夢枕獏のレビュー一覧

  • 神々の山嶺 上

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    田部井淳子さんをモデルにした小説「淳子のてっぺん」からエベレストづいた流れで読むことに

    アクの強すぎる伝説の男が、登山家としては既に峠を越した年齢でありながら、前人未到の「エベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂」に挑む(わかりやすく言うと、南西壁はエベレストの超難関登山ルート、かつ冬に酸素ボンベを持たず、さらにはシェルパなしの単独での登頂…あり得ない…)
    ひとことで言うとこんなストーリだ

    主人公のカメラマン
    40歳、独身、カメラで食っていけるのか…という生活
    恋人との不幸な別れをし、エベレストへカメラマンとして挑戦するも、仲間の死という不運に見舞われる
    何もかも捨ててしまいたいほどの脱力状態

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    2020年09月04日
  • 陰陽師 飛天ノ巻

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    ネタバレ

    博雅の目線での花や月等の自然描写が柔らかく、風流です。
    そして博雅の人の好さが出ている巻だと思います。それを晴明に言われてもピンとこないところも人の好さが表れていて微笑ましく思います。
    『今昔物語』の話が出てきますが、似たような話はあっただろうなと思います。やるせない結末も博雅の優しい心持ちに救われるような気がします。

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    2020年08月09日
  • ヒマラヤ漂流 『神々の山嶺』へ

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    ルクラの飛行場 雪の中のヒマラヤンゴート 此処にはワビとかサビとか、日本的な情緒も湿り気もない。生身の、汗や血を持った神々や仏が、人間や動物達と同じ地上で生活しているのである。 何か神秘的な叡智がその山羊に宿って しんしんと、狂おしい宇宙の静寂が、地上に降りてくる。 想え 

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    2020年06月27日
  • ものいふ髑髏

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    面白かったです。
    静かにゾッとするお話から、悲しいおかしみのあるお話、古典のような怪談まで様々、楽しみました。
    「びくいしとい」「真言士」「安義橋の鬼、人をくらふ(漢字が出ない…)語」が好きでした。
    「びくいしとい」、淡々と恋人を解体していくのがいい、と思っていました。あとがきを読んで、最後の一文から最初に向かって再読してみましたが一粒で二度美味しい…また楽しめました。
    真言士は、プンツォクに本当に能力があったのかどうか分からなかったけれどおもしろかったからいいや!というあっけらかんとした感じが良かったです。

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    2020年06月08日
  • 陰陽師 酔月ノ巻

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    浮気をしたひこ星を牛にのって地上に探しにきた織姫星の話「牛怪」
    年老いて夜叉になってしまった母とそれに食われそうになる息子たちの話「夜叉婆ぁ」 他。
    一つ一つは興味深い話だったが、強烈に惹かれた話がなく星3で。

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    2020年05月28日
  • 陰陽師 12巻

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    『安倍晴明 天の球を得ること』で晴明に子供が誕生。子守り歌のように陰陽道のことなのか、天地の理とか数字の話を乳飲み子に話しかける姿が微笑ましい。真葛のお腹の中にいる時から胎教してた模様。この子の将来が楽しみ。しかし、新造内裏で射覆をする晴明の身に何か大きな試練が待ち受けているようで、緊張感がみなぎってくる。晴明が無事でありますように。
    エジプトの挿話が頻繁に出てくるけど、どういう意味があるのか分からない。時空を超えてリンクしている内容があると言いたいのだろう。
    頭で理解しようとしても出来そうもないので雰囲気で把握することにします。次の巻最後まで読めるか心配。

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    2020年05月12日
  • 陰陽師 11巻

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    『安倍晴明 竜宮の宝玉を得ること』『キョーフの真葛サマ絵巻』『安倍晴明 温明殿の霊剣を修理すること』『安倍晴明 闇に懐胎すること』『安倍晴明 闇を解くこと』『賀茂保憲 高雄山にて霊剣を修理すること』盛りだくさんで、分厚くて本を持つ手が痛くなりました。内容は人の世界のことではなく神や魔物の領域のことであるせいか頭で理解しようとしても意味不明で困りました。だんだん難しくなりますね。真葛の懐妊おめでとうございます。そして博雅は晴明のことを…そうだったのか!いや知ってたけど。でもはっきり言語化されるとビックリする。
    ここでひとつの時代が終わる。次巻から新しい時代に進んでいくのだろう。

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    2020年05月07日
  • 陰陽師 玉手匣 2巻

    購入済み

    最初から

    陰陽師の流れを受けて、最初から難解。でもやっぱり世界観は美しい

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    2020年04月21日
  • 陰陽師 玉兎ノ巻

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    岡野玲子さんの漫画版が『玉手匣』も含めてなじめなかったので、ホンモノで口直し。
    やはり『陰陽師』の晴明と博雅両氏に生身の女性はいらない。

    こちらは短編集だったので、ある意味(夢枕陰陽師にしては)玉石混交でした。
    既視感のあるお話もあったし…。

    ほろほろとした世界観に今は行けない古都への想いを強くしました。
    今頃は一条戻橋の河津桜も満開でしょうね。

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    2020年02月23日
  • 陰陽師 玉手匣 7巻

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    この話の安倍晴明には全く魅力を感じないが、とりあえず天橋立に行ったことがある身としては、
    「確かに良いところでした。」って感じで終わりました。
    天橋立と伊勢神宮(特に外宮)に行く前に読んでおくと楽しいかもしれないね!

