あらすじ
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舞台は平安京――羅城門へ向かう牛車の前を歩くのは、まだ子どもの陰陽師・安倍晴明。そこへなにやらあやしい雲が近づいてくる。雲のなかからやってきたのは鬼のむれ、百鬼夜行だった。「ひとは おらぬか おっぺけぽー。いたら くっちゃえ くっぺけぽー」。どうしよう、このままではみんな鬼に食われてしまう。「しっ」。晴明は呪(しゅ)を唱えて結界をはり……。
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Posted by ブクログ
おんみょうじの絵本とは珍しいと手に取ってみたら、なんと作が夢枕獏! これは読むしかないよね。
で、当然のことながら、主人公は安倍晴明。その少年時代のエピソードなのであった。栴檀は双葉より芳し。
作者の解説があるのも嬉しい。
Posted by ブクログ
安倍晴明が子どものときのお話
夜、牛車が羅城門に向かって進んでいくと,前から百鬼夜行が現れた
気がついた安倍晴明が師匠の加茂忠行を起こすが,眠り込んでいて全然起きない
清明が術をかけ,鬼達から牛車を見えなくした
喋らないようにみんなに言ったが,牛が声を上げてしまい鬼達に食べられてしまう。
そして,人間の匂いにも気付かれてしまうのだが,そこで加茂忠行が目を覚まし,人形(形代)を術で人間にし事なきを得る。
読み聞かせ時間は5分弱です。
Posted by ブクログ
安倍晴明、若かりしころの物語。
妖怪退治に失敗はしたものの、師匠に「よくやった」とほめられる。
「うれしいけれど、くやしい」と安倍晴明。
そのセリフを読んで、我が9歳息子が「その気持ちわかる」と言った。
彼も、いろいろ経験してるのだなと、しみじみしました。
Posted by ブクログ
『大江戸火龍改』を読んだ時に他著紹介でこの本の事を知り、さっそく予約して借りました。『陰陽師』の絵本とは……???と思いつつだったんですが、いやはやさすがは獏ちゃん!少年・晴明のお話とは…なるほど!でした。
にしても…子どもにはあまり見せない方が良いような気もするんですがね(^^;