夢枕獏のレビュー一覧

  • 陰陽師 酔月ノ巻

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    季節がうつろうう美しい晴明の屋敷の庭
    その庭を眺めながら酒を酌み交わす晴明と雅博
    そこに、晴明への頼み事が持ち込まれ、その解決のため
    「ゆこう」「ゆこう」と二人連れだって出かける。

    その形式で変わらぬ雰囲気を感じさせながら、
    妖という形を持つにいたった、人の妄執が描かれる。

    それにしても、人の妄執は尽きないねぇ。

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    2015年01月17日
  • おにのさうし

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    ネタバレ

    鬼譚草紙のタイトル変更。鬼にまつわる平安時代のエピソードで、ほぼ陰陽師の世界観と同一であるが、本来絡まないはずの、小野篁が道満と絡んだり、葉二つのエピソードなど、陰陽師ファンにはたまらないだろう。

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    2014年11月16日
  • おにのさうし

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    人は執着し、鬼になる。
    男女の執着があやかしを近づける。
    芸への執着が鬼に近づく。

    鬼を描くことで、物語は哀しいが重くならずにすんでいるのかもしれない。

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    2014年11月02日
  • おにのさうし

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    表紙の絵と獏さんということで、陰陽師かと思ったら、違ったけど、ほぼ同時代の鬼と才ある人にまつわる話の短編集でした。
    妖艶で薄暗い話ばかりでしたが、面白かったです。最後の小野篁の話が良かった。

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    2014年11月01日
  • キマイラ7 涅槃変

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    ネタバレ

    間違って先に8巻を読んでしまっていたので若干ネタバレっぽい状態からの読み始め。
    九鬼と大鳳の関係性が良かった。相反する立場なのだけど、お互いが唯一だとも思っていて、みたいな。どうやら九鬼もすべてを掌握している訳ではないということが明らかになってきたので、そのうち共闘する場面なんかも出てくるんじゃなかろうか。ちょっとTOAのルークとアッシュ的な感じ?先が楽しみ。 

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    2014年10月14日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

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    面白いには面白いんだけど、陰陽師と設定が被りすぎていて、あれほどひきこまれない。ワトソンのキャラが辛うじて違うが、一巻では逸勢さほど活躍せずー2巻以降に期待。

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    2014年10月08日
  • 荒野に獣 慟哭す 5 獣神の章

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    うわぁ。こういうラストなんだ…残念。

    シリーズ最終巻。メキシコのジャングルで繰り広げられる血で血を洗う凄惨な闘い…

    前半は先の四巻のおさらいで、おさらいが終わっても、なかなか物語が展開しない中盤を経て、後半は慌てて風呂敷を畳むかのような感じだった。

    ハッピーエンドでも、バットエンドでもない、どこかスッキリしない完結編。

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    2014年09月18日
  • キマイラ8 鳳凰変

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    ネタバレ

    ある意味進展、かな?
    巫炎は菊地のような思考回路の人間で、獣の本能が強い人間なんだろうと思っていたのに、予想以上に理性的でビックリした。キマイラを飼ってる中で一番のキーマンになりそうな感じだな…。

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    2014年09月15日
  • 黄金宮1 勃起仏編

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    面白いよ、面白いけど、他の獏さんの本と差別化されていない...
    読むと思うけど、主人公の地虫 平八郎の説明なんかはサイコダイバーの毒島獣太と同じ感じww
    どっちが先か分からないけど、アイデアは同じなんだろうなぁ~と思った。

    しかし、副題が勃起仏ですからねぇ。本屋で買う時少し恥ずかしかったのを覚えてます(^_^;)

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    2014年08月19日
  • 幻想神空海

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    2.7かな。面白いところは面白いが、個人的嗜好に偏った思い込みや小説的想像が多過ぎるので。散らばってる感じだし。

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    2014年08月17日
  • 陰陽師 玉手匣 4巻

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    4巻は酒呑童子討伐の続き。安倍晴明・源博雅一行とは別に、源頼光とその四天王たちも討伐に向かう。
    あいかわらずフリーダム過ぎる展開&演出だけど、今回は比較的わかりやすかった。酒呑童子という馴染みのある話だったからかな。討伐の顛末は5巻へ続く。

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    2014年08月15日
  • 秘帖・源氏物語 翁-OKINA

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    源氏物語ってより、安倍晴明の別バージョンみたいだったなぁ。

