大江戸釣客伝(下)
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大江戸釣客伝(下)

743円 (税込)

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釣り船禁止令でお咎めを受けた朝湖は三宅島へ島流しに。その間赤穂浪士の討ち入りがあり、采女は敬愛する義父・上野介を失う。そして江戸の町が大地震による火災で炎上、周辺は津波に襲われる! 豪華登場人物で描かれる、元禄の歴史と人間ドラマ! (講談社文庫)

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  • 大江戸釣客伝(上)
    743円 (税込)
    時は元禄。旗本、津軽采女は小普請組という閑職がゆえ、釣り三昧の日々を送っている。やがて、義父・吉良上野介の計らいで「生類憐れみの令」を発布した、将軍綱吉に仕えることになるが・・・。同じ頃、絵師朝湖と俳人基角は江戸湾で土左衛門を釣り上げた。果たしてその正体は? 釣りの泥沼から覗く元禄時代。(講談社文庫)
  • 大江戸釣客伝(下)
    743円 (税込)
    釣り船禁止令でお咎めを受けた朝湖は三宅島へ島流しに。その間赤穂浪士の討ち入りがあり、采女は敬愛する義父・上野介を失う。そして江戸の町が大地震による火災で炎上、周辺は津波に襲われる! 豪華登場人物で描かれる、元禄の歴史と人間ドラマ! (講談社文庫)

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大江戸釣客伝(下) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年03月19日

     釣りの師であり俳諧の弟子というシンプルな師弟関係でない2人の関係性が凄く良い。二人の今生の別れには涙なしには読めなかった。
     釣りに狂っているんじゃないか、と自分でも思っているし言われることもあるけど、全然狂ってないな、自分、ってなった。

    0

    Posted by ブクログ 2021年01月18日

    生類憐みの令、赤穂浪士、松尾芭蕉
    それぞれ勉強したけど、時代が繋がると本当に面白い。
    日本史の勉強しなおしたくなるなー。

    0

    Posted by ブクログ 2013年12月30日

     今までの人生のうち釣竿というものに触った記憶は1回。
     運よくその時1匹かかってくれたので釣りに対する印象は悪くはないのですが、釣りの好きな方が夢中になって話してくれるのはどうもピンときませんでした。
     この本を読んで釣りの不思議な魅力を体験してみたいものだと一層思うようになりました。
     思うよ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年06月20日

    生類憐みの令で釣りがご法度になった肩身が狭く、生きにくい世の中でも
    皆同じ事を考える。
    浮世から離れ釣りがしたいと。
    素晴らしい。
    何もかも。
    上巻より人間味溢れる内容だったのではないか、と思う下巻。
    サラサラと読めて、途中で涙腺が緩みそうになったのも事実。
    実在する登場人物がモデルだから、歴史好き...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月02日

    夢枕獏の長篇時代小説『大江戸釣客伝〈上〉〈下〉』を読みました。
    ここのところ、時代小説が続いています… 夢枕獏の作品は5年前に読んだ『鳥葬の山』以来なので久し振りですね。

    -----story-------------
    生類憐みの令で釣り人はどう生きたか。
    人間の愚かさ、気高さを釣りの世界を通して...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年08月15日

    流石だなと思う。
    釣りに興味がない私でも大変面白く読ませてもらった。

    綱吉の最悪の法「生類憐みの令」
    これが引き金になった赤穂浪士の討ち入り。そして天が怒った元禄大地震。そんな窮屈な時代に釣りを媒介に繋がり続けた男達。
    朝湖と其角の最後のやりとりには涙が出てきた。

    良い小説でした。

    0

    Posted by ブクログ 2015年01月31日

    元禄時代の俳人、絵師、商人。生類憐みの令と討ち入り。粋な生き方と釣り。江戸の文化の花開いた時代を「釣り」の視点で説く。出てくる釣りは、ほとんどはぜときすだが、そこがいいのかも。

    0

    Posted by ブクログ 2014年05月04日

     日本最古の釣り指南書「何羨録(かせんろく)」を記した津軽采女(つがるうねめ)を主人公に同時代に生きた男達の生きざまを描いた作品。

     下巻では、いよいよ厳しくなっていく生類憐みの令と赤穂浪士の討ち入りが佳境に入り、それらに巻き込まれていく男達が描かれ、憧れを感じつつも男の哀しい性も強く伝わってきま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年09月14日

    綱吉と言えば、生類憐みの令。

    しかし・・・
    やりすぎじゃろ
    釣りをして島流し!(笑

    久々に心地よい時代小説でした。

    0

    Posted by ブクログ 2013年07月21日

    夢枕貘にしては、普通の歴史小説だった。

    忠臣蔵の話も別の角度から見たら、変わるよねー。

    うんうん。

    面白かった!

    0

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