夢枕獏のレビュー一覧

  • 神々の山嶺 1

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    感想
    個人的には山登りの話には興味が惹かれる。山屋は危険を犯してまで初物を求めがち?だが、突き詰めると死に至るしか無いのではないか?


    あらすじ
    カメラマンの深町はカトマンズで、伝説のクライマーと呼ばれる羽生を見かける。日本に帰った深町は、関係者から羽生のことを聞く。

    羽生が若くして青風山岳会に入りメキメキ力をつけたこと、お金がなくて初めての海外遠征を諦めたこと、パートナーの岸との死別、ライバル長谷の登場など。

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    2026年06月07日
  • 陰陽師 天鼓ノ巻

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    ネタバレ

    今回は短編8編。
    「器」が好きでした。
    「逆髪の女」で蝉丸法師の過去の話が書かれていました。実際にいた方とは知らず。調べたら大分曖昧な人だった。
    今回は神様や菩薩などがたくさん登場してる印象がありました。

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    2026年05月20日
  • 闇狩り師 蒼獣鬼

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    「闇狩り師」(短編集2巻)、「崑崙の王」(長編)、本作と、時系列順に読んできた。書かれた時期は、「蒼獣鬼」の方が「崑崙の王」より先だが、九十九乱蔵がキマイラに登場している龍王院弘と出会うのが「崑崙の王」で、その後に「蒼獣鬼」の出来事が起きている。どちらを先に読もうが、乱蔵の物語にほとんど関係ないが、今回は並行して読んできたキマイラに合わせて再読した。
    鳴神素十と戸田幽岳、どちらも人間を超越した陰陽師と神霊能力者。2人の対立の中で呪詛、憑依や生まれ変わりが行われ、そのことに利用されようとする素十の息子真人を乱蔵が救うストーリー。初版のときには《妄霊篇》《異神篇》 の2巻になっていたが、今回は1冊

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    2026年05月07日
  • 陰陽師 付喪神ノ巻

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    天中軒すみれが、浪曲化したことから読み始めた原作の陰陽師シリーズ。浪曲化された二作目の原作「迷神」と「打臥の巫女」が載っているので、二冊目を飛ばして、三冊めのこれ読んだ。
    全部読んでみると、この本に載っている小説としては、「迷神」はかなり面白いが、「打臥の巫女」は特に良い出来というわけではないが、両方とも蘆屋道満が出てくる話だ、というのが浪曲に選んだ理由なのだろうなと、と思われる。ということで、今回のテーマは、安倍晴明と蘆屋道満の対決らしい。
    その浪曲の東京公演は2026年8月23日。楽しみ。

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    2026年05月01日
  • キマイラ聖獣変

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    物語から10年後の最終話を始めるというFSS方式を導入。
    筆がノリノリでこれ書きたかったんだよ!感がひしひしと伝わる。
    菊地が良い。まさかこんなキャラになるとは。

    闇狩師とは元々同じ世界の話なのだけど、「人に憑く何か、魍魎」みたいなものは闇狩師で扱ってきたテーマだと思う。今回それがちょっと混ざってきた感じがする。

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    2026年04月19日
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻

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    ネタバレ

    何度怪異に遭っても懲りない兼家様が兼家様らしくて大変面白かった。
    兼家様のように欲をかいて痛い目見ることもあれば、欲を切り捨てすぎても、良くなかったり。
    人って欲を持ってこそ人で愛しいのかもしれない。

    晴明と博雅は、いつものように晴明が呪の話で博雅を困らせ、博雅が直球の親しみで晴明を動揺させてて、そこもまた愛しい。
    博雅に「もしも死んだら」の話をされる晴明はつらいだろう。

    色は匂えどとカタリ爺がとくに好き。

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    2026年04月18日
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻

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    四季折々の風情や四季の移ろいをいつも以上に色濃く感じる巻でした。
    そのせいか、博雅と晴明の間に流れる空気感も以前よりも結びつきが濃いような。

    晴明が物事の道理はすべて呪に結びついていく話をしようものなら、以前にもまして即止める博雅が可愛らしい。

    また、芦屋道満と博雅二人で物語が進む回も珍しい。道満も食わぬ漢ではないいつもとは違う。

    全体的に博雅の漢ぶりが感じられた。

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    2026年04月08日
  • 陰陽師 女蛇ノ巻

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     陰陽師安倍晴明と源博雅の活躍を描く陰陽師シリーズ第16弾。

     12編からなる、美しく、哀しいお話を今回も堪能することができました。
     
     今回も二人の友情は変わらず、深い安心ともに、微妙な嫉妬を覚えつつ、二人の活躍を見届けました。

     今回は芦屋道満の登場がいつもにも増して多かったような印象でしたが、やはりこのおじいちゃん、憎めません。

     最終話の蝉丸と博雅の音曲を通した掛け合いも、とても味わい深く、心に沁みました。

     本作を読んだのが年度の切り替わりの時期で、心に余裕のない中だっただけに、ほっと一息つけたように感じました。

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    2026年04月04日
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻

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    四季の移ろいを感じながら晴明と博雅とが二人で飲み交わすこの情景は何度読んでも味わい深いです。道満もすっかり仲良しの様子。この先もまだまだお元気でいてもらって、シリーズを続けていただきたいです。

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    2026年03月31日
  • 陰陽師 飛天ノ巻

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    ネタバレ

    掲載作品
    1) 天邪鬼
     仏師と天邪鬼な童子の鬼の話
    2) 下衆法師
     下術に魅せられた寒水翁が妖に取りつかれる話
    3) 陀羅尼仙
     仙人になろうとした僧が成仏できない話
    4) 露と答へて
     歌と百鬼夜行の嘘と超子殿の機転の話
    5) 鬼小町
     如水法師の寺をお参りする二人の人格を持つ老婆の話
    6) 桃薗の柱の穴より児の手の人を招くこと
     屋敷の柱から子どもの手が出たり指が落ちてくる話
    7) 源博雅堀川橋にて妖しの女と出逢うこと
     堀川橋の妖を見に行った博雅が清明と異界に入る話

