夢枕獏のレビュー一覧

  • 花歌舞伎徒然草 はなのかぶきよもやまばなし

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    2021-07-07
    正直、こういう本はこまる。舞台が観に行きたくなってしかたなくなる。地方住の悲しさよ。

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    2021年07月08日
  • 蘊蓄好きのための格闘噺

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    今まで全く格闘技に興味がなかったので、読めば興味を持てるかなー?と思ったが、残念ながら何も響かなかった。
    人には、如何ともしがたい向き不向き、興味の有る無しが
    あるらしい。
    映画や漫画などの格闘シーンが長々と入るのは、ただの時間稼ぎかと思っていたが、実際に需要があるということだったのか。認識を改めざるを得まい。

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    2021年06月15日
  • ものいふ髑髏

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    数年前迄、お盆休みに国立演芸場の中席で歌丸師匠の「牡丹灯籠」や「真景累ケ淵」を聴いたものだ。
    語りに引き込まれて、本を読んだのだった。
    『ものいふ髑髏』は宝井馬琴師匠との事だが、是非伯山師匠にお願いして聴いてみたいものだ。

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    2021年05月25日
  • 陰陽師 飛天ノ巻

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    平成という時代と陰陽道に惹かれてこの作品を手に取る。安倍晴明と源博雅のコンビは小気味良い。話の端々に方位や占星の知識が入ってきて興味深い。

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    2021年05月22日
  • 鳥葬の山

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    初めの何話かは入り込めなくて合わないと思ったけど、後半は凄く好きだった。
    特に「羊の宇宙」はぶっちぎりで好きだ。美しい。

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    2021年05月16日
  • 獅子の門7 人狼編

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    いくら夢漠でも、これはないんじゃない⁈
    毎回、主要人物を誰かが待ち伏せしていて喧嘩がはじまる。その繰り返しばかり。
    重明がいやに分別臭くなっているのもどうなのかな?
    最終巻のトーナメントに期待をしよう。

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    2021年05月05日
  • 幻獣少年キマイラ

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    ネタバレ

    体の内側にキマイラという怪物を飼う人物が、「徐々に身体と精神を侵され自分でなくなる」という問題を抱えつつ過ごすお話。

    漫画のようなバトルシーン多めの展開の早さでパーッと読めましたが、下ネタ多めなのがビックリでしたww

    夢枕獏さんの作品を初めて見たのが映画『エヴェレスト 神々の山領』で、非常にシリアスな話というイメージが強かったせいもあるかも。

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    2021年04月18日
  • 獅子の門4 朱雀編

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    彦六と重明は拳を交える。
    どちらが本当に強いのか?
    そして若者達の決着は?
    闘いバカのストーリーはまだまだ続く。

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    2021年04月15日
  • 黒塚 KUROZUKA

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    世紀末系吸血鬼風味記憶喪失グロバイオレンス。
    こっち系はキャラで押すべきかと思うが、濃いようで薄い。
    記憶喪失設定だから仕方ないのかもしれないがクロウはふわっとしていてキャラが薄い。
    黒蜜の良さもイマイチわからない。
    九遠がちょっと好きだったけど、最後の方は小物感バリバリに。

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    2021年04月08日
  • 牙鳴り

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    鳴神、猪狩、銀二。キャラクターの個性が強くて好き。
    野蛮な描写が好きな自分にはたまらない。
    抑えつけようとするモノと、抑えられないモノ。
    そんな熱いモノに誰しも気付いたことがあるはず。

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    2021年03月15日
  • 蘊蓄好きのための格闘噺

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    格闘技に関するエッセイや本をたくさん書いている夢枕獏さんの格闘技エッセイ。
    古代オリンピックの背景には戦争があり、肉体的に優れた人を育てる意味合いもあった、など興味深い内容がたくさん書かれていた。

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    2021年02月11日
  • 小説 ゆうえんち -バキ外伝- 1

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    バキの世界観に夢枕のキャラクターを贅沢にぶち込んだ、格闘小説。
    どちらのファンも納得できるようなよくできた内容です。
    割合一般的な格闘技から入っていくのも好印象。
    前書きで、早いところちゃんと終わらせるみたいなことを書いているけれど、秋田書店が飽きる前にちゃんと終わらせて欲しいものです。
    で、別のキャラクターを立てた続編を。(^^;

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    2020年10月12日
  • 神々の山嶺 1

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    「メイドインアビス」のつくしあきひとの仕事部屋を取材するYouTubeで、つくし卿がお勧めしていた。
    確かにすり鉢状のアビスは、ダンテ「神曲」や本作の山や岩やを思い出させる。
    深町がミステリー的に迫っていく、羽生、岸、長谷たち。

