夢枕獏のレビュー一覧

  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    いやぁもう絶対付き合ってるじゃんこれ と何度つぶやいてしまったか。「ゆこう」「ゆこう」の予定調和が相変わらず(久々に読んだけれど)楽しい。シリーズの他の作品が好みならば絶対に外れない。
    本作に限った感想としては、晴明の兄弟弟子にあたる賀茂保憲が「身内の絡む問題」を晴明に依頼しにきたシーンで、彼らが陰陽師と出家者(宗教者)のスタンスの差異を語るところが印象に残った。

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    2022年08月19日
  • 天海の秘宝 下

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    冒険活劇と思いきや、何と、SF小説でした??  上巻に続き、極悪非道な「不知火」盗賊団。そして大黒天と呼ばれる謎の男、そして黒犬。

     ネタバレにならない程度で書くと、新面武蔵も、黒犬も、黒猫悟空もロボットでした。そんな技術が何故江戸時代に存在しているのか。

     そんなこんなで最後は宇宙空間が舞台になる。凄いSF小説なのだ。

     シンプルに面白かった。
     
     

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    2026年01月18日
  • 天海の秘宝 上

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    江戸の街を舞台にしたエンターテイメント! 盗賊「不知火」との闘いと謎解きの行方は?  主人公は今風に言えば発明家。赤穂浪士の子孫だと言っているが本当か謎がある。

     また、彼を取り巻く登場人物が魅力的だ。天才剣士の「病葉一三」、後の火付盗賊改長谷川平蔵こと「本所の銕」、黒猫の「悟空」。

     タイトル「天海の秘宝」の天海とは天海僧正のことだ。天海僧正とは、徳川家康を日光東照宮に祀った慈眼大師のことだ。その秘宝を盗賊「不知火」が狙っているらしい。どんな秘宝なのかは上巻でははっきりしない。

     夢枕獏の作品らしく、人間かどうかわからない武士「新免武蔵」、お化けのような黒犬が登場し、怪異の匂いがプンプ

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    2026年01月18日
  • 神々の山嶺 下

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    ほぼノンフィクションを読んでいるような感覚でした。
    こんなにも死が迫る状況を詳細かつ、臨場感を持って書く。

    本当は登った?

    実際にエベレストを登ろうとは思わないけれど、
    山という名の自分だけの目標に登りたくなる。

    なんのために登るのか。

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    2022年07月24日
  • 天海の秘宝 下

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    ネタバレになるから、詳しくは書かないが、奇想天外か、荒唐無稽か、評価が分かれる。
    まあ、でも、それなりにハラハラドキドキで楽しめた。

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    2022年06月05日
  • バロルの晩餐会 ハロウィンと五つの謎々

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    ネタバレ

    夢枕獏さんと天野喜孝さんだから…
    海外の鬼とか、妖精みたいなもの
    怖いんだけど、この絵本のように描かれるとこの世界で私も遊びたくなる
    悪さする人間の方がタチが悪いかも、と思う部分もちょっとある

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    2022年05月09日
  • 秘帖・源氏物語 翁-OKINA

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    夢枕獏さんの作品が好きで購入。
    源氏物語が元とは思えないほど、非常に読みやすい作品であるものの…後半の盛り上がりは他の作品と比べると薄いようにも感じた。
    陰陽師シリーズの安倍晴明から妖に関する知識を抜かれたような光源氏が主人公で、それを補っていくのが蘆屋道満という形で進んでいきます。
    作中に登場する謎々も宗教を絡めており非常に面白かったです。

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    2022年03月23日
  • 宿神 第一巻

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    今のところ、平清盛と佐藤義清の話。2人のバディの様子が、晴明と博雅のよう。
    何か見えないものを感じられる義清。この後、どうなっていくのか。どう西行になっていくのか。楽しみ。

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    2022年03月20日
  • 宿神 第三巻

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    かかる世にかげも変わらずすむ月を見るわが身さへ恨めしきかな  出家後の40歳くらいまでの西行の物語。

     朝廷内での激しい権力争いは読んでいて息苦しいばかりになるが、これが人間というものなのか。

     物語の節目節目で歌を紹介している。なんとなくわかるが、はっきりはわからない。高校の時、もっと真剣に古文を勉強しておくのだった。

     疑いをかけられて、四国に流される崇徳院に会った時に西行が詠んだ歌が「かかる世に…」だそうだ。

     ウクライナにロシア軍が侵攻している。

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    2026年01月18日
  • 宿神 第四巻

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    夢枕獏『宿神 第四巻』徳間文庫。

    全四巻から成る大河歴史伝奇小説の最終巻。

    自然の摂理と時代の移ろい。人間の権力や地位への欲望は果てしなく、変わらぬものは自然の摂理だけ。欲望の強さが人間を変えていき、世の中を動乱や混乱へと導いていく。

    第二巻、第三巻と面白い展開だと思ったのだが、この最終巻は歴史小説の色合いが強くなり、伝奇小説の面白さが薄れたように思う。

    保元の乱、平治の乱を経ても混迷は一向に治まる気配は無く、西行は平安時代が滅び行くのを静かに見詰める。祈っても、願いを叶えてくれないという自然の万物に宿る、宿の神、翁、魔多羅神。それでも人は祈らざるを得ない。