    一巻と同じ調子で続く、清明と博雅の短編集。お決まりの情景描写や繰り返される展開も、美しく安心感があって読み心地を楽し

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    2026年03月23日
  • 陰陽師 太極ノ巻

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    晴明宅の縁側の簀子に二人が座り、庭に訪れる季節の移り変わりを眺めながら酒を飲み、空になれば蜜虫が注ぎ、博雅が自然について素直に感じたことを口にすれば、晴明が全て呪のせいだと解説する。博雅は呪が出てくると混乱するので拒絶するが、晴明が煙に巻くような説明をしているうちに都で近頃起こった不思議な出来事に話が発展し、それしお決まりの「ゆこう」となる。
    この愛しきワンパターンを著者も拘っているとあとがきで読んで、共感することしきり。

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    2026年03月21日
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻

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    漠さんの作品の中でも陰陽師シリーズは外れがありません
    いや自分が読んだ全作品外れがありません
    今作は蘆屋道満の登場が多く、その人となりが多く表現されていましたが、過去のシリーズから較べるとよりその人柄が鮮明に表現されていたと思います
    読んでいて思ったのは、読みかけの時にすぐに内容に戻れる事でした
    他の作者さんの作品では少し前に戻る必要があるケースがあるのですが漠さんの作品ではそのような事があまりありません
    なぜかはわかりませんが読者としては嬉しいです

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    2026年03月19日
  • おんみょうじ 鬼のおっぺけぽー

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    夢枕獏先生は岡野玲子『陰陽師』の、菅原道真公初登場シーンで衝撃を受けて編集部へめっちゃ推したとかである。
    本書はその、陰陽師安倍晴明の若い頃のその話である。
    こっちでも『陰陽師』のマンガに出るアレみたいな、ややコミカルな鬼どもが、おっぺけぽーおっぺけぽーとおぞましい声をあげながら羅城門の辺に出る。
     なんかでたー、陰陽師って若手しか、師匠寝てるー、新人頑張る、なんとかな、あぁーっ、師匠出てきておりゃっと、の展開は、初期のウルトラマンに似る。
    よかった。

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    2026年03月19日
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻

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    陰陽師シリーズもう何作目になるのかわからない

    今回は
    あちらの関白
    碧瑤杯(へきようはい)
    菓子女仙
    ひもひめ
    黄金兼家
    火車
    色は匂へど
    カタリ爺

    の八編、まあマンネリと言えばマンネリだけど、出れば読んでしまう。
    晴明と博雅が屋敷の庭で酒を酌み交わすあの空間、空気いいなぁ。
    私にはそんな相手いない、コーヒーではあかんし・・・

    今回は蘆屋道満がよく出てきて仕事していました。

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    2026年03月15日
  • 大江戸火龍改

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    著者お得意の(と言えるほど読んでいるわけではないけれど)陰陽師に似た世界の物語。
    ただし、陰陽師で語られる世界とは、やはり違って見えるのである。
    それは、我々が「江戸時代」という設定に引っ張られているからなのかもしれないし、はたまた紡がれる言葉や表現が違うからなのかもしれない。
    とにかく陰陽師が好きならば、読んでみてよいと思う。

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    2026年03月15日
  • 大江戸釣客伝 下

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    日本史上比類なき悪法生類憐みの令のもと、釣りに狂う文人墨客の滑稽ではあるが、命をかけた飽くなき求道の姿に感動すら覚える怪作。

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    2026年03月13日
  • 陰陽師 烏天狗ノ巻

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    変わらない2人といつも苦しむ兼家という安定さ。毎シリーズ読んでいると、今回出てきたちび不動も思い出の品になるのだなあとなんだかしみじみしてしまう。個人的に今回は道満の活躍が多くうれしかった。道満メインで一冊出ないかなあと夢見ている。

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    2026年03月09日
  • 陰陽師 夜光杯ノ巻

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    ネタバレ

    今回は9編と多め。
    綺麗な女性が出て来る話が多かったような。
    虫姫、蘆屋道満、蝉丸、滝夜叉姫でお世話になった浄蔵さんが登場。
    今回の蘆屋道満は大人しかった。
    一番好きなのは「魔鬼物小僧」ですかね。健気な子だなと思いました。
    お坊さんなんだかんだ女犯を犯す。
    最初の「月琴姫」も好きでした。博雅、罪なことしますね…!



    「月琴姫」も面白かったです。

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    2026年03月09日
  • 陰陽師 飛天ノ巻

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    17冊目『陰陽師 飛天ノ巻』(夢枕獏 著、1998年11月、文藝春秋)
    陰陽師・安倍晴明と雅楽家・源博雅のコンビが活躍する歴史怪奇小説の第二巻。
    もののあわれや情け、懸想、そして執心が主題となったエピソードが並び、中には事件そのものが狂言だったということも。ただの鬼退治ものに留まらない物語の拡がりを見せてくれる。
    主人公2人の掛け合いだけでなく、風雅な文章も本作の長所のひとつ。「鬼小町」という短編での桜吹雪の描写は驚くほどの情感に溢れている。

    〈晴明よ、よい風だ〉

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    2026年03月08日
  • 宿神 第四巻

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    宿神とか翁、後戸の神と呼ばれているものの小説家と思ったら、西行と清盛の話だった。
    3巻くらいまでは面白かったけれど、4巻目はちょっとダレた。

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    2026年03月02日