夢枕獏のレビュー一覧

  • 呼ぶ山 夢枕獏山岳短篇集

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    時代伝奇物がメインの夢枕が、山岳短編集というので気になって読んでみたが・・まぁ、こんなもんかなってレベル。特に面白くはないが、暇つぶしにはなる。ただ、第二巻があっても読まないなぁ~(笑)
    最初の「深山幻想譚」で、もしかしたら前に読んだのかなって内容。ただ、似た内容のは時代物だったと思うから、夢枕の焼き直し作品かな?後は暗いし、読むのに疲れる感じが多かった。まぁ、山岳だと基本地味だしねぇ~

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    2018年01月06日
  • エヴェレスト 神々の山嶺

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    ネタバレ

    1000頁をこえる作品。構想から20年、書き終えるまで3年。筆者をしてすべてを出し切ったと言わしめる、直球、ド・ストレートの作品。大作なんだろう。

    命を懸けてエヴェレスト登攀にかける男たち。冬山の圧倒的な臨場感。何故山に登る?それは何故生きるという問いかけと同じ。答えは山にもない。
    実在する伝説の登山家をモデルに書かれた物語は、羽生丈二の山に対峙する姿勢、厳しさ、孤独が余すところなく描かれ、読んでいるこちらまで凍死しそうな勢い。ライバルとして描かれる天才クライマー長谷部もまた素晴らしい。

    ただ、残念なのはカメラマン深町。
    主人公なんだけど、彼だけはフィクションであり、モデルとなる人物はいな

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    2018年01月06日
  • 上弦の月を喰べる獅子(下)

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     ビックバン以前、インフレーションその先にある多元宇宙(マルチバース)論に本書は言及しているのだろうか、一神教的、神の存在などについてよりも、仏教世界の「無」を通じて宇宙の真理を解き明かそうとする試みであった。実験的な小説と言える。読んで楽しめる方をあえて、スピリチュアル好きと断定してみる。

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    2017年09月19日
  • 陰陽師 螢火ノ巻

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    最新刊?なのかな。
    相変わらずの晴明・博雅コンビの安定感と芦屋道満大活躍の回。確かに晴明たちを京都から連れ出すのはページ数使いそう。

    それにしても晴明さんの鍼は大分雑だな、とか思いました。が、結果オーライなのか。星を呑んだ、というお話が好きでした。

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    2017年06月26日
  • 陰陽師 螢火ノ巻

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    晴明と雅博が年齢の話をする。作者の心情を反映したものか?
    そろそろ、陰陽師シリーズも最終盤なのかもしれない。

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    2017年06月18日
  • 陰陽師 螢火ノ巻

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    面白いけれど・・・
    老成したというか、無難になったというか。
    悪く言えば焼きが回った・・・?
    どろどろした良さ、不気味さ、生臭さが全く無くなった。
    全てを受け入れる悟りの境地が作品全体に漂っている。
    面白いんだけど・・・

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    2017年06月13日
  • 空海曼陀羅

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    9人が描くそれぞれの空海。中でも松岡正剛、清水義範、荒俣宏が面白かった。松岡正剛がいうところの空海と丹生(水銀)について、『空海の夢』を読んでみたいと思った。

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    2017年05月27日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

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    会話のやりとりは、ほぼ陰陽師
    なんだか、長く盛り上がりにかけるため冗長に感じてしまう。一巻で、猫の話は完結しといてほしかった。
    空海蔵はすごくいいですね。世界に誇れる人間力を、底の見えない感じがよく現れる。

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    2017年05月22日
  • 秘帖・源氏物語 翁-OKINA

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    光源氏外伝的な。光の君の妻、葵上がもののけに憑かれてしまう。懐妊中でもあり、日に日に弱っていく妻を救うために、光の君は奇妙な老人方士の蘆屋道満に助けを求める。

    陰陽師シリーズにもよく出てくる蘆屋道満が光の君ともののけの正体を探ります。
    光の君は幼い頃からもののけが見え、奏でる音楽には霊力(のようなもの?)が宿る、と言う設定。
    古今東西の神やらもののけやら出てきてなかなか楽しめました。

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    2017年05月21日
  • SF JACK

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     SF界隈での著名人・新人引っくるめてのアンソロジー集です。SFにはあまり馴染みがなく、フィリップ・K・ディックは好きですがそれもアニメ『PSYCHO-PASS』の影響で最初からというわけではなかったので、慣れる、と言うか、映画は好きなんですが小説はなかなか食指が伸びず、アンソロジーならまだ読めるかな?と言う気持ちで購入しました。
     冲方丁さんは、『マルドゥック・スクランブル』を読んでいましたし、新井素子さんは名前くらいは聞いたことがあるなあ、『グリーン・レクイエム』は読んだっけな、夢枕獏さんは『陰陽師』だなあ、とか。
     個人的に好きなのは宮部みゆきさんの作品。ロボットとの哀愁漂う感じが好き。