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    2020年10月11日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四

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    中国唐の時代、空海、玄宗皇帝と楊貴妃、仏密…。
    いろいろと調べて18年かけて完結されたお話だけど、やはり『陰陽師』の別バージョンにしか見えませんでした。
    わかったようなわからないようなベタな雰囲気小説。
    シンプルな分で行間からその場の風景、香り、大気の湿りまでも感じさせてくれる文章は流石でした。
    でも1回読んだらもういいかな。

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    2020年10月08日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ二

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    唐の時代。
    楊貴妃の死の秘密にまつわる怪異について空海が切り込むお話だけど、本当に『陰陽師』そっくりなムード&登場人物設定です。

    話の内容は面白いし、文章は味があるし、『陰陽師』で「呪」について晴明が話すように言葉の大切さとそれに振り回される人間の弱さなども描いていてリズムも良いのだけど、なんで全く『陰陽師』と同じようなことをやっているんだろう…という違和感がぬぐえない。

    角川の完全総指揮で『陰陽師』みたいな映画が作りたいとか大人の事情でもあったのかな?
    どうせ同じなら『陰陽師』でこれくらい規模が大きい日本での話を読みたいと思ってしまって、どうにも入り込めません。
    先に映画を観ちゃったから

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    2020年10月04日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

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    映画を観たときも思ったけれど、
    空海≒安倍晴明
    橘逸勢≒源博雅
    平安京≒長安
    という感じで、どうしてここまでそっくりなキャラにしちゃったんだろう…と内容に没頭できない『陰陽師』のパラレルワールドにしか思えない物語。

    文章からその場の土のにおいや空気の振動までも感じさせてくれる作者さんなので、せっかくならば空海が優秀な単細胞、橘逸勢が案外しっかり者とシャーロック・ホームズ的な組み合わせにしても良かっただろうに…。

    話のテンポもちょっと遅いかなぁ…。
    むしろ『陰陽師』ならこのテンポに味があるんだが…。

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    2020年10月02日
  • 神々の山嶺 下

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    後半は
    カメラマン深町は登山家羽生を追い、とうとうエベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂を目指す
    深町はどこまでついていけるのか…
    それなりにトレーニングを積んだが、もちろん天才クライマー羽生とは比較にならない
    羽生は8年間もかけて入念に準備をしてきたのだ

    尋常ではない緊迫感がひたすら続く
    氷塊、クレバス、雪崩、落石、垂直の岩壁…、凍傷、強風による低体温症、どんどん酸素は薄くなり、高度障害が出始める
    読んでいるだけで苦しくて辛い
    (軽い高山病の記憶がよみがえる そんな時でさえも、食事は喉を通らず、頭痛と吐き気がし、筋肉が鉛のように動かなくなる
    次の一歩を出すのに使うエネルギーが足りず辛い この

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    2020年09月08日
  • 神々の山嶺 上

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    田部井淳子さんをモデルにした小説「淳子のてっぺん」からエベレストづいた流れで読むことに

    アクの強すぎる伝説の男が、登山家としては既に峠を越した年齢でありながら、前人未到の「エベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂」に挑む(わかりやすく言うと、南西壁はエベレストの超難関登山ルート、かつ冬に酸素ボンベを持たず、さらにはシェルパなしの単独での登頂…あり得ない…)
    ひとことで言うとこんなストーリだ

    主人公のカメラマン
    40歳、独身、カメラで食っていけるのか…という生活
    恋人との不幸な別れをし、エベレストへカメラマンとして挑戦するも、仲間の死という不運に見舞われる
    何もかも捨ててしまいたいほどの脱力状態

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    2020年09月04日
  • 陰陽師 飛天ノ巻

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    ネタバレ

    博雅の目線での花や月等の自然描写が柔らかく、風流です。
    そして博雅の人の好さが出ている巻だと思います。それを晴明に言われてもピンとこないところも人の好さが表れていて微笑ましく思います。
    『今昔物語』の話が出てきますが、似たような話はあっただろうなと思います。やるせない結末も博雅の優しい心持ちに救われるような気がします。

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    2020年08月09日
  • ヒマラヤ漂流 『神々の山嶺』へ

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    ルクラの飛行場 雪の中のヒマラヤンゴート 此処にはワビとかサビとか、日本的な情緒も湿り気もない。生身の、汗や血を持った神々や仏が、人間や動物達と同じ地上で生活しているのである。 何か神秘的な叡智がその山羊に宿って しんしんと、狂おしい宇宙の静寂が、地上に降りてくる。 想え 

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    2020年06月27日