夢枕獏のレビュー一覧

  • 陰陽師 螢火ノ巻

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    陰陽師シリーズは蒼猴ノ巻以来で久しぶりに読んだ

    蘆屋道満がメインの話が今作は数多くあるのがいつもとはまた違った面白さがあった

    心温まる物語もあるが、読んだ後に物悲しくなったり、世の無情さを感じたりする物語があるのが魅力の1つだと思っている

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    2023年07月25日
  • 漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 1

    無料版購入済み

    漫画で読むとなんだか

    獏先生の原作でも
    リアル系よりスーパー系だなこれは
    そんな世界観でもプロレス好きだね先生
    板垣作品でないのに板垣作品っぽい

    #ダーク #笑える #ドロドロ

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    2023年07月12日
  • 陰陽師 水龍ノ巻

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    青疱瘡、赤舞瘡と伝染病が絡む話が入っている。
    特に赤舞瘡から逃れようとする「秘帖赤舞瘡・陰陽師 赤死病の仮面」は、人の愚かさと共に、対抗手段を持たない伝染病対応の難しさを感じさせられた。
    今回も、執着心が鬼を呼ぶ。

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    2023年07月02日
  • 陰陽師 水龍ノ巻

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    いつも晴明の庭で季節をゆったりと描写してからの入りが少なくて残念。そこから「ゆこう」「ゆこう」となって不思議な魑魅魍魎の世界が広がる流れが好きなんだけど…。
    あとがきで漫画の話をされてたけど、私は岡野玲子さんの「陰陽師」の方が好きだなぁ。

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    2023年06月11日
  • 大江戸火龍改

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    夢枕獏大先生の新シリーズ
    続編が出たら登場人物に更に深みが出て面白くなっていくのだろうな、と思われます。

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    2023年05月24日
  • 大江戸釣客伝(下)

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    生類憐みの令のため、釣りに行けず悶々とする主人公たち。そんな中、釣りに行って、捕まり島流しになる朝湖。悲しみにくれる其角。一方で松の廊下事件、さらに赤穂浪士の討ち入りが起こり、義父・吉良上野介を失う采女。激動の元禄の中、釣りを愛した男たちの物語。見方が変わると吉良上野介は善、浅野内匠頭は悪だった。

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    2023年04月30日
  • 大江戸釣客伝(上)

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    江戸元禄時代、釣り好きの旗本・津軽采女、絵師・多賀朝湖そして俳人・宝井其角の話。将軍・
    綱吉や水戸光圀、吉良上野介も登場。悪法『生類憐みの令』が発布されて、釣りが禁止に、、、前編終了。

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    2023年04月23日
  • 大江戸火龍改

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    帯にもあるように、江戸版陰陽師。晴明もいるし、蘆屋道満もいる。脇役が多いから、これからどうなっていくかなー。
    あとがきに笑った。そんなに釣り大事⁉︎

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    2023年04月16日
  • 月に呼ばれて海より如来る 〈新装版〉

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    登山家・麻生誠は、現地政府の許可を得ない違法なアタックでヒマラヤの霊峰・マチャプチャレに挑む。猛吹雪に襲われ、友の生命と自身の指五本を犠牲にしながら頂上を目指した麻生が目にしたのは、煌々とした月の光に照らされた巨大なオウムガイの化石だった。
    なんとか下山して帰国した麻生は、オウムガイに異常な執着を見せるようになる。連日通う水族館でオウムガイを担当している布引と交流するようになり、布引からオウムガイにまつわる様々な奇譚を聞き、さらにオウムガイへの興味を深める麻生の身に、やがて不思議な出来事が降りかかる・・・。

    事前に知ってはいたんですけど、こちらの想像以上に突然、本当に突然、話が終わります。ブ

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    2023年02月04日
  • 陰陽師 飛天ノ巻

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    草の繁る庭を眺め酒を飲み交わしながらゆるゆると流れる2人の会話が良い。平安の情緒趣きと、美しく妖しい晴明と実直な笛の名手博雅のキャラが立っている。平安時代なら、鬼、怨念、地脈、このような怪異もありそうな気がする。小町の最期が印象深い。
    「では、ゆくか」
    「おう」
    「ゆこう」
    「ゆこう」

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    2023年02月02日
  • 月に呼ばれて海より如来る 〈新装版〉

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    読み始めは、山岳小説と思ったが、第一部の後半からは伝奇小説に。第二部でどう展開するのかと期待したところで、終わった。第二部江戸編が大江戸恐竜伝につながっているということなので、読み直そうと思うが、それでもやはり続きを書いて欲しい。

