夢枕獏のレビュー一覧

  • ヒマラヤ漂流 『神々の山嶺』へ

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    『神々の山嶺』の映画化に合わせて刊行された写真&エッセイ集のようだ。写真は夢枕獏本人によるもので、ヒマラヤの圧倒的なスケール感が素晴らしい。

    第一章は書き下ろし。山の写真と詩のコラボレーションであり、夢枕獏の初期の実験小説にも似ている。

    第二章はヒマラヤ日記。夢枕獏が仲間たちとヒマラヤを訪れた際の日記が写真と共に綴られる。

    第三章は『神々の山嶺』から。大傑作山岳小説『神々の山嶺』から抜粋した名シーンが写真と共に掲載されている。

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    2015年12月25日
  • エヴェレスト 神々の山嶺

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    映画の情報が先に入っていたので、どうしても羽生の鬼気迫る姿が阿部ちゃんの濃い顔とともに目の前にちらついて‥。阿部寛、ハマリ役だと思います。
    エベレストトレッキングしてみたかったけど、そんな物見遊山的な自分が恥ずかしくなる。
    だけどますます、濃い青い空、そこにそびえたつ山々を仰ぎ見たくなった。

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    2015年12月24日
  • 大江戸恐龍伝 三

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     いよいよ平賀源内が大船を仕立てて、黄金の島で恐竜が棲むという「ニルヤカナヤ」へ向かって旅立つ。

     今までの謎が少しずつ繋がり、また新たな謎を呼びながら謎の島へ旅立っていくという物語がやっと動き出した感じがしました。

     話が過去に戻ったり、舞台が沖縄に移ったりと物語の展開がどんどん広がって行き、次の巻も楽しみです。

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    2015年12月24日
  • 大江戸恐龍伝 二

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    平賀源内は、ゑれきてるの復元に成功する一方、ある絵文字の解読に力を注ぎ、驚くべき秘密を暴き出していた。

     絵文字の解読の場面は、謎解きのミステリーのように一気に読まされてしまいました。

     解読された文章には、歴史を遡り、豊臣の秘事にまで話が広がり、これからの展開が楽しみになりました。

     また前巻に続き、歴史上の人物が多く登場し、このあともどのように絡んでくるのか、次の巻も目が離せません。

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    2015年12月20日
  • 大江戸恐龍伝 一

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    長崎、江戸、琉球、大阪、龍に導かれた平賀源内の時空を超えた壮大な冒険譚が始まる。

     溢れんばかりの才能の持ち主、源内の人となりがよくわかりました。

     その源内と龍との出会いが今後どのような展開を見せるのか、楽しみな今後を予想させるストーリーでした。

     源内だけでなく、医術や蘭語、芸術で活躍した人たちも多数登場し、物語の広がりを感じました。

     とにかく次巻が待ち遠しい限りです。

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    2015年12月20日
  • 大江戸恐龍伝 三

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    源内はついに三国船を完成させ、琉球に向かう。
    琉球で「ニルヤカナヤ」への手がかりを見つける。

    少々都合が良すぎるとは思うが、テンポ良く前に進み、あっという間に読んでしまった。

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    2015年12月19日
  • 合本 陰陽師(一)~(十二)【文春e-Books】

    購入済み

    ゆるりとした、怪しい物語

    陰陽師安倍晴明と、音楽の才人源博雅を中心とした、雅な都に起こる奇怪な物語です。
    様々な怪異を解決する天才陰陽師と、本人は自分でよく分かってないながら鋭いアドバイスをする人の良い博雅のコンビに、妖怪じみたライバルの芦屋道満、面倒は全て晴明に丸投げの師匠賀茂保憲。それぞれがそれぞれに活躍します。

    基本的にはショートストーリー集なので読みやすいです。あまりアップダウンのある物語ではなく、ゆるゆると進んでいくので、読んでいる側も雅な気分になります。

    人の執念や欲や情が人を鬼に変え、または人と神や仏と呼ばれる力を持つものとのこじれた関係を直してゆく、というのが基本となっており、そこに人々のドラマが垣

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    2015年11月30日
  • エヴェレスト 神々の山嶺

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    凄まじい感じ。羽生とのエベレスト登頂シーンではこちらが息苦しく感じるほど迫力のある描写。不器用で純粋すぎる登場人物にもどかしさを感じながらもつい読み進めてしまう。おき

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    2017年05月06日
  • 大江戸恐龍伝 二

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    話は琉球にまで広がり、腹に一物をもつあやしい人たちがわんさかと出てくる。
    長谷川平蔵、杉田玄白、上田秋成などの有名人も引っ張り出し、オウム貝も出てきて、それはそれで面白いのだが、まだまだ話の道筋は見えてこず、魅力的なキャラクタとともに、右往左往している。さてさて、話はどこまで行くのやら。次を楽しみに待とう。

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    2015年11月15日
  • 大江戸恐龍伝 一

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    平賀源内 有り余る才能を使って、いろいろなものに手がける。そんな源内が、龍骨を見、龍の掌を見たが故に、事件に巻き込まれてゆく。
    話は、タネがまかれ、ちらっとつながりを見せたばかり、これからどのように展開するのだろうか?

