夢枕獏のレビュー一覧

  • 陰陽師

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    や~いいですね、カッコいい。晴明と博雅のキャラの違いも良い。最後の白比丘尼は海辺のカフカでホシノさんがあやかしをぶった切ったシーンを思い出した。

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    2024年07月31日
  • 陰陽師 螢火ノ巻

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    双子針(地震以来帝が目を覚まさない)/仰ぎ中納言(藤原忠輔が語ったことが実現してしまう)/山神の贄(死んだ夫に会いに来た女)/筏往生(阿弥陀の筏に誰が乗る?)/度南国往来(膳広国は死んで五日して生き返った)/むばら目中納言(柏木季正が不調になるたびに四徳法師が治してくれた)/花の下に立つ女(博雅が桜の下で葉二を吹くと女が立って聴き入っていた)/屏風道士(黙想堂という堂が描かれた絵に修理を頼んだ単先生が入ってしまった)/産養の磐(生贄にされた女を救った道満)。

    ■安倍晴明と源博雅についての簡単な単語集

    【青物主/あおものぬし】猪の化け物、神? 紀声足(きのこわたり)を配下に加えた。
    【青音】

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    2024年07月22日
  • 陰陽師

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    最初に2人で話したことがあとの怪異と関係あるので心の準備ができて読みやすくなる それがテンプレートになってるから安心
    でも怪異が人と子供つくったり影響が生々しくてイヤ(なにも覚えがないのにお腹がどんどん大きくなってるって女性目線でみるとめちゃくちゃこわい)

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    2024年07月22日
  • 神々の山嶺 上

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    登山。自分とは縁のない事。
    エベレスト。世界一高い山。 オススメされて呼んでみた。想像よりも面白くグイグイ引き込まれる。
    人はなぜ山に登るのか。
    早く下巻読まねば!!

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    2024年07月20日
  • 陰陽師

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    ずっと読みたかった作品。昔のだからどれほど読みにくいかと思えば、もうサックサク。
    晴明と博雅の仲の良さが好き。
    一話一話きれいに終わる、読みやすいことこの上ない。
    もちろん全部読破する予定。
    陰陽師、この一冊だけと思ってる人多いんじゃないかなぁ、もったいない。

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    2024年06月10日
  • 白鯨 MOBY-DICK 上

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     白鯨を追い求める捕鯨船に助けられたジョン万次郎の運命が描かれる。

     どこまでが史実の万次郎なのか、どこまでが名作「白鯨」なのか、そんな違和感を感じさせないほど、一気に読ませるところに作者の力量を感じました。

     万次郎とクジラとの出会いの場面では、その時代の空気感や漁師の心意気が届いてきそうでした。

     また、漂流の場面では、臨場感のある海の恐ろしさが伝わってきました。

     そして、好奇心というのは、生きるための大きなエネルギーになるのだということを改めて感じました。

     この後、万次郎が白鯨とどのような闘いを繰り広げるのか、楽しみです。

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    2024年06月09日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    笛吹き童子(博雅、嫉妬す)/はるかなるもろこしまでも(伽羅の香残す不思議女)/百足小僧(主人が百足に)/きがかり道人(毎日歩む不思議老人)/夜光杯の女(夜光杯で酒を飲むと見える不思議女)/いたがり坊主(帝の腹痛を治した僧)/犬聖(真面目すぎる僧と赤ん坊と白犬)/白蛇伝(白い蛇に憑かれた僧)/不言中納言(他言無用だった秘密)

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    2024年05月28日
  • 陰陽師 太極ノ巻

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    二百六十二匹の黄金虫(読経すると黄金虫がぞろぞろ出てくる)/鬼小槌(奇病を治しに行こうとすると道満が来た)/棗坊主(五十年前行方不明になっていた僧)/東国より上る人、鬼にあうこと(なにかに追われた男が逃げ込んできた)/覚(覚に出会い廃人になった者たち)/針魔童子(朱雀大路で虫のようなものに刺される事件続発、針魔=播磨なので道満関係か)/読み忘れていた一冊でした。

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    2024年05月28日
  • 陰陽師 螢火ノ巻

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    今までに増して芦屋道満がよく登場する。
    怪しい存在で阿倍野生命の邪魔をしたり、からかったり、そういった存在で描かれていたものが、困っている人を助けてあげる(酒の報酬があれば!)。そんなキャラクターで描かれている。

    秩父や青梅のほうに狛犬を狼にする神社やオオカミを神とするオオカミ信仰があるが、それに関する情報が載っていて興味深い。
    p238、狼に子供が生まれると捧げ物をする。岩や大きな木の下にお餅やお酒を捧げる。
    物語はそれを食べちゃった旅の女の人がどうなってしまうか?!というお話…。

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    2024年05月28日
  • 餓狼伝 3

    無料版購入済み

    藤巻も冴子も、思えば可哀想な人達だ
    藤巻は他の作品なら悪役扱いされていてもおかしくもない、
    そもそも犯罪者だから普通に悪役かな

    藤巻の描き方は夢枕獏氏による
    「悪人だったら重傷を負わせても読者みんなは嬉しいだろう、では悪人ではない真面目な格闘家たちに対してだったらどうかな?」という挑戦を感じるんだよな