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    2017年05月14日
  • 陰陽師 飛天ノ巻

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    晴明の雑木林のような庭が季節の移り変わりを描写している。藤原兼家などまた有名な人物がちらほら顔を出し、どこまで本当かはわからないけど面白い。特に兼家が通っている女房は、もしかして、あの超有名な日記を書いた人かしら?と連想してしまう。

    全編を通して源博雅の人柄が忍ばれ、すっかり博雅様のファンになってしまった。

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    2017年04月20日
  • 陰陽師 蒼猴ノ巻

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    20170312 久しぶりに読んでみた。奇譚集になってたので少し違和感があったけど、かんがえてみれは短編集なのだから当たり前か。

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    2017年03月12日
  • 陰陽師 太極ノ巻

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    最近、頭をフル回転させながら読む本ばかり読んでいるので、ちょっと息抜きに♪
    安定の楽しさ面白さで良いリフレッシュになりました^^
    著者があとがきで「いつ、誰がどこから読み始めても、いつもの風景が広がっている」と書いていましたが、この型通りの展開が『陰陽師』の何よりの魅力だと感じます。
    どの本を手にとっても、どこのページを開いてもそこには晴明と博雅が仲良く座している・・・
    この安心感がいいなと♪

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    2017年01月12日
  • 陰陽師 玉手匣 1巻

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    陰陽師安倍晴明と、使いや家族、友人たちの不思議な日常を描く。

    淡い流麗な絵が特徴的。
    1話完結で読みやすい。
    お茶目なキャラもいてよし。

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    2017年01月04日
  • 神々の山嶺 上

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    深町がカトマンドゥで見つけた古いカメラ。
    フィルムが見つかれば山岳史上大変な発見となるかもしれず、それを追う深町と、行方知れずの日本人クライマー羽生の実人生が重なるまでが上巻。

    ちょっと長い…。
    エンタメ小説だし高峰登山の描写や羽生の半生は少し削っても良かったように思います。
    実在の、しかも突出した才能をモデルにする加減の難しさは痛く感じました。
    羽生がK2を下山したエピソードや羽生についてクライマー達が寄せた(どこかで読んだ)コメントの部分もちょっとやりすぎな印象でした。

    実在の登山家をモデルにするのはそこそこにして、思い切りエンタメ方向に舵を切れば良かったのじゃないかな。

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    2016年11月11日
  • 神々の山嶺 下

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    長い…。

    夢枕作品は初めて読みましたが、どのテーマでもこんなに長く語り調が続くのでしょうか。
    小説でもルポでも描く対象との一定の距離が必要になると思うのですが、触れるのが剣呑なほど先鋭的な人間を描く場合は特に距離を意識しないとならないと思います。
    羽生がいくらすごい人間でも深町がすごいすごいと騒いでは興ざめです。
    彼の感情の揺れがいちいち安っぽく感じられて下巻後半部分は白けてしまいました。
    高峰登山を描くには余計な言葉はいらないなと痛感します。
    エンタメ部分と登山部分の温度差にも違和感があり、なじめない物語でした。

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    2016年11月11日
  • ものいふ髑髏

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    エッセーのようなフィクションのような不思議な語り口。読み始める前は構えていたけど、意外にも読みやすかった。

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    2016年10月29日
  • 陰陽師 蒼猴ノ巻

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    このシリーズを初めて手にしてから10年近く。
    晴明と博雅の関係性も、彼らの周辺で起こる怪異の類も、少しずつかたちを変えて穏やかなものになってきた。

    自分自身はどうだろう、とつい思う。

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    2016年10月26日
  • 陰陽師 蒼猴ノ巻

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    最新刊…なのかな?
    ポコポコ叩かれて霧を吐く蝦蟇ってちょっと可愛い。
    何気に二回も登場している辺りが愉快。

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    2016年10月18日
  • 陰陽師 酔月ノ巻

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    晴明と博雅のいつものやり取り、いつ読んでも良いなぁと思います。
    道満と晴明のやり取りも好き♪
    そしてそして、今回は道満が中心の物語があるのも嬉しいところ。
    道満は悪役に徹していることも多いけれど、本当は優しい心を持っているというのが良く出ている話が多くて良かったです!

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    2016年09月13日