夢枕獏のレビュー一覧

  • 神々の山嶺 1

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    エベレスト初登頂の謎を追う中で、山男達の生きざまを描く。上の弟に進められて読む。話の進みは重いが、私自身もカトマンズ、エベレストを見に行った経験もあり興味深く読む。が、ロッククライミングや雪山をやるわけではないので、山男達の情熱に驚異すら覚える。

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    2014年05月07日
  • 陰陽師 鳳凰ノ巻

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    泰山府君祭、青鬼の背に~、月見草は定番の痴情のもつれによる身から出た錆。自業自得で同情の余地もない気がする。
    漢神道士もやはり自業自得で酒を舐めようとした蛇の左目を火箸でつぶされ死んでいた。
    すべての行いは戻ってくるものだから、常日頃から気をつけねばと、この作品を読むたびに思う。
    ただ手をひく人は毛色が違った気がする。夫婦とは不思議なものですね。

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    2014年05月05日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ二

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    ネタバレ

    とても続きの気になる展開です!
    ミステリーのようになってきました。ホームズとワトソン的な雰囲気?逸勢はワトソンにしては頼りないけど…(笑)相変わらず和ませてくれるキャラクターでした。

    本当によい国にしたいという柳宗元が素敵です。
    それにしても、楊貴妃の死についていろいろな見解というか、伝説が残っているということに驚きました。日本に来ていた説には本当にびっくりです。

    国語の漢文で目にした人物がたくさん出てきました。

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    2014年05月02日
  • キマイラ6 如来変

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    今回は特に誰かがフューチャーされてたわけでもなく、満遍なく登場したような。あ、深雪は出てなかったね。
    冒頭の木島さんがやられキャラなのに設定が作られてたから、実は生き延びてるフラグなんだろうか。密入国の何者かは巫炎じゃないかなーと予想。最後の龍王院弘の描写といい、キマイラ増殖な感じなんだろうか…。

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    2014年04月28日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

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    ネタバレ

    2014年は空海が四国霊場を開創して1200年目とされる年。伝説が多く残っている一方、教科書では数行しか掲載されていない空海。四国住まいの者として、少しでも空海のことを知るきっかけになればと思って読み始めました。

    夢枕さんの作品はこれが初めてなのですが、ちょっとぐろい表現もあって、うっ…となりつつ読みました。妖怪が怖すぎる…
    ページ数が多い割に、会話のテンポが良くて読みやすかったです。

    空海の親友、橘逸勢のキャラが愛しかったです…(笑)
    空海の才能、能力に驚き、奇怪な事件にあわあわしている姿が読者視点に近くておもしろい。
    読んでいてはらはらするものの、堂々としていてどんな状況にも動じない空

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    2014年04月18日
  • 鳥葬の山

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    『ふむっ!』という話と『そんなに橅の森が好きなら橅の森以外の何処かに埋めてやろうな』という気持ちになる話が同時に載っているぞ!気をつけろ!

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    2014年04月17日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 壱

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    ネタバレ

    絵はきれいだが、表現がなんだかグロテスクで生生しく、少し苦手。女の人のセクシーさに品がないような気がする…。
    内容は歴史ベースだがファンタジーがあって読みやすい。空海さんがかっこいい。

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    2014年04月15日
  • 真・餓狼伝 2

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    ひたすら、ケンカ。
    もしかして、この一戦を中心にして、あとそこから引き出される回想シーンなんかだけでお話が展開していった、これは、すごいなぁと思った。

    さすがに、それはないか?

    でも、これ決着つくと、話し終わりそうだからなぁ……。

    決着突かず、現在(物語がはじまったブラジル)に戻って再戦のパターンかな。

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    2014年04月04日
  • 陰陽師 夜光杯ノ巻

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    鬼が人をバリバリ喰らうようなお話がなく、今ひとつ物足りなく感じました。
    また、晴明と博雅の仲のよさはいいのですが、あまり過剰だと
    狙っているのかな…という感があり、正直読みづらいです。

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    2014年03月31日
  • キマイラ5 菩薩変

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    ネタバレ

    キマイラの正体が薄ぼんやりと見えて…きたのか?
    やたらと浮浪者が活躍していて、絵的には微妙です(笑)
    大鳳もそろそろ限界なのかなーと思いつつ。

    九十九が最後に男を見せましたね!
    サクッとフラれると予想してるんですが、さてどうなる。

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    2014年03月21日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(上)

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    妊婦が殺されたり、なにも盗らない盗賊が現れたり、巨大な蜘蛛が車をひいたりと不思議なことが立て続けにおこる京の都。しゃべり出す顔の瘡に悩む平貞盛に安倍晴明が呼び出されてから猛烈に動きだすのだが、そこにたどり着くまでに出てくる名前の多いこと。
    この人はなにしたんだっけというのを何度か経験しながら上巻を読み終えた。文章自体は単文単文で構成されているので、そこそこの厚みはあるがすぐに読み終えることが出来た。
    シリーズ作品だけど、近所の書店にこれ以前がなかったので、いまいち晴明と博雅の距離感が分からない。近しい友人? 気兼ねのない親友?

