夢枕獏のレビュー一覧

  • 陰陽師 鳳凰ノ巻

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    鳳凰ノ巻の中では、髑髏譚が一番お気に入り。
    少しおどろおどろしい雰囲気の中での最後の落ち方が好き。

    おなじみの清明と博雅との掛け合いは、読んでいると二人のいる世界に引き込まれるようでもあり、毎回ほっとした気持ちにもなる。

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    2014年06月29日
  • 荒野に獣 慟哭す 2 凶獣の章

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    第二巻。いよいよ面白くなって来た。御門周平の本当の名前と獣化兵となった経緯が少しずつ明らかになる。敵と味方に分かれて闘う獣化兵たち、謎の武道家・薬師丸法山、久能、呪師キム、チャン・キン…次々と謎に満ちた人物が登場する。

    伝奇、SF、ホラー、格闘技と様々な要素が混然一体となった作品。

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    2014年06月11日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四

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    ネタバレ

    面白かったです!完結までに18年って…
    残っている書物、史実にある程度基づき、伝説や逸話を掛け合わせ、作者の想像力を盛り込みこんなにおもしろい作品に仕上げたということに改めてすごいなと…

    楊貴妃も黄鶴も白龍も丹龍も、玄宗も高力士も…みんな可哀そうでした。白龍が可哀そう過ぎる…きっかけは黄鶴の過去にあるにせよ、一連の悲劇は誰が悪いわけでもないから余計やるせない気持ちになりました。あえて言うなら国の、時代の風潮がそれぞれの心の隙間に闇を生みだしてしまったせいという感じでしょうか…
    最後に見せた黄鶴の父親としての顔…泣けました。

    空海は最後まで安定の空海でした。逸勢も(笑)
    空海の日本時代のお話

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    2014年06月09日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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     清明と博雅の二人が妖しの物を退治すべく平安の都で今夜も活躍する人気シリーズ。

     人の心に巣くう鬼の話も好きですが、今回は「不言中納言」のような化け物を退治する話も「キマイラ」や「闇狩り師」を彷彿とさせてとても楽しめました。

     このシリーズを読むたびに、平安の都の雰囲気を味わうことができるのも楽しみの一つです。

     次回もどんな鬼や化け物が平安の都を騒がせてくれるのでしょうか。
     
     

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    2014年05月24日
  • 真・餓狼伝 5

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    怒濤の第五巻。ついに剣対拳の死合いに決着。そして、新たな章への突入…丹水流の武術を学ぶ丹波文吉に訪れる新たな試練とは…

    本家の『餓狼伝』は停滞気味ながら、この『真・餓狼伝』は、古き時代を舞台に快調に進んでいるようだ。

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    2014年05月08日
  • 大江戸釣客伝(下)

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     日本最古の釣り指南書「何羨録(かせんろく)」を記した津軽采女(つがるうねめ)を主人公に同時代に生きた男達の生きざまを描いた作品。

     下巻では、いよいよ厳しくなっていく生類憐みの令と赤穂浪士の討ち入りが佳境に入り、それらに巻き込まれていく男達が描かれ、憧れを感じつつも男の哀しい性も強く伝わってきました。

     采女の辛い人生でも釣りを通してしっかりと受け止めていく生き方は、一人の男の生きざまなのだと感じました。

     自分も釣りのような自分としっかり向き合っていけるものを一つ見つけて力強く生きていきたいと思いました。

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    2014年05月04日
  • 荒野に獣 慟哭す 1 獣化の章

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    記憶を失った御門周平を待ち受けていたのは…

    夢枕獏の伝奇小説の第一巻である。最初にコミック版を読んだのだが、やはり原作の方が格段に面白い。長らく文庫化されずにいた作品が、コミック版とともに連続刊行されるようだ。

    石川賢の『魔獣戦線』にも似ているし、サイコダイバーシリーズのような趣きもある。

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    2014年05月03日
  • 大江戸釣客伝(上)

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     綱吉治世の元禄時代、釣りに人生をかける男たちの物語。

     釣り好きにはたまらない物語だと思います。

     もちろん、自分のようにあまり釣りに興味のないものにとってもページをめくる手が止まりませんでした。

     釣りの醍醐味を味わいながら、綱吉治世の人々の暮らしが描かれています。

     芭蕉や光圀、吉良といった歴史上の人物も登場し、この後下巻でどのように絡んでくるのか、楽しみです。

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    2014年04月28日
  • 陰陽師 付喪神ノ巻

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    痴情のもつれって怖いよね、と思わずにはいられない。救われないエンドも多いのに重苦しくないので読みやすいですし、続巻も読みたいと思える。が最後まで、なにをもって付喪神ノ巻だったのかは分からずじまいでした。

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    2014年04月22日
  • 餓狼伝 : XIII

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    あるのかないのか、謎の存在だった「スクネ流」が、姿をあらわしてきました。

    ……体術というよりも、催眠術のような雰囲気が…。
    いや、それだと、おもしろくないか。

    このまま、さらに楽しいフィクション、ファンタジーの世界に行くのも楽しそうだと思います。

    「新」は、そういう意味か??

