夢枕獏のレビュー一覧

  • 陰陽師 天鼓ノ巻

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    不思議と、どこか暖かみを感じる平安の闇の物語を描いたシリーズ。
    ここ最近は、蝉丸さんの話題が多いようにも感じます。

    ゆるやかな時間につつまれて、笛と琵琶の音を聞いてみたいですね。
    その傍らに酒と蜜虫さんがいてくれたら、、幽玄ですかね、なんて。

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    2012年08月11日
  • 鳥葬の山

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    ちょっと怖い感じの雰囲気の短篇集です。表題の「鳥葬の山」は、具体的な鳥葬の表現が印象的です。(ちょっとグロテスクですが・・・)

    どの短編も、非日常の世界に遊べて、非常に面白いので、現実を忘れたい人にはお勧めです!

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    2012年08月07日
  • 秘帖・源氏物語 翁-OKINA

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    ネタバレ

    面白かったです。
    平安という時代設定にまさかキリスト教うんぬんをからめてくるとは。
    言葉や仏像や歴史からなぞ解きをするところは、ダヴィンチコードみたいでした。

    「獣の首をした王」というのはサタンのことかと思ったのですが・・。
    そこまで散々キリスト教におわせといて、最終的には自業自得か、という感想もなくはない。

    光源氏が自分が原因であったと気付いた時に、胎児に本来見えないはずのものが見えてしまう能力を宿らせてしまってすまん、みたいに謝ってるけど、そのあとの六条御息所との話では胎児が母の苦しみを肩代わりしていた、みたいなことになっていてあれ?という感じ。
    葵の上が光源氏を苦しませようとしたのは

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    2012年08月05日
  • 陰陽師 天鼓ノ巻

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    文庫の新刊を発見→即お買い上げ。晴明の家の庭の花の香りや、月の光や、雨の音、風の優しさ…それらをまるで肌で感じるかのような文字たちに、毎度感動します。
    お気に入りは「ものまね博雅」「鏡童子」かな? 謎解きになるほど!という感じ。

    それにしても晴明、博雅のこと大好きすぎでしょう(笑)

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    2012年08月03日
  • 陰陽師 天鼓ノ巻

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    蝉丸の過去が切ない…
    短編集でさらさらと読める
    清明と博雅、蝉丸らと共に清明の屋敷の庭を眺めているような気分になり、
    「ゆこう」
    「ゆこう」
    そういうことになった。
    このやりとりの安定感がたまらなく好き。
    清明はよほど博雅が好きなのだなぁw
    のろけすぎですw

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    2012年07月30日
  • 陰陽師 天鼓ノ巻

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    何だかんだと買い続けている陰陽師です。表紙とサブタイトルだけでは新刊かわからず、毎度奥付を確認するレベルなんだけど止められないのですよ。清明と博雅のやり取りが好きです。日本史はあまり得意でないので時代背景とか帝とか貴族とか全く度素人ですが、日本的な風景?雰囲気?を楽しめるところがいいと思います。

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    2012年07月30日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四

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    ついに最終巻。
    もしかしてそうじゃないか?と思っていたことの真相が明かされる。事件で終わりではなく、空海が帰るところまで書かれているあたりも素敵。

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    2012年07月13日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三

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    だんだん事の真相が明らかになってくる三巻。
    結末を知りたいけど、終わってしまうのがもったいないと感じた。
    でもやっぱり知りたいので、一気に読んでしまう。

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    2012年07月13日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ二

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    一巻に続けてすぐに読破。
    子厚さんが人間味溢れていてお気に入り。
    色々と知らない歴史も出てきて、たいへん面白い。

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    2012年07月13日
  • 陰陽師 天鼓ノ巻

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    生きていくのに博雅が必要→よい漢だ→このおれが本物のおまえを間違えるはずない…って、晴明サマどんだけ博雅のこと大事なの。
    しかし、呪の話は私でも長いシリーズを通して理解してきたのに、博雅はまだダメなのか(笑)

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    2012年07月28日
  • 神々の山嶺 1

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    ネタバレ

    マロリーは果たしてエベレスト初登頂に成功したのか?!という物語をサイドストーリーに、エベレスト登山にかける男たちを追った物語。熱いです。雪山のシーンは凍えそうだけど、熱いです。手に汗握る山の描写は、圧巻です。読みながらちょっと息が苦しくなりそうでした。

