あらすじ
柔術王国たる九州では、古流柔術の猛者たちが激突し、全国一の規模を誇る関東の揚心流戸塚派は、嘉納治五郎率いる新興の講道館に激しく対抗心を燃やす。新しい時代、この国で覇をとなえるのは誰なのか? 運命の「警視庁武術試合」を前に、闘いはいよいよ激しさを増す。
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Posted by ブクログ
明治時代、「警視庁武術試合」へ向け、嘉納流講道館に対抗すべく九州と関東で古流柔術の猛者たちの闘う姿が描かれる。
第1巻では、嘉納治五郎と講道館四天王にスポットが当てられていたのに対して、本巻では、新興の講道館をライバル視する古流柔術の猛者たちの死闘が展開し、この後の警視庁武術試合が盛り上がってきます。
その中で、他流の柔術と嘉納流講道館の違いが浮き彫りになり、これから迫る対決がとても楽しみなりました。
明治という時代は、侍が滅ぶ一方で柔術を通して男たちの強さが試される時代だったというのが伝わってきました。