    有り余る才能と熱くたぎる情熱。多くのものに手をつけ、生き急ぐ源内の姿は、さもありなんと思わせる。源内の声が聞こえてきそうだ。

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    2015年11月15日
  • 陰陽師 酔月ノ巻

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     今宵も安倍清明と源博雅の二人が平安の都に蠢く生きとし生けるものの歓びと哀しみを描き出す。

     物語の季節の移ろいと二人の掛け合いから始まる展開はいつも通りで、読んでいると心地よくなってきます。

     今回は二人の活躍だけでなく、いつも以上に蘆屋道満も活躍し新たな楽しみが増えた感じがしました。

     これからの展開がさらに楽しみになりました。

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    2015年11月01日
  • キマイラ10 鬼骨変

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    いつの間にか出ていた。
    ようやく話が現代に戻ってきて、前に進むかと思いきや、まぁのんびりとしたペース。このペースで物語を進めるのであれば、もっとドンドン新作を出して!といった感じ。もう30年も追いかけているのに。

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    2015年10月04日
  • 神々の山嶺 下

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    エヴェレストに登っている描写は山に登ったこともない私でもまるで登っているような臨場感があり、すごく引き込まれながら読みました。
    なぜ山に登るのか。答えはないのでしょうか。

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    2015年09月17日
  • 神々の山嶺 上

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    登山の知識が全くないので最初は話についていけるかが心配でしたが、後半に進むにつれて話の中に引き込まれていきました。羽生さんのことなどまだわからないこともあるので下巻を読むのがとても楽しみです。

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    2015年09月08日
  • 陰陽師 太極ノ巻

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    陰陽師シリーズ。

    一つ目の「黄金虫」の話がとにかく可愛い。露子姫が出てくるとどうしても可愛くなっちゃうのかな。前作を読んで再登場してほしいキャラだったので、早速出てきてくれて嬉しかった。怖いお話もあるけど、時々可愛らしい話が挟まっていて、バランスが絶妙。各話の冒頭でいつもなされる「呪」についての会話も毎回興味深くて唸らせられる。大好きなシリーズになりました。

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    2015年07月10日
  • 陰陽師 龍笛ノ巻

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    陰陽師シリーズ。

    集中的にシリーズを読破しているところですが、全然飽きが来ず、いつまでも読んでいけそう。
    「むしめづる姫」の露子姫がやっぱりイイ。途中の芋虫描写はちょっと、、、と思ったけど、彼女のキャラは素敵。また出てきてくれるといいな。賀茂保憲も今後、レギュラー化してくるのかしら。道満とはまた違った意味で、こちらもちょっとお騒がせな感じ。悪気がなさそうなだけに、晴明も苦手としているのかな。どんどんキャラが増えていくので、シリーズ読みが楽しい。

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    2015年07月10日
  • 陰陽師 鳳凰ノ巻

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    陰陽師シリーズ。

    前作の長編「生成り姫」から、また短編集に戻る。新しい話が読めて嬉しいし、晴明と博雅の変わらぬ会話のやり取りが心地よい。飽きの来ない文章でずっと読んでいられそう。蘆屋道満がちょこちょこ出てくるようになったけど、完全に敵対している風でもなく、面白いライバル関係だなと思う。

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    2015年07月09日
  • 陰陽師 生成り姫

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    陰陽師シリーズ。長編。

    シリーズ発刊以来、初の長編ということですが、すでに既刊の短編集で収録されている話を一つの長編に組み込んで纏めたものであったらしい。シリーズ最初から読み進めている者からすると、すでに読んだような話ばかり。ただ、完全コピーというわけではなく、同じ話を違う方向から描かれていたりで、あらためて晴明と博雅という人物を確認できる意味では良かったのかな。
    この作品の話の中心は言わずもがな、「付喪神ノ巻」の「鉄輪」。短編作でも十分に切なさは伝わっていたけれど、長編となって更に迫るものを感じることが出来た。とにかく、、、博雅が本当にイイ漢、、、。それに尽きます。

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    2015年07月08日
  • おにのさうし

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    夢枕獏の作品。
    これがまたなんとも、エロく涼やかでちょっとセンチメンタルな内容の短編集。
    まぁだいたい鬼が出てくる内容で百鬼夜行的な感じの
    陰陽師のような、まぁだいたいそんな感じ。
    漢文もーちょい読み方また勉強し直さないとな…
    ・文徳天皇の后、染殿皇后が鬼に抱かれる
    ・紀長谷雄が鬼と勝負する話
    ・禁断の愛で閻魔大王にまで会ってしまう篁物語
    すごくサクッと説明するとこんな感じ…
    まぁ人はいつでも、鬼になれるということでしょうか。
    3作品あるのだけども、やはり最後の小野篁の篁物語が一番良かった。
    せつねぇ!!!みたいな。
    たまにはこーゆー奇想天外摩訶不思議なのも面白い。

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    2015年07月04日
  • 陰陽師 付喪神ノ巻

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    陰陽師シリーズ、3作目。

    今作から(?)晴明のライバルである蘆屋道満が登場。他作家さんの作品で読んだ時はもっとバチバチしたライバルだったんだけど、夢枕版ではそうでもないのかな?いい感じでライバル感を愉しんでいる二人がいて、これはこれで良かったと思う。
    ホラーな話もあるけど、全体的には綺麗な文章で読みやすい。聞いたことのある和歌と絡めたお話だったり、丑の刻参りの元?みたいな話もあって、面白かった。今後も読み続けたいシリーズです。

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    2015年07月02日