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    2012年07月11日
  • 陰陽師 鳳凰ノ巻

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    何度も読む話しではないと思っているが、毎回スラスラ読めて考えさせられる部分がある。
    良い話しは月見草だが、考えさせられるのはその他の話しでした。

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    2012年07月02日
  • 陰陽師 玉手匣 1巻

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    岡野版陰陽師復活です。
    もう、本当に夢枕 獏の原作からかけ離れたところにきてしまいました。でも、こっちはこっちで大好きです。

    今回は、晴明の子どもと真葛が中心になってくるのかな?
    特に真葛は、ほとんど、この物語の作者の様に、全体を支配している感じがします。

    前の陰陽師は、男性の魔術師の論理で動いていたところがありますが、今回は、女性の論理で物語が動いていくという宣言なのかもしれません。

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    2012年06月24日
  • 秘帖・源氏物語 翁-OKINA

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    源氏物語がもとになっている本。

    最初の方は、源氏物語の流れで、先が読めてしまうと危惧したけど、ちゃんと途中から面白くなっていった。

    ただ、あとがきが少し本を読んだあとの余韻を見事に掻き消されたような…。

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    2012年06月23日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四

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    完結!登場人物がたくさんいすぎて混乱しましたが、面白かったです。関係者が皆疲れはてちゃってて、最後ようやく終わる…って感じがね。これまでのながーい話があるからこそですね。盛者必衰って感じですね。うまく説明できないけど…

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    2012年06月20日
  • 悪夢喰らい

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    救いようのない気味悪さが暑い季節にぴったり! 「これ思いつきで書いて途中でやめただろ!」とツッコミたくなるようなものや、「日本昔ばなし」のような教訓めいた短編も入っていたりして、とにかく夢枕獏の独特な魅力がつまっている作品だと感じた。個人的には結構好き。

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    2012年06月19日
  • 闇狩り師 黄石公の犬

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    久しぶりの乱蔵。少し物語から立ち昇るものが変わったか?力強さは変わらないけど、ごりごりとドライブしていく感覚は少しおとなしくなった。だがその代わり、どこか濃厚で馥郁としたものを感じる。「この物語は、絶対におもしろい。」この言葉に嘘はない。

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    2012年06月08日
  • 神々の山嶺 1

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    近年の山ブームで登山人口は増えているそうですが、本格的な登攀も含めた登山はやはり身近な世界とは言い難い。そんな世界を覗き見るにはうってつけのの作品です。。
    原作者、夢枕獏に漫画化するなら彼しかいないと言わしめた、谷口ジローの画力が、山の過酷さと魅力、登場人物の人間臭さを丁寧に描写していて、世界観に引き込まれる。
    山にしか生きる事ができない、不器用さと繊細さを持ち合わせた羽生のキャラクターに、どんどん魅せられてしまい、いつのまにか主人公、深町と同じような感覚を共感してしまう。
    羽生には実在のモデルがいるというのもまた驚き。原作を読みたくなる作品です。

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    2012年06月02日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四

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    さっき、読み終わりました。1巻読み始めてから3週間くらいかな。最近は小説が読めなくなっていた(なんとなく興味がわなかい)から、読み終えることができてうれしい。ストーリーが面白かったのと、よく知ってる中国の古典が舞台というのが珍しかったからだと思う。

    全部で4巻あって、17年かけて書いていただけに、繰り返しっぽい部分もあるけど、よくここまでまとめることができたなあ、と感心した。これもあとがきにあったけど、伝奇小説って、ラストが難しいのだ。八犬伝だって、みんなが集まるまでは面白いけど、あとはどーでもいいような話になっちゃうし。風呂敷を広げるまではすごいけど、たたむのは難しいのだ。

    小説の中にさ

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    2012年05月26日
  • 呼ぶ山 夢枕獏山岳短篇集

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    ネタバレ

    山に関する過去の短編中編の再編集版。そのほとんどが過去に読んだことがあるが、忘れているものが多かったが、読んでいる途中で思い出してくるので、残念ながら新鮮味は乏しい。新旧の作品が並んでいるので、若い時の話と熟練してからの書きっぷりの変遷をうかがうもは楽しい。その時々なりに作者の心情を反映しているのがうがかえて良い。

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    2012年05月22日