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    2014年04月16日
  • 陰陽師 12巻

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    今まで、岡野玲子の「陰陽師」のレビューって、書いたことなかったんですねぇ。
    なんか、意外だ。

    でも、いろんな解釈があるから、下手なことを書くと、バカにされそうだという緊張感がただよいますねぇ(笑)
    まあ、わたしは、いつも、「自分勝手解釈読み」ですから……。

    えーと、昔、まだ実家にすんでいた頃、夜中にマンガを読んでいて、隣の部屋にいる妹にまでクスクス笑いが聞こえたそうな。

    「何読んでたの?」

    と聞かれて、その時読んでたのが、岡野「陰陽師」と「ガラスの仮面」だったという。

    「ガラスの仮面」は、単純に、月影先生が笑うと、自然にわたしも笑いたくなってくるという……。みなさんは、そんなことない

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    2014年04月16日
  • 陰陽師 玉手匣 3巻

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    これ、真葛の書いた同人誌だと思ったりしています。
    そして、マキモノが、腐女子(笑)

    まぁ、実は、源氏物語も第2部とかはそんな話なのかもしれない。

    もう、大きな流れはこないのかな。

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    2014年04月04日
  • 魍魎の女王(下)

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    いろいろな主人公級の人物たちが、いろいろなところで動いて、やがてそれが大きな事件に結びついていく。
    石ノ森章太郎のマンガのような雰囲気が、結構好きです。

    集結しちゃうと、それぞれに活躍の場が無くて欲求不満になってしまう事もあるのですが、さて、この物語は、そうならないだけのボリュームはありそうです。

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    2014年04月02日
  • 魍魎の女王(上)

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    毒島獣太。
    三人称で書くと、すごくイヤなところがめだっておもしろいですね。

    こんなやつが、近くにいたら男はたまったもんじゃない。

    でも、魅力的だと思います。どっか、あこがれるところもあるのかも。

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    2014年04月02日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    縁側で清明と博雅が酒を飲みながら、取り留めのない会話を交わす、そんな情景を読みたくて、今回も手に取りました。
    話そのものは、ほとんど、どうでもよくなってきていますが、お月様の話は、面白かったです。
    以上

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    2014年03月02日
  • 陰陽師 生成り姫

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    一度読んだことある?と思っていたら、短編のストーリーを長編化したものでした。短編でも悲しい話でよかったのですが、もやっとしてたことがクリアになったかんじ。どちらが好みかは人それぞれ。私は短編のままで思い描くのもいいと思います。

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    2014年02月24日
  • 陰陽師 天鼓ノ巻

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     夢枕獏 著「陰陽師 天鼓ノ巻」を読みました。
     
     安倍晴明と源博雅のコンビが今宵も妖しの闇を解決していく。

     シリーズが出る度に読み続けています。

     息の長いシリーズで、読んでいて安心して楽しむことができます。

     今回は、あの蝉丸が中心のお話もあり、百人一首よりさらに身近な存在に感じられました。

     著者のライフワークとしてこれからも読み進めていきたいです。
     

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    2014年02月11日
  • 陰陽師 玉手匣 2巻

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    博雅の天然が光る1冊です。
    まあ、博雅、いつも光っているんですが……。

    「返しに来るなら…なぜ盗むのだ?わからん」

    のシーン、知っている展開なのに大爆笑してしまいました。そして、なーんも考えずに笛を吹き続けるという……。素敵だ。

    さて、このお話、でも、どうやってたたむんだろう?うーん、いろんな話をたたまないままかな?

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    2014年02月10日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    九つの短編。いずれも佳作でラジオ・ドラマにしたいと感じるほど。
    岡野玲子さんには悪いが、絵は魅力的なのだから妙な精神性に迷い込まず、原作者の物語に寄り添っていて欲しかった。

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    2014年02月09日
  • 真・餓狼伝 4

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    前田光世との闘いから時は遡り、十五歳の丹波文吉は剣対拳の死合に挑む。

    『試合』は『死合う』から転じたと書いていたのは夢枕獏の『餓狼伝』だったろうか。文字通り、死を賭けた若き丹波の闘い。

    本家『餓狼伝』に比べると展開がスピーディーで良い。

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    2014年02月08日