夢枕獏のレビュー一覧

  • 陰陽師 鳳凰ノ巻

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    平安陰陽師伝奇ファンタジー第四巻。短編七編を収録。しょっぱなからなかなかえぐい話。いやぁ陰陽師シリーズらしいといえばらしいのだが。最初と最後を蘆屋道満との対決で括られた今巻は、死者が呼びかけてくる話が多かった印象。最後の覆物の中身当て対決の飄々とした感じはまさに晴明と道満という感じ。これまで直接対決もなかったので二人の対照的で通じるところのある姿の対比が面白い。

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    2023年11月24日
  • 陰陽師 飛天ノ巻

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    平安陰陽師伝奇ファンタジー第二巻。短編七編を収録。今巻も晴明と博雅の掛け合いは健在。でも晴明は呪・呪言わないし、あやかしが狂言だったり、博雅の小伝があったりと目先の変わった感じで、話のインパクトも第一巻と比べると若干大人しい目か。博雅比重高め?で彼のファンにお勧め。

    でもなあ、小野小町のあの描き方は可哀そうよ。。。

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    2023年11月03日
  • 牙の紋章

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    500ml _これが、平均的な日本人が1日に出す汗の量である。その汗は、エクリン腺とアポクリン腺という、体表面にある二種類の汗腺から分泌される。 この汗腺の量は、先天的なものではない。生後2年間の、暑熱経験で、その汗腺の量が決まるのだ。例えば、日本人でも、生後、直ぐにタイで暮らし始めれば、発汗の条件はタイ人と同じになる。 バンコクのルンピニー・スタジアムでムエタイと闘う空手家の話だ。その試合の事を、ずっと引き摺り続けている男の話だ。

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    2023年10月31日
  • アントニオ猪木とは何だったのか

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    もう一周忌。プロレスをこれまでも語ってきた論者たちの一年遅れの弔辞集です。ターザン山本の「プロレスについて考えることは喜びである。」というキャッチフレーズは大嘘だ、って言い放ち「猪木について考えることは喜びである。」とヤバすぎるエピソード連発する遅れてきた猪木ファン吉田豪。日本が世界に誇る三大偉人として空海と宮沢賢治と猪木と並べる妄想マックス夢枕獏。猪木を1000万人に通じる言葉を求めた人として、村上春樹の横に置くアカデミズム松原隆一郎。久々のターザン節がなんとなく旬じゃない感じのターザン山本。猪木、たけしだけじゃなく、村松友視、古舘伊知郎、ターザン山本に洗脳されまくりの人生突き進み、そして傷

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    2023年10月06日
  • 天海の秘宝 上

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    からくり師・堀河吉右衛門と、凄腕の剣士・病葉十三が、謎の盗賊団・不知火や謎の辻斬り・新免武蔵を相手にする話。本所の鐵っつぁんも出る。ガラ悪い。笑。
    表題の「天海の秘宝」はまだ噂程度にしか出ない。
    まだ色々よく分からない。悟空が可愛い。十三が美人。
    あとは‥やられたときの悲鳴が変。

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    2023年09月12日
  • バロルの晩餐会 ハロウィンと五つの謎々

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    ネタバレ

    子どもに読み聞かせたい可愛らしい物語でした。
    主人公たちがハロウィンの夜に、不思議な冒険をするお話です。
    モンスターを剣や魔法で倒していくというよりは、昔懐かしい(?)なぞなぞを解いていく形式です。
    夢だけど夢じゃなかったというラストには、クスリと笑ってしまいました。

    ただ、夢枕先生のハラハラドキドキするバトルと色っぽいシーンのある文章を期待し、天野先生の妖艶で幻想的な色彩イラストが好きな自分は、見事に肩すかしを食らいました。大人向きではないかな……

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    2023年09月08日
  • バロルの晩餐会 ハロウィンと五つの謎々

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    装丁に一目惚れ。
    内容は、どこかで見たような怪物と、どこかで聞いたようなナゾナゾが出る夢オチ冒険譚。ちと雑。
    もっと雑なのは挿絵。チラシの裏に鉛筆でグリグリ描いたような落書きに見える。完成度が極めて低い。
    夢枕獏も天野喜孝も好きだが、残念ながらお値段以下。

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    2023年08月23日
  • 陰陽師 水龍ノ巻

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    前半はいつもよりサクサクと読み進める感じで、後半にかけてひとつの話により重みが出てくる感じがした
    秘帖・陰陽師 赤死病の仮面は番外編ということでまた違った面白さもあり、不気味さがまとわりつく感じがした
    蘇莫者もボリュームもあり、息を詰めながらすぐに読んでしまった

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    2023年08月15日
  • 陰陽師 水龍ノ巻