    キリスト教がでてきたり、ちょっと難しいかったっちゃ。

    六条御息所の生き霊の話かと思ったけど、入り口はそれだけど、結論はだいぶと違いました。
    源氏物語はそこまで外さないで生かしてほしかった。

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    2014年08月13日
  • 陰陽師 8巻

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    ネタバレ

    雨乞いのために若狭の鵜の瀬から吉野の天の川まで北斗七星の柄杓の形をひっくり返すような形で聖なる水に浸した瓜を持って水の霊地を回る晴明さんと博雅さんの旅。
    カラカラに渇いた大地を潤すための旅は、帝の勅使としての公的なものと言うだけではなく、個々の魂の浄化の旅でもあったみたい。

    天から雨が降りてきたとき、晴明さんの心は浄化され、真葛ちゃんの体は女性として目覚めました。
    ……ってことは、真葛ちゃんが晴明さんの命をつなぐ役をきっと担うんだろうな~。

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    2014年08月12日
  • 陰陽師 4巻

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    まんが『陰陽師』の4巻。
    絵は上手だし、独特の世界観があるよね。
    「優しさや素朴さは鬼にとって恐ろしいものなのだ」
    「優しくされたり約束を守られたら相手を怨むことができなくなるだろう」
    この晴明さんのことばは、人間関係を築く参考になりそうだなぁ!

    しかし、このあと何度も出てくる「白比丘尼」さんの話が、作者はわかっていても読者にはかなりの説明不足。
    自己満足な作品になっていてとても残念。

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    2014年08月11日
  • 陰陽師 玉手匣 1巻

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    全13巻の『陰陽師』は最後のほうがドン引きだったけど、こちらはまぁそれなりに…って感じで楽しみました。

    平安時代のお話なんだから、あまり変は和製英語とか使って欲しくないんだけどね。
    自分が持っている『陰陽師』の世界観が壊れるから。

    夢枕さんの原作どおりのものを岡野さんの絵で見られるのが一番なんだけど、それは岡野さんの性格からしてムリのようです。

    このシリーズから獏さんが「原作」ではなく「原案」になっていました。
    しかし、よく新シリーズを許したなぁ…。

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    2014年07月16日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    安定のマンネリで、読むたびにいつでも晴明と博雅の二人と同時代にいるような気がします。
    端からこの二人の有様を見届けている感覚。
    まるで、蜜虫たちのような式神にでもなってしまったかのようです。

    マンネリという否定的な言葉が、褒め言葉になるという珍しい現象。

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    2014年06月22日
  • 陰陽師 太極ノ巻

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    痴情のもつれがないだと? 読み終わっていの一番の感想がこれです。
    散々男女間の問題で鬼に、いう展開を基本に作品が成り立っていたように考えていたので衝撃でした。
    考えてみれば、もめ事なんて理不尽、不条理が大多数ですもんね。そう考えれば痴情は三番手。

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    2014年06月03日
  • 腐りゆく天使

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    延々と、しつらこーく続けていくのが夢枕獏の持ち味だし、おもしろくないことはないのですが、ネタ的に、短編のネタだなぁと思います。

    まあ、もとの短編を読んでいるからそう思うのかも。別に、短編を長編に焼き直すのは、わるいことではないと思っていますが……。

    じゃあ、なんで、この死体は、こんな力(?)を持っていたのだろう?
    他の死体とは、いったいどこがちがったんだろう?

    という疑問は、残ってしまいます。

    でも、イメージは、すごい。
    それから、詩で、そういうもやもやしているものを召還していくすがたも、けっこうすごかったです。

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    2014年05月30日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三

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    ネタバレ

    この人が裏切っていて、まさかのあの人があの人で…
    阿倍仲麻呂や高力士の手紙によってだんだんと明らかになっていく真相。過去の事件と現在の事件が少しずつ繋がってきています。
    かつての宴を再現して、何が起こるのでしょう…!最終巻が楽しみです。

    逸勢の素直なところに本当に癒されます。空海が逸勢に仏法、密法について語る場面が好きです。逸勢のように私もわかったようなわからないような気分になりました。
    空海が超人すぎて、ちょいちょい逸勢はプチ劣等感に悩まされますが…、遣唐使として唐に来ている時点で逸勢は十分優秀なはず…!笑

    それにしても、宮廷で生きていくことの尋常でない大変さ…怖すぎます。

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    2014年05月27日
  • 陰陽師 生成り姫

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    正直言うとガッカリ。
    すでに短編として発表された短編の生成と物語の主人公である安倍晴明、源博雅のやっぱり読んだことのある紹介文でページを稼いだような長編作品でした。
    既刊のまとめが大半って長編としてどうなのよ。とツッコみたくなる。

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    2014年05月26日