    知識があればあるほどネタを拾って楽しく読める『パタリロ』や『聖☆おにいさん』とは異なり、作者の「この意味がわかる?ふふんっ!」って感じがマイナスに働いている作品でした。

    また、狂言回しとしての晴明の息子さんはいらなかったように思いました。
    巻末の「まきぺでぃあ」がなかったら、自分の評価はもっと低かったな…。

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    2020年02月21日
  • 陰陽師 玉手匣 3巻

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    1・2巻よりはマシだったけれど、真葛さんと息子とマキモノがいなければ、話がサクサク進むのに…。
    ハッキリ言って、夢枕さんの小説のように「普通に」晴明さんと博雅さんの連携や活躍が見たいのになぁ…。

    真葛さんが作者の自己投影みたいな感じなのが、これまた鼻につきますな。
    私は晴明のことを何でもお見通しって、そりゃ作者なんだからどのようにもいかようにも動かせるでしょうに…。

    晴明さんが過去に本になる内容を知っているとか、努力しなくても何でもできちゃう人みたいな描き方も残念。
    同人誌だと思って読むことで、とりあえず☆3つ。

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    2020年02月12日
  • 陰陽師 玉手匣 2巻

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    鉛筆で書かれているのか絵が全体的に薄く、登場人物もみんな同じ顔に見えて各キャラクターに感情移入はできない。
    平安時代や陰陽道について岡野玲子さんが勉強した成果を作品にしたようなもの。

    このシリーズでは原案となっている夢枕獏さんの『陰陽師』のような晴明さんと博雅さんの友情よりも「おれが晴明の妻だ。晴明が愛しているのはおれだ!」といった傲慢な態度の真葛さんにラブラブな晴明さんを描写したシーンが多く、非常に残念である。

    それでも☆3つをつけるのは、岡野さんの絵が本来は夢枕『陰陽師』に非常に合っていることと、とりあえず多少の知識を得られることからです(涙)

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    2020年02月11日
  • 陰陽師 玉兎ノ巻

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    長く陰陽師の文庫本をコツコツ読んできたが、やっと追いついた。今回も京に起こる奇怪な出来事を晴明、博雅の2人が解き明かす。蝉丸も、段々、準レギュラーに?

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    2020年01月05日
  • 呼ぶ山 夢枕獏山岳小説集

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    山岳小説集というより、登山を舞台にした怪奇小説とでもいう感じ。
    海でも山でも遭難するという事は、予想していない死といきなり隣り合わせになってしまう事なのだろう。そんな状況に置かれて、孤独に死の気配を感じ続けたら、怪奇的想像に支配されてしまうものかもしれないと、軟弱者は思ってしまう。高い山に憧れるが、天候重視のヤワなハイキング位が丁度良い。

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    2020年01月04日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

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    『陰陽師』の夢枕さんなのだから、長安はきっと魑魅魍魎の巷。
    そういう安直な期待を持って読み始める。
    そして、その期待は決して裏切られない。

    天才、空海が遣唐使や同輩の留学生、橘逸勢らとともに入唐したところから物語が始まる。
    優れた人は、その秀でた能力のため、常人から見れば超能力者なのかもしれない。
    それを私は「聖徳太子現象」と読んでみたいが、空海もそういう現象が起こる人物なのだなあ、と改めて思う。

    入唐したころ、徐家の綿畑では物ともなき声が皇太子の病の予言をし、劉家では化け猫が家を乗っ取る。
    完全な形で「密」を日本に持ち帰るに飽き足らず、灌漑技術も筆を作る技も持ち帰りたいと思う空海は、青龍

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    2020年01月02日
  • 陰陽師 13巻

    購入済み

    完結

    7巻くらいまでは、丹念に描きこまれた幹事で非常に雰囲気があり、面白かったけど、8巻くらいから急に難解な話になり、今一つ理解できないまま終わってしまった。でも最後までは読めたからきっと何かは面白いんだと思う。

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    2019年11月26日
  • 陰陽師 12巻

    購入済み

    こども

    真葛ちゃんが晴明の子を出産。真葛ちゃんはなかなか母親らしい所がないけど、晴明はなかなか子煩悩な父親らしい。古代エジプトにキリスト教って。よくわかならない。

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    2019年11月26日
  • 陰陽師 11巻

    購入済み

    世界

    半分も理解することは出来なかったけど多分正しいと思えることは、今あるこの世界がいくつもの選択によってもたらされていると言うこと。真葛ちゃんは妊娠中

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    2019年11月26日
  • 陰陽師 3巻

    購入済み

    インパクト

    黒川主は小説の方でもとても印象的だったけど漫画でも十分なインパクトだった。 獣の子供を孕んだことを受け止められない綾子も復讐するつもりが好いてしまった黒川主もどちらも憐れを感じる。

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    2019年11月26日
  • 陰陽師 2巻

    購入済み

    むずかしい

    面白いんだけどなんだかちょっと難解になっている気が・・・短編になっている方が読みやすい!でも次も買おうと思う。

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    2019年11月26日