    #カッコいい #アガる #ドキドキハラハラ

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    2024年05月22日
  • 餓狼伝 2

    無料版購入済み

    餓狼伝は修羅の門に物凄く影響を与え、というよりは
    って印象を改めて受けた

    藤巻は大出世して、ついにネットフリックス版アニメの主役になったな

    #カッコいい #ドキドキハラハラ #アガる

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    2024年05月22日
  • 餓狼伝 1

    無料版購入済み

    原作小説と設定が若干違う所で
    特に気になったのは涼二の事なんだよな
    彼は何歳でどういう立場という設定なんだろう

    #アガる #ドキドキハラハラ #カッコいい

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    2024年05月22日
  • シナン(下)

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    シナンという建築家の主人公は魅力的なんだが、オスマン帝国の歴史が思っていたよりも血みどろだったのでちとひいた。

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    2024年05月21日
  • 陰陽師0

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    ネタバレ

    おもしろくて、一気読みだった。
    元々陰陽師には興味があり、帝都物語の頃から好きなのだ。
    特に安倍晴明は大好きだ。
    なのに、なかなか読む機会がなく、すでに18巻まで出てしまっていては、今更手を出すこともできずにいた。
    0が出たことを知って、これは読むしかない。
    多少苦手な描写はあるが、もうスラスラと読めた。
    意識に何層もかけていく暗示が、難しいが、そこを理解しないと、うまく話が進まないのだ。
    学生達がたくさん亡くなったのは、とても痛ましかった。
    意識下の闘いでも取り込まれてしまうと、命を落としてしまうのだなぁ。
    助けてあげてほしかったなぁ。
    ラスト一番悪い奴は、晴明が手を下すより、悪事を白日の元

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    2024年05月14日
  • 陰陽師

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    面白かった!
    短編の章立てになっており、晴明が博雅と共に妖の事件を解決していく過程に惹き込まれた。

    また、上記2人の関係性もとても良い。
    会話のかけあいも、読んでいて楽しかったです。

    1991年刊行であるのに、舞台が平安時代だからかまったく古さを感じさせない文章もすごいと思いました。

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    2024年05月13日
  • 陰陽師 水龍ノ巻

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    陰陽師どこまで読んだか忘れたので遡り読書3冊目。多分この巻から読んでない、と思う。
    相変わらずサクッと読めながらも幻想的で大好きな作品

    『秘帖・陰陽師 赤死病の仮面』面白かったけど、何の説明もなく始まったので、陰陽師の地続きの世界線か!?と動揺した
    全く別の世界線で良かった。展開としては凄く好みの話。
    『蘇莫者』は博雅が狙われる話か?とワクワクしながら読んだけど、そこまでピンチになる訳ではなかった。相変わらず笛の力が凄すぎる。舞台のための書き下ろしと聞いて納得。多分Netflixのアニメ陰陽師の後半はこの話膨らませたものなのかな

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    2024年05月04日
  • 陰陽師 玉兎ノ巻

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    シリーズどこまで読んだかわからなくなったためとりあえず玉兎から再読。『陰陽師0』を観てきた影響もある。
    相変わらずゆっくりしみじみと読みたい話たち。
    永遠に続いてほしい

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    2024年04月29日
  • キマイラ22 望郷変

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     幻獣キマイラを巡って男たちが熱い闘いを繰り広げるSFアクションシリーズ第22弾。

     宿命のライバルが再び激戦を繰り広げるこの巻、闘いの描写が半分以上を占め、作者のこの物語にかける熱い思いが伝わってきました。

     物語は、多くの登場人物が関わり、横の広がりとともに、歴史を遡る縦の広がりもますます進み、物語の壮大さを堪能しました。

     そろそろこの物語も終盤を迎えつつあるようですが、これだけの熱量を失わずに作品が続いていることに、改めてこの作品の魅力を感じているところです。

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    2024年04月27日
  • 陰陽師 烏天狗ノ巻

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    陰陽師シリーズ

    晴明と博雅のコンビはもちろん良いんだけど、今回は蘆屋道満が活躍する話が2つあって、どちらも良かった。意外と格好イイお爺ちゃん。このシリーズの道満は全然悪役じゃないところが良いわ。グロい描写もあるけど、全体的には美しい文章で私にとっては清涼剤のような読み物。ずっと変わらず続いてほしい。

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    2024年04月18日
  • 陰陽師 烏天狗ノ巻

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    人の世の難しさは何からくるのか
    やはり欲というものだろうか
    それが人を狂わせ判断できなく
    してしまう
    感性豊かだと 
    人の怨念を我が身に引き受けて
    しまう 悲しい 哀しい
    そして苦しむ

    時間をゆったり感じるのは
    清明と博雅の酒を酌み交わす場面
    自然の豊かさ 時の流れ
    栄華盛衰を感じる
    そんな時間が欲しい

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    2024年04月16日