【感想・ネタバレ】東天の獅子 第一巻 天の巻・嘉納流柔術のレビュー

あらすじ

明治になって衰退する柔術界に、新星のごとく「講道館流」が誕生した。提唱者は文武二道の達人、嘉納治五郎である。技のたゆまざる追究と人間教育への情熱によって、「姿三四郎」のモデルとされる志田(西郷)四郎ら「四天王」がめきめきと頭角を現す。若き気概に充ちた、闘う漢たちの壮大な物語が、いま幕を開ける。

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Posted by ブクログ

 明治時代、衰退する柔術界に嘉納治五郎が技の追求と人間教育への情熱を持って挑む。闘う男たちの壮大な物語。

 全4巻のうち、この第1巻は、嘉納治五郎が「講道館流」を立ち上げ、「四天王」と呼ばれる若き弟子たちを鍛えていくところまでが描かれています。

 明治という時代が柔術界を通して、熱い男たちの時代だったのだと感じました。

 文字通り命がけの闘いに情熱を燃やす若者たちの息づかいが伝わってくるようでした。

 多くの柔術家が登場し、これらの人物がこれからどのように絡んでくるのか、次巻以降も楽しみです。

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2015年03月16日

Posted by ブクログ

柔道創生期というか、講道館創生期の話。
作者によると、コンデ・コマの話ということだけれど、講道館立ち上げまでにこんなに時間をかけていると、いつになったら本題に届くかわかりませんね。(^^;
この巻では嘉納治五郎の若い頃が中心です。
やはり、夢枕だけあって、戦闘シーンの書き込みが良いですね。
特殊能力とか無しのがちの勝負が満載で満足度高し。

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2015年07月04日

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