夢枕獏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回は、「菅公 女房歌合わせを賭けて囲碁に敵らむ」の一話が収録されています。
冒頭では、晴明の屋敷に雷が落ちたというエピソードを、真葛が碁によって雷神となった菅公を捕らえるという話に仕立てています。そこへ、内裏歌合わせで歌を詠む講師の役目を務めることになった博雅が登場して、歌合わせを舞台に物語がすすんでいくことになります。
「こいすてふ」の歌で敗れた壬生忠見をみずからの眷属にしようとたくらむ菅公は、晴明の屋敷で真葛と碁を打つことになり、同時に二人の口から魂と魄について解説がなされています。晴明をめぐるさまざまなエピソードを巧みに配置しながら、キャラクターの魅力を読者に伝えるストーリーに構築