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    陰陽師の十七巻「水龍ノ巻」。

    コロナ禍を受けて書かれたであろう『秘帖・陰陽師 赤死病の仮面』がよい。
    あのラストから始まる狂気と紊乱の都の有り様。夢枕獏世界、陰陽師世界でぜひ読んでものです。

    その暗黒に読者の自分が耐え切れるかは別の話。

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    2023年08月14日
  • 陰陽師 女蛇ノ巻

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    切ない話や不気味な話、心温まる話など、バラエティに富んでいて、毎夜一遍ずつ読んでいくのが日々の楽しみだった
    「墓穴」はお気に入りのひとつ、前半は不気味さ全開なのに、物語が進むにつれて何ともせつない気持ちになるのが癖になる

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    2023年08月04日
  • 陰陽師 玉兎ノ巻

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    ネタバレ


    個人的には「道満月下に独酌す」と「月盗人」の話が好みだった
    道満の過去に触れたり、悲しい恋物語に一気に読み進めてしまった
    「邪蛇狂ひ」は、救いようのない人間の結末に、殺された使用人達が救われたのなら良かったのでは?と思ってしまう

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    2023年07月30日
  • 妖異幻怪 陰陽師・安倍晴明トリビュート

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    タイトルの通り、「陰陽師(夢枕獏著)」の基軸に、夢枕先生をはじめとするさまざまな作家の短編がまとまったトリビュート小説集。
    過去作もありつつも、話や時系列が整っていて、初めて「陰陽師」の世界を読む人でも入りやすい内容になっている。

    各作家の作品が、平安時代を飛び出したり、メインの晴明や博雅が出つつも、第三者の視点であったり、出なかったりと、意外な新鮮さがあって面白かった。

    5作家・6作品の中では「遠輪廻(武川佑著)」が印象的かつ好きな内容だった。
    「陰陽師」の世界の時間軸より時を経た舞台であるにもかかわらず、「陰陽師」の世界としっかり結びついており、作品内の美しい儚い描写に読み入ってしまう

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    2023年07月29日
  • 陰陽師 螢火ノ巻

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    陰陽師シリーズは蒼猴ノ巻以来で久しぶりに読んだ

    蘆屋道満がメインの話が今作は数多くあるのがいつもとはまた違った面白さがあった

    心温まる物語もあるが、読んだ後に物悲しくなったり、世の無情さを感じたりする物語があるのが魅力の1つだと思っている

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    2023年07月25日
  • 漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 1

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    漫画で読むとなんだか

    獏先生の原作でも
    リアル系よりスーパー系だなこれは
    そんな世界観でもプロレス好きだね先生
    板垣作品でないのに板垣作品っぽい

    #笑える #ドロドロ #ダーク

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    2023年07月12日
  • 陰陽師 水龍ノ巻

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    青疱瘡、赤舞瘡と伝染病が絡む話が入っている。
    特に赤舞瘡から逃れようとする「秘帖赤舞瘡・陰陽師 赤死病の仮面」は、人の愚かさと共に、対抗手段を持たない伝染病対応の難しさを感じさせられた。
    今回も、執着心が鬼を呼ぶ。

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    2023年07月02日
  • 陰陽師 水龍ノ巻

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    いつも晴明の庭で季節をゆったりと描写してからの入りが少なくて残念。そこから「ゆこう」「ゆこう」となって不思議な魑魅魍魎の世界が広がる流れが好きなんだけど…。
    あとがきで漫画の話をされてたけど、私は岡野玲子さんの「陰陽師」の方が好きだなぁ。

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    2023年06月11日
  • 大江戸火龍改

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    夢枕獏大先生の新シリーズ
    続編が出たら登場人物に更に深みが出て面白くなっていくのだろうな、と思われます。

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    2023年05月24日
  • 大江戸釣客伝(下)

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    生類憐みの令のため、釣りに行けず悶々とする主人公たち。そんな中、釣りに行って、捕まり島流しになる朝湖。悲しみにくれる其角。一方で松の廊下事件、さらに赤穂浪士の討ち入りが起こり、義父・吉良上野介を失う采女。激動の元禄の中、釣りを愛した男たちの物語。見方が変わると吉良上野介は善、浅野内匠頭は悪だった。

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    2023年04月30日
  • 大江戸釣客伝(上)

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    江戸元禄時代、釣り好きの旗本・津軽采女、絵師・多賀朝湖そして俳人・宝井其角の話。将軍・
    綱吉や水戸光圀、吉良上野介も登場。悪法『生類憐みの令』が発布されて、釣りが禁止に、、、前編終了。

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    2023年04月23日
  • 大江戸火龍改

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    帯にもあるように、江戸版陰陽師。晴明もいるし、蘆屋道満もいる。脇役が多いから、これからどうなっていくかなー。
    あとがきに笑った。そんなに釣り大事⁉︎

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    2023年04月16日