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    2023年01月29日
  • ヤマンタカ 下 大菩薩峠血風録

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    少年漫画にありがちな、無理に(登場人物たちは無理にと思っていないようだが)戦いの場面を作っては仕合う感じの展開。
    あまり戦い好きではない自分からすると、さっぱり理解できない。しかし、戦闘シーンが軸(多分)なので、読んでいて面白さを見出しにくい。
    伏線などもちゃんと回収しているので良く出来ているとは思うが、戦闘バランスがおかしく、すっきりしない。
    大菩薩峠という元ネタの小説があるらしいのだが、別に読んでみたくはならない。

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    2024年04月10日
  • 陰陽師 鼻の上人

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    絵物語に適した題材、陰陽師らしい筋立て。そして、陰陽師の時代の雰囲気を感じさせる挿し絵。 挿し絵画家追悼の百冊目。

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    2023年01月22日
  • 鳥葬の山

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    「夢枕獏」の短篇集『鳥葬の山』を読みました。

    「夢枕獏」作品は6年前に読んだ『神々の山嶺』以来なので久しぶりですね。

    -----story-------------
    都内で小さなデザイン事務所を経営する「夏木」は、あくせく働く日常の代償に、二週間の休みをとり、チベットで過ごすことにした。
    ラサの町でハゲワシに人間の死体を処理させる鳥葬を見ることができると聞き、「夏木」はその場に立ち会った。
    以後、毎夜夢に現われる奇怪な光景の謎。
    表題作以下、『羊の宇宙』『渓流師』『超高層ハンティング』等の「夢枕」ワールド八篇。
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    おどろおどろしい作品から、S

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    2023年01月21日
  • 陰陽師 鼻の上人

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    村上さんも随分長いこと、陰陽師の挿絵を描かれてるなぁと本を手に取って思っていたら、昨年亡くなられていたとは。
    この飄々とした感じのイラストはもう見られないのか、と思うととても残念です。

    それにしても鼻にそんなに異物が混入してたら大変だったろうな、和尚さん。毎回踏むほうも大変だ。

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    2023年01月19日
  • 秘帖・源氏物語 翁-OKINA

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    ★3.5
    光源氏と蘆屋道満が一緒に謎解き。その答えはわたし的にはアレ?感があったが、続きが気になって引き込まれるタイプのお話である。

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    2023年01月15日
  • 陰陽師 鼻の上人

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    芥川龍之介の鼻のパロディの話。
    博雅の演奏シーンが音が聞こえてくるような、ゆったりとした雰囲気が伝わってくるようだった。

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    2023年01月14日
  • 陰陽師 鼻の上人

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    陰陽師絵物語の四冊目「鼻の上人」。
    四冊目というものの、他の絵物語持っていないや。どこかで買い求めるのか、求めないのか。それはそのときどき次第ということで。

    妙法寺の僧、善智内供の悩みは顎の下まで垂れ下がる長い鼻。悩みを抱える僧の前に蘆屋道満が現れて、という物語。

    この長鼻の僧侶の話って、どこかで読んだ気がするけど思い出せない。元ネタを知っていると思うのだけど、どこだっけ?小坊主が食事の際に鼻を持ち上げて、の絵を見た気がするので、どこかで漫画見たと思うんだけどなぁ。思い出せない。

    村上豊さん追悼の一冊となりました「鼻の上人」。
    昔話の素っ頓狂な部分と、綺麗な場面が魅力的な絵を描く人であり

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    2023年01月04日
  • 陰陽師 飛天ノ巻

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    ずいぶん前に見たのであまり覚えていないが、博雅が笛を吹き始めた!しかも晴明がとんでもないことを言ってたwww忘れてもわかるくらい面白い一冊だ

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    2022年12月08日
  • 陰陽師 女蛇ノ巻

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    陰陽師の十六巻「女蛇ノ巻」。

    「さしむかいの女」冒頭でいつになく恋話に話を咲かせる晴明と博雅の二人。なんかいちゃいちゃ度が増しているように思えます。基本、陰陽師は二人のいちゃいちゃから始まることがほとんどですが、今回は微笑ましかった。博雅を称して「自然の人」というのは、こういう純粋な面があるからでしょう。

    「狗」と「にぎにぎ小納言」がよかった。というか怖い。
    祟りの怖さがあった二つ。「狗」の方は多弥子になんの落ち度もないのが、祟るという執着の強さを感じてしまって怖い。どちらも肉親の情が強いからこその怪しき事。
    情の強さは強さということか。
    「つよさ」で「こわさ」と読むのは、表裏一体が事実で

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    2022年12月04日