    死者たちと戯れる西行……

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    2022年02月16日
  • 宿神 第一巻

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    夢枕獏『宿神 第一巻』徳間文庫。

    全四巻から成る大河歴史伝奇小説の第一巻。

    ゆったりとした時の流れの中で物語は展開する。『陰陽師』のような怪異は控えめながら、随所に肝となる事件が散りばめられている。

    平清盛の友人にして、後に西行を名乗る佐藤義清は御所の警衛にあたる若き武士だった。ある日、美しき箏の音に誘われ、待賢門院璋子と運命の出会いを果たす。璋子に心を奪われた義清は璋子も自分と同様にもののけの姿が見えることを知る。

    本体価格760円
    ★★★★

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    2022年02月13日
  • 陰陽師 夜光杯ノ巻

    購入済み

    陰陽師シリーズを読み始めて4冊目。隙間時間に読むので短編が多いこちらのシリーズは読みやすいです。博雅が笛を吹く場面がいつも美しいなぁと想像して読んでいるのですが、今回もそんな場面がいくつかあってとても良かったです。

    #癒やされる

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    2022年02月08日
  • 宿神 第二巻

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    宿神とは何か?義清がついに出家してしまう!  鞠を蹴っているとき、箏の音を聞いているとき、不思議なものを見てしまう義清。似たような経験をもつ人々と語り合い共通項を見出す。それは母親の出産時に胞衣(えな)を被って生まれて来たという共通項。

     胞衣とは胎盤のこと。今風に考えると出産時に胞衣を被って生まれてきたために、酸素不足になり、脳が損傷したとか?

     宿神とは何かについても申によって語られるが、まだはっきりしない。

     義清は待賢門院璋子から拒絶されたことがきっかけで出家してしまう。妻子を捨ててしまう。当時の感覚ってこんなものなのか?

     さて、その璋子が病で死んでしまうのが第2巻の最後。早

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    2026年01月18日
  • 宿神 第一巻

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    「あれが見ゆるのか…。」主人公は若き日の西行法師。  若き日の西行、佐藤義清が主人公。ひょんなことから待賢門院璋子と出会う。互いに「あれが見える」らしい。

     「あれ」とは何なのかまだわからない。一巻めだから。

     佐藤義清の他に、ただの脇役で終わるかわからない平清盛、後の文覚になる遠藤盛遠などの群像劇という作りになっているような感じ。面白い。これからどんな展開になるのか楽しみ。

     二巻めをすぐ読もう。

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    2026年01月18日
  • 陰陽師 龍笛ノ巻

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    気持ち悪くて幻想的。肉を食いながらも満たされない首から下がない生首。人間はそういうものなような気がする。ってとこが人の性の確信をついててよい。

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    2022年01月31日
  • 小説 ゆうえんち -バキ外伝- 2

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    黄金丸と黄海王のデモンストレーションが開幕前夜。そして、ついに開幕した「ゆうえんち」です。
    無門の最初の相手は、ゴブリン春日。その闘いの最中に、目的である柳龍光と遭遇します。

    まさか、ここで決着なのか⁉︎ゴブリンとの闘いは続行しているのに、乱戦になってしまうのか⁉︎と予想外の出来事にワクワクするも、そんなことは起こるはずもなく。
    顔見せでした。そらそうだ。ラスボスである柳龍光との闘いは、クライマックスでしょうよ。

    各章の頭で、「ゆうえんち」参加者を知る人がその人について語るとこから始まるのですが、これ絶対に長編になるよね、という感じしかしないです。強さのインフレとかいうことではなくて、序列

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    2022年01月20日
  • 陰陽師 女蛇ノ巻

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    お待ちしておりました、安定の晴明・博雅。
    でも一日で読み終わってしまった・・・
    露子ちゃんがちょっとでも出て嬉しい。

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    2021年12月25日
  • 陰陽師

    購入済み

    読んで良かった。

    随分前に野村萬斎さんが好きで映画を観た事があったので原作をいつか読みたいと思っていたのですがやっと読む事が出来ました。ちょっと怖いイメージがあったのですが全然そんなことは無く、むしろ情景や主人公達のやり取りにホッコリとした気分になりました。まだまだシリーズがあるので楽しみです。

    #癒やされる

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    2021年12月25日
  • エヴェレスト 神々の山嶺

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    極限の状況下での登攀の物語。本書は過酷な登攀シーンを読みたいが為でしたが期待どおりに終盤、主人公であり、読者目線の人である深町を通して堪能できました。分厚い本の、もっと多くの割合で生死の狭間から、ビバークなり一時の休息が繰り返させるシーンをもっと読みたかったです。
    中盤のマロリーのカメラを巡るクライムサスペンス要素は過酷な登攀シーンを待ちわびる心境から正直どうでもいいという気持ちになりながら読みました。羽生の元恋人との絡み要素はいいですね。
    ともあれ、山岳小説はいいですね。小説の内容とは関係ないですが、合本版は重くて好きになれません。

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    2021年12月11日
  • 陰陽師 4巻

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    「蟇」と「白比丘尼」の2話収録。

    相変わらず博雅がいい人。

    白比丘尼は、不老不死になってしまった女性のお話。
    終わりがあると思うと、終わりのないものに憧れ、
    終わりがないと思うと、終わりのあるものに憧れる。

    人はだいたいないものねだりなのか。

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    2021年12月07日