【感想・ネタバレ】縄文探検隊の記録(インターナショナル新書)のレビュー

あらすじ

一万年も続いた縄文時代。日本列島に住んでいた祖先たちはどのような生活を送り、どんな精神文化を築いていたのか。日本の神々のルーツを縄文に求める作家と、縄文は真の理想郷だったと断言する考古学者が、縄文世界を探検する。遺跡・遺物から推論する縄文人の暮らし、空海の密教と縄文の神々の関係、古代日本に渡来した人々の正体など、縄文研究の最先端を紹介。縄文人が高度な知識と文明をもっていたことが解き明かされる。 【人類学者・中沢新一氏推薦!】「日本の考古学は新しいステージに入っている。モノの実証研究の成果を土台に、新しい心の科学としての考古学へと、進化をとげはじめている。縄文人の心を内側から観察する。そのためには事実に根ざした想像力が必要だ。作家のヴィジョンと考古学者の科学心の出会いを実現した本書によって、考古学の進化は加速されるにちがいない。」

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Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
まえがき
第1章  日本人の食の源流
第2章  住まいとコミュニティー
第3章  翡翠の道をたどる
第4章  土偶と諏訪信仰
第5章  生命の木「クリ」
第6章  漆文化のルーツ
第7章  天然の接着剤「アスファルト」
第8章  縄文の神々
あとがき

<内容>
学者岡村道雄と作家夢枕獏の対談集。時々ゲストが混じる。なかなか示唆に富む本でした。特に「クリ」のはなし。一方で縄文の神々ついては、学者の慎重な姿勢と作家の夢想がかみ合わなかった感じ。空海が出てきて「あれれ?」という感じでした。

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2019年01月06日

Posted by ブクログ

浪漫ではなく科学で縄文に迫る内容に感銘を受けた。
自分が子供の頃に習った歴史は年々書き換えられており,自分の知識のアップデートも大切。
個人的には今年スタート予定という夢枕獏の縄文を題材にした作品に期待。

0
2019年04月24日

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