『東天の獅子』の裏側のような物語。
    どこもかしこも、夢枕獏と板垣恵介のクロスオーバーが散りばめられている。

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    2024年10月30日
  • 漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 3

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    バキ外伝小説の「ゆうえんち」のコミカライズ3巻。

    卒業式、太山一家、柳龍光とゆうえんち、神野仁と空道。

    無門が柳とゆうえんちを探している理由が、ここで明らかに。師匠の仇討ちなんです。夢枕獏作品の主人公にしては、王道主人公だ、と思った記憶があります。
    そんな無門の内にも滾るものがあるというのがわかるのは、まだまだ先。

    太山が梢江の父親というのは、外伝なのに本編のバキシリーズとの繋がりが深くなってしまうなぁ、と。刃牙の彼女ですからね。ヒロインであるし、神域だと思うんだよな彼女は。梢江の父親代行として、結婚の申し込みに来た刃牙を試す、なんて展開も夢想してしまう。向かい合って、格闘家として勝手に

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    2024年10月30日
  • 漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 2

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    バキ外伝小説の「ゆうえんち」のコミカライズ2巻。

    松本太山、磯村露風と無寸雷神、蛟黄金丸。無門の人生を彩る綾となる人物との出会い。徳川のおっちゃんも入れときましょうか。丸ごと過去篇の2巻です。

    まあ「ゆうえんち」が、過去と現在、こちらとあちらのように、語られている場面が様々に入り乱れる文章だったので、そういう巻もあるでしょうよ。
    徳川のおっちゃんの凄みの表現がなんか違うなぁ、と思ってしまった。あのおっちゃんはバキシリーズの中では比較的陽の存在だと思っているのでね。
    あのおっちゃんは、自分の体の中の押さえきれない「なにか」を飼い慣らすことと、解き放つことの狭間の熱情に悶え苦しみ、その情念を愉

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    2024年10月30日
  • 漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 1

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    バキ外伝小説の「ゆうえんち」のコミカライズ。挿絵担当していた藤田勇利亜さんがそのまま続投です。

    久我重明、ヘイヘイダンス、葛城無門登場の1巻。

    このペースで進むとなると、完結までかなりの巻数重ねることになりやしませんか。
    小説は読破済みなのでコミカライズ完結したら一気読みしようかな、と思っていたのですが、結構な数になりそうなので、都度読み進めることにします。

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    2024年10月30日