夢枕獏のレビュー一覧

  • おんみょうじ 鬼のおっぺけぽー

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    夢枕獏先生は岡野玲子『陰陽師』の、菅原道真公初登場シーンで衝撃を受けて編集部へめっちゃ推したとかである。
    本書はその、陰陽師安倍晴明の若い頃のその話である。
    こっちでも『陰陽師』のマンガに出るアレみたいな、ややコミカルな鬼どもが、おっぺけぽーおっぺけぽーとおぞましい声をあげながら羅城門の辺に出る。
     なんかでたー、陰陽師って若手しか、師匠寝てるー、新人頑張る、なんとかな、あぁーっ、師匠出てきておりゃっと、の展開は、初期のウルトラマンに似る。
    よかった。

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    2026年03月19日
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻

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    陰陽師シリーズもう何作目になるのかわからない

    今回は
    あちらの関白
    碧瑤杯(へきようはい)
    菓子女仙
    ひもひめ
    黄金兼家
    火車
    色は匂へど
    カタリ爺

    の八編、まあマンネリと言えばマンネリだけど、出れば読んでしまう。
    晴明と博雅が屋敷の庭で酒を酌み交わすあの空間、空気いいなぁ。
    私にはそんな相手いない、コーヒーではあかんし・・・

    今回は蘆屋道満がよく出てきて仕事していました。

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    2026年03月15日
  • 大江戸火龍改

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    著者お得意の(と言えるほど読んでいるわけではないけれど)陰陽師に似た世界の物語。
    ただし、陰陽師で語られる世界とは、やはり違って見えるのである。
    それは、我々が「江戸時代」という設定に引っ張られているからなのかもしれないし、はたまた紡がれる言葉や表現が違うからなのかもしれない。
    とにかく陰陽師が好きならば、読んでみてよいと思う。

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    2026年03月15日
  • 大江戸釣客伝 下

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    日本史上比類なき悪法生類憐みの令のもと、釣りに狂う文人墨客の滑稽ではあるが、命をかけた飽くなき求道の姿に感動すら覚える怪作。

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    2026年03月13日
  • 陰陽師 烏天狗ノ巻

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    変わらない2人といつも苦しむ兼家という安定さ。毎シリーズ読んでいると、今回出てきたちび不動も思い出の品になるのだなあとなんだかしみじみしてしまう。個人的に今回は道満の活躍が多くうれしかった。道満メインで一冊出ないかなあと夢見ている。

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    2026年03月09日
  • 陰陽師 夜光杯ノ巻

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    ネタバレ

    今回は9編と多め。
    綺麗な女性が出て来る話が多かったような。
    虫姫、蘆屋道満、蝉丸、滝夜叉姫でお世話になった浄蔵さんが登場。
    今回の蘆屋道満は大人しかった。
    一番好きなのは「魔鬼物小僧」ですかね。健気な子だなと思いました。
    お坊さんなんだかんだ女犯を犯す。
    最初の「月琴姫」も好きでした。博雅、罪なことしますね…!



    「月琴姫」も面白かったです。

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    2026年03月09日
  • 陰陽師 飛天ノ巻

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    17冊目『陰陽師 飛天ノ巻』(夢枕獏 著、1998年11月、文藝春秋)
    陰陽師・安倍晴明と雅楽家・源博雅のコンビが活躍する歴史怪奇小説の第二巻。
    もののあわれや情け、懸想、そして執心が主題となったエピソードが並び、中には事件そのものが狂言だったということも。ただの鬼退治ものに留まらない物語の拡がりを見せてくれる。
    主人公2人の掛け合いだけでなく、風雅な文章も本作の長所のひとつ。「鬼小町」という短編での桜吹雪の描写は驚くほどの情感に溢れている。

    〈晴明よ、よい風だ〉

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    2026年03月08日
  • 宿神 第四巻

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    宿神とか翁、後戸の神と呼ばれているものの小説家と思ったら、西行と清盛の話だった。
    3巻くらいまでは面白かったけれど、4巻目はちょっとダレた。

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    2026年03月02日
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻

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    やっぱり短編は面白い。
    そして、博雅が活躍すると嬉しい。

    博雅のストレートな訴えに、
    晴明がどんな顔してるのか、
    想像するのも楽しい。

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    2026年03月01日
  • 幻獣少年キマイラ

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    ラノベのような読みやすい物語 青年がキマイラに変わりその後どう展開していくのか。分かりやすく読みやすい物語。

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    2026年03月14日
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻

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    やっぱりこの物語は面白い。
    晴明、博雅、そして道満、最近みんな優しくなってないか、特に
    道満、まいいか面白ければ良しとしよう。
    それにしても、最後の「カタリ爺」は、作者本人か?