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    2014年01月16日
  • キマイラ4 魔王変

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    2013年最後の本。
    前作はひたすら九十九でしたが、今回は大鳳と九鬼が再戦したり、物語がちょっと進みましたね。九鬼に対する部活の面々の慕いっぷりが予想以上でした。キマイラ化で性格が極端になってしまったけれど、九十九とは違う形で人望篤い人だったんだなぁ。キマイラで抑えられていた我が出てきたと考えると、いずれ崩壊するものだったのかもしれませんが。。。

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    2014年01月02日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(3)

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    本筋とは関係ないけれども、清明が博雅に対する呼称を外向きの時と二人だけの時で使い分けているところがなかなか興味深い。
    清明「博雅様が云々かんぬん……」
    えっ!?とかなった。
    忘れているだけかもしれないが、岡野版の時には見た覚えがない……そもそも無印陰陽師では清明と博雅の会話に他者が同席しているシーン自体がほとんど無かったような。

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    2013年12月31日
  • キマイラ3 餓狼変

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    大鳳は殆ど出てこない、九十九の巻。
    やっぱり、いくら修行を積んで肉体的にも精神的にも精錬されてるとはいえ、まだ18歳なんですよ。初登場から器の大きい人という書かれ方をしていたので、創作にありがちなスーパー高校生で通すのだと思っていたら、今回崩れたのでちょっと人間に近付いた感じ(笑)
    それでもスーパー高校生であることには変わりないんですけどね。

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    2013年12月29日
  • 陰陽師 玉手匣 3巻

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    3巻は酒呑童子退治、というか酒呑童子を退治にゆく道行。牛車でゆるゆる進むあいだに1冊終わって次巻に続く。
    もう面白い面白くないの世界を超えちゃってる。話も画もまったく支離滅裂なのだがなんか読み進めずにはいられないというか。これは岡野玲子にしか描けないよなあ。

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    2013年12月22日
  • シナン(上)

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     スレイマン1世のもとで最盛期を迎えたオスマントルコ帝国。世界中の富の3分の1を手にしたともいわれ、スレイマン大帝の威光にキリスト教国もひれ伏すかに思われた情勢の中、イスタンブールの街にある巨大建造物が、あたかもキリスト教国の栄光と叡智のほうがオスマンを凌いでいると言わんばかりに鎮座していた。アヤ・ソフィアだ。

     この大聖堂の内部はモスクに改装されていた。キリスト教徒の造った聖堂だからといって破壊しないところは、オスマン帝国の文化の高さをうかがわせるが、大聖堂のドームの高さを越えるモスクを造らないことには、周辺諸国に建築の分野ではイスラムはキリストより劣っていると捉えられても反論ができなかっ

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    2017年08月15日
  • シナン(下)

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     スレイマン1世を称えるスレイマニエ・ジャーミーをやっとのこと建設することになったシナンだが、そのモスクのドームの高さは結局のところ、アヤ・ソフィアを超えることはなかった。シナンのもつ知識ではまだ造れなかったのだ。 後年、建設したセミリエ・ジャーミーでは遂に超えることができたが、この物語では描かれていない。


     建築のことがほんとに少なくて、下巻はスレイマン1世の側近イブラヒムと正妻ロクセラーヌの権力争いがメインで、シナンは蚊帳の外のように感じなくもない。でも、そのままシナンは蚊帳の外に置いといて、権力争いに意識を集中して読んでいれば、それはそれでイスラム文化の意外な面が知れて面白い。


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    2017年08月15日
  • 秘帖・源氏物語 翁-OKINA

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    源氏と蘆屋道満が、葵の上に憑いた物の怪を払うために、さまざまに調べるうちに、神や仏の歴史へと足を踏み入れていく。


    最近陰陽師と源氏物語のコラボが流行なんだろうか。
    映画は安倍清明だけど。同じく御息所が肝だし。
    夢枕獏は安倍清明でシリーズあるから、道満なのかね・・・。

    それにしても光源氏の描写があまりにも清明だった。
    陰陽師でない安倍清明って感じ。
    他人にも自分にも全く興味も執着もないし。
    源氏はすべてを愛してしまうところが唯一のいいところだと私は思っているので、こういう解釈も斬新。

    古代神の歴史ものとしてはおもしろかった。
    シリーズ化しそう。

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    2013年12月05日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    安倍晴明と源博雅
    晴明の屋敷の縁側から話が始まり、「ゆこう」「ゆこう」と連れだって、妖の怪異の元に赴く。
    形式の中に盛り込まれる、ゆったりとした雰囲気と濃密な夜、澄み渡る大気の中に清冽に響く博雅の笛の音と怪異を切り裂く晴明の術

    この雰囲気が好きというか、こんな雰囲気を実際に感じてみたい。

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    2013年11月30日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    夢枕獏の陰陽師 醍醐の巻を読みました。
    陰陽師シリーズの最新刊でした。
    陰陽師の安倍晴明と笛の名手源博雅が主人公の伝奇小説です。
    今回もマンネリ感はあるものの、面白く読みました。

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    2013年11月27日