夢枕獏のレビュー一覧

  • 奇譚草子

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    怖い!!
    けれど、時々でてくる素の夢枕獏が「現実のはなしも書きたいけれどわるいものが集まりそうでこわい」というのですこしホッとしてしまってこわいけれど読めてしまう、という感じです。

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    2012年11月22日
  • キマイラ8

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    レビューは7巻に同じです。
    まぁ、面白いのですが、回想シーンの回想シーンの更に手記の説明となると、もう何がなんだかわからない。早く現代に戻って欲しい。

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    2012年11月15日
  • 陰陽師 太極ノ巻

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    ネタバレ

    本人が「どれも面白い」と言うほどには面白くもない。二人の主人公は魅力的なので、もっと仕事させた方がよかろう。

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    2012年11月14日
  • キマイラ7

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     そもそも、本シリーズは私が中学生のころに読み始めたのだから、スタートしたのは、かれこれ30年近く前。当時、新刊はぼちぼち出ていたのですが、そのうち、新作発表は1年おき、3年おきと長くなってきており、最新作は10年ぶりの作品になるのでは・・・
     装丁も、最初はソノラマ文庫でしたが、ハードカバーで出しなおされたり、合本になったり・・・迷走しながらも、作者の最高傑作なので、続いているというところでしょうか。夢枕獏も、すっかり人気作家になっちゃったからねぇ・・・
     ずっと、最新作は追いかけていたのですが、この度、最新刊(本シリーズでの9巻)を発見し、どうしても読みたいため、その前々巻から読み直しまし

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    2012年11月11日
  • 陰陽師 玉手匣 2巻

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    新シリーズの2巻目。旧シリーズ初期の気楽な軽い感じと後期のなにがなにやらな感じとが同居している。良く言えば適度なバランス、悪くいえばどっちつかずではある。どっちに向かうのかはまだはっきりしない。

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    2012年11月05日
  • 闇狩り師1

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    あっさり読みやすいので、暇な時にちょうどいい。
    ホラー的な要素よりもハードボイルド+アクションが強い。

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    2012年11月04日
  • 秘帖・源氏物語 翁-OKINA

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     「源氏物語」としてはすごく新しいし面白い、ですが……うーん、正直言ってついていけない……(汗) 宗教の解釈等も興味深く読ませていただきましたが、どうしても物語に置いて行かれてしまっている感が; 光の君と道満のコンビも、清明と博雅のコンビほど好きにはなれず、そのまま何となく最後まで読んでしまったような気がします。短い文と擬音で表現される描写はとてもよかったのですが。

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    2012年11月02日
  • 陰陽師 鳳凰ノ巻

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    お腹いっぱい。
    『飽き』でお腹いっぱい。

    シリーズものは最後まで飽きずに読めるはずやったのに、この陰陽師シリーズについては、気付いたらお腹いっぱいになってた。
    これも呪か。
    いや、おもしろいんやけどね。

    次の長編、読むか迷う。

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    2012年10月21日
  • 呼ぶ山 夢枕獏山岳短篇集

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    短編8編が収録されている。
    結構夢枕獏っぽい作品が多かった。個人的には最後の『歓喜月の孔雀舞』が幻想的で気に入った。

    【収録作】
    深山幻想譚
    呼ぶ山
    山を生んだ男
    ことろの首
    霧幻彷徨記
    鳥葬の山
    髑髏盃
    歓喜月の孔雀舞

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    2012年09月26日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(1)

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    岡野玲子バージョンの劣化版という印象だけれども、それでも雰囲気は作品に合っているし、これから良くなっていくとともにこの画風にも慣れてくると思う。
    ストーリー自体は本当に序盤の序盤もいいとこで瀧夜叉姫のたの字も出ない。

    芦屋道満のケレン味溢れる、いわゆ超常現象を地で行く術式に対し、晴明がかけた「呪」がこのシリーズの「呪」の本質を露わにしているようでなかなか興味深いものがある。そして、この種類の「呪」は現在でも当たり前のように使われている。。。

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    2012年09月16日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(1)

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    ネタバレ

    淡々とした画面は話の雰囲気にあっているのかも。少し物足りなさを感じるけど、まだ1巻だし今後話が動くのが楽しみ。

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    2015年02月12日
  • 呼ぶ山 夢枕獏山岳短篇集

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    代表作「神々の山巓」のようないわゆるリアルな山岳小説かと思いきや、以外とファンタジーというか、夢枕漠ワールドといった感じ。
    好き嫌いは別れそうだが、少なくとも多くの時間山と一体になって向き合ったからこその感覚というものを感じた気がします。
    文中の「おそらく、ぼくは、暗い山の中で、迷ってみたかったのだ」にはゾクっとしました。

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    2012年09月09日
  • 陰陽師 鳳凰ノ巻

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    ほろほろと濡れ縁で酒を飲んでいる。静かに始まる、日本版ホームズ&ワトソンのミステリーシリーズ。ゆこう、ゆこう、そういうことになった。

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    2012年08月11日
  • 陰陽師 龍笛ノ巻

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    いつもながら、安部晴明の活躍は見事ですね。安倍晴明、陰陽師というと、なんとなく、オドロオドロシイ感じがしていたのですが、このシリーズは違いますよね。ちなみに、私はオドロオドロシイ感じも好きなのですが・・・。
    毎回、話の最初に、源博雅と一緒にお酒を飲んでますが、いつも風流でいいシーンですね。

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    2012年08月07日
  • ものいふ髑髏

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    短編集。
    びくいしとい がぐろいけど、いままで読んだことないかんじでおもしろかったかな。
    獏さんの本を読むのは初めてだけど、他のも読んでみようかなー。

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    2012年08月02日
  • 呼ぶ山 夢枕獏山岳短篇集

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    夢枕獏の「山岳短編集」。背筋がオゾゾ・・・としました。どれも山のリアルがある。
    人の魂をかえす『鳥葬の山』。魂と別になった身体に関する描写が鮮やかで、触れてはいけない世界に触れているような気がしたけれど、これは生き物のリアル。

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    2012年07月27日
  • 陰陽師 天鼓ノ巻

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    今更やめられずに読み続けているシリーズ。
    初期のドキドキ感は薄れたが、晴明邸の庭先にふらりと立ち寄り、彼らの話にしばし耳を傾ける…ような気分で楽しんでいる。
    それにしても、巻が進めば進むほど、晴明よりも博雅の方がすごい人に思えててくるなあ。

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    2014年03月12日
  • 呼ぶ山 夢枕獏山岳短篇集

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    著者初の山岳短編集ということだけど、『神々の山嶺』が好きな私としては待ってましたという感じです。でも、それ以上に夢枕獏の伝奇小説が好きな私は「山を生んだ男」「夢幻彷徨記」「歓喜月の孔雀舞」がお気に入りです。

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    2012年06月28日
  • 上弦の月を喰べる獅子(下)

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    このテーマでやりきったことで日本のSFに一つのオリジナリティを打ち出した、という、記念碑的な意味合いが強いのではないか。

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    2012年06月16日
  • 上弦の月を喰べる獅子(上)

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    両方の既読者であれば「百億の昼と千億の夜」を思い浮かべるのではないか。
    「百億」にまま見られた、やや能天気なSF描写に対し、こちらは一貫してねっとりと重たい夢枕節。
    さて、下巻はどうなるか。

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    2012年06月16日