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    2026年02月18日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三

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    どんどん楊貴妃の死にまつわる事件の全貌が見えてきそうでアツい。
    歴史は苦手だし、人の名前は覚えられないのが常だが、この本に関しては何回も説明を挟んでくれるから、するすると読めた(それが野暮ったいと感じる人もいるかもだけど)。
    あと1巻なので早く読み切りたい。

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    2026年02月16日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ二

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    最後の方の阿倍仲麻呂の独白が面白かった。
    本の最後に載っていた対談を見て思ったのが、作者の方が相当に空海を好きなんだと思う。だから空海すげえ的な話が多いんだけど、たまにそれが疲れることもあって、それがない阿倍仲麻呂の話はかなり引き込まれて読めた。

    不思議な力があるんだかないんだかわからなかったんだけど(多くの本はある派かない派かに寄って書いてあるため)、この本では科学の一部分的な感じで扱われてるのかな、と思った。あるっちゃあるけど知識を持った人じゃないと正しく使えない、みたいな。

    結構2巻は1巻より面白いなと感じたので、3、4巻も楽しみ。

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    2026年02月14日
  • 決定版 大江戸恐龍伝 一

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    2015年頃に小学館文庫で刊行されていた作品(全6巻)の集英社版(全5巻)

    当時、おそらく夢枕さんが描く江戸、というものにそこまで魅力を感じずスルーしたような記憶がある。

    やっぱり本との出会いはタイミング。

    恐龍伝とあるが、1巻はまだ源内の人となりの紹介と、
    登場人物が出そろってくる段階。
    まだ龍はチラ見せ程度です。

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    2026年02月13日
  • 腐りゆく天使

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    教会の香部屋になぜか浮かんだ一体の天使……それは神父にしか見ることができない幻影なのか?なんだか凄惨なイメージの作品だなあ、と思って帯をながめておりました。しかも、登場人物にはあの荻原朔太郎がいるらしい。そして、冒頭の一文「この七年間もの間、わたしが考えつづけていたのは、いったい、誰がわたしをここに埋めたのかということだ」を目にしてぶっとんでしまった。これは「頭の中の湿った土」ではないか?
    同じ物語なのか、そうではないのか?朔太郎、神父、腐っていく天使、そして頭の中の湿った土……。もはや頁を繰る手ももどかしいのである。ああ、何と病的で、何と美しくて、何と切ない物語なのでしょう?こんな物語があっ

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    2026年02月08日
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻

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    やはり楽しい陰陽師。初期より妖怪がサラッとしている気がする。それもまたいい。
    「自分は、零落した姫が好きなのだ。」
    「そして、結局、いくらもしないうちに煮過ぎた餅のようにしなだれかかってくるのである。」
    という文に痺れる。だからこそ毎度、このシリーズを買ってしまう。

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    2026年02月03日
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻

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    久しぶりに陰陽師を読んだ
    安倍晴明と笛の名手の博雅
    一緒に飲むかわす酒
    梅や桜の香り 流れいく風そして時間
    目に見えない世界を闊歩する者たち
    過去の関係や怨み 痛み 憐れみ
    ゆったりした時の中に感じられる

    読みやすく
    こんな時を過ごしてみたくなる
    そんな作品

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    2026年02月03日
  • 陰陽師 天鼓ノ巻

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    ゆくか
    ゆこう
    ゆこう
    そういうことになった
     
    もはや、このやりとりを見るために陰陽師シリーズを読んでいると言っても過言ではない。
    そのくらい博雅とのやりとりが愛おしい。

    今回は珍しく道満は出てこない。
    そして蝉丸の登場が続く。
    蝉丸といえば百人一首の
    『これやこの 行くも帰るも別れては 
    知るも知らぬも 逢坂の関』
    があまりにも有名。
    子供の頃に最初に覚えた名前と歌だった。
    その蝉丸の亡き妻の話に泣けた。

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    2026年02月02日
  • 漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 9

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    バキ外伝小説の「ゆうえんち」のコミカライズ9巻。
    まるっと無門と羽鳥薫の戦い。

    忍者?ニンジャ?どちらの表記の方が羽鳥と表すのに相応しいのか。外連味たっぷりの観覧車対決をメインに据えるならニンジャかと思うけど、猛虎落地勢を使いこなす勝負への執念を鑑みると忍者になるのか。
    「ゆうえんち」全編通じて、観覧車対決はベストバウトに選んでしまいそうな戦いではあるのでニンジャなのかな。
    アクションスターのニンジャ、仕事人の忍者という区分けかなぁ。

    愚地独歩の後ろ姿に、私刑執行スーパーマンのマルス・リードの登場も好ましいですが、観覧車対決がやっぱりいいです。
    無門と羽鳥だけではないですが、肉体も精神もイ

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    2026年02月01日
  • 陰陽師 烏天狗ノ巻

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    久しぶりに「ゆこう」「ゆこう」のやりとりがあった気がする。
    長さ的に短いのであっという間に1話を読み終えて、いつもの晴明に言葉で誤魔化されることもなく怪異が解けていってちょうどよかった。

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    2026年01月26日