夢枕獏のレビュー一覧

  • 妖異幻怪 陰陽師・安倍晴明トリビュート

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    ネタバレ

    晴明様特集をしていた『オール讀物』2022年8月号を既読だったので、純粋に初読だった作品は『哪吒太子』くらいだったかもしれない。
    他も上記のものを読んでいると既視感のある作品だったし。
    それでも、一冊で様々な方の晴明様、もしくは陰陽師話が読めるのはお得である。
    そして、改めて夢枕獏先生の晴明様と博雅様の抜群の安心感と安定感が身に染みるという。

    個人的にはやはりこの二人を見たいと思ってしまうので、他の作家さんが書かれた話でも二人が出てくるとつい思い入れが。
    ゆえに『耳虫の穴』と『博雅、鳥辺野で葉二を奏でること』は特にお気に入りである。
    第三者視点から見るとあの二人はああ見えるのかと思えたのもよ

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    2023年03月18日
  • 餓狼伝BOY 下

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    圧倒的な「力」を誇示する怪物教師・切雨に対し、「ペン」で、「拳」で、2人の少年はそれぞれ挑む決心をする。そしてその先には彼らの求める「最強」への回答が…!! 幻の未収録作「餓狼伝外伝」も完全収録!!

    トリックが、通じない相手には、拳や足が壊れようが敵にぶち込むしかない!
    恐怖を凌駕する、勝利への狂気、内なる獣を解き放つしかない!
    丹波文七の始まりが、カッコいい!

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    2023年03月05日
  • 餓狼伝BOY 上

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    「最強になりたい!!」 
    権力と暴力、丹波文七と木戸シンイチ、2つの異なる「最強」を志す2人の少年の出会いが新たなる伝説を紡ぎ出す!!
    「最強」の頂を欲してやまぬ男・丹波文七の激動の少年時代を描く物語!!

    獣を内に飼いながら強く見せるトリックはあるけど、喧嘩したことがない丹波文七。
    学力で権力を手に入れようとする木戸シンイチ。
    ふたりが、純正な力そのものの桐雨と向き合いどう強くなるか、楽しみ。

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    2023年03月05日
  • 餓狼伝 26

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    泉宗一、松尾象山、堤城平、次々と名のある武道家たちに立ち合いを挑む男・村瀬豪三! 純なる闘いを追求する男の足は、やがて「最強」の頂を欲してやまぬ男へと……!!
    板垣恵介版「餓狼伝」完結?

    村瀬剛三の様々な武術を学ぶことで総合的に強くなるメソッドは、丹波文七と似ているので、もう少し丹波との戦いをじっくり見たかった。
    って言うか、北辰館vs FAWの5対5マッチやらずに完結って、どういうこと?(怒)

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    2023年03月03日
  • 餓狼伝 13

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    松尾象山が、仕掛けた挑発により、北辰館vs FAWの興行抗争が、勃発。
    一方で、丹波文七と堤城平に友情が芽生えた。

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    2023年03月02日
  • 餓狼伝 14

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    北辰館会館主催、全日本空手道オープントーナメントが開幕! 顔面パンチが解禁され、参加32名中実に16名が他流派で占められる異例の幕開けとなったが…!? 蓋を開けてみると、掴みや寝技に制限をかけるなどの形だけなので、長田がプロレスラーの姿で抗議すると、松尾象山はバーリトゥード・ルールをあっさり受け入れ、史上初のなんでもありのトーナメントとなった!

    一回戦から、空手家が柔道家などに破れる波乱含みの展開が続く!

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    2023年03月02日
  • 餓狼伝 12

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    格闘技界の覇権をかけ、同日開催される2つの異種格闘技戦興行。FAWの社長・グレート巽は自身の秘蔵っ子・鞍馬彦一を対抗興行である北辰館トーナメントに送り込むことを目論むが、興行当日、FAWのリング上で鞍馬は…!?
    風雲急を告げる12巻。

    梶原に対して下剋上を敢行、柔道家の船村に絶妙な煽り、そして相手の裏をかく勝ちっぷり、巽以上に巽イズムを理解する鞍馬彦一、面白い!
    松尾象山が、巽に危険な罠を仕掛ける!

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    2023年03月02日
  • 餓狼伝 10

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    北辰館トーナメント開幕直前! 参加予定の猛者たちがにわかに動き出す中、プロレス団体FAWも大規模な異種格闘技戦を開催し…!?
    嵐の前の静けさの10巻。

    この2つの異種格闘技戦、「虎王」が鍵になる。
    丹波文七vs堤城平戦、開始!

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    2023年03月02日
  • 餓狼伝 9

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    2つの異種格闘技戦が同日開催!! ともに格闘技界のカリスマ率いる団体同士、互いのプライドをかけた興業合戦が勃発!! 文七を軸に格闘技界が大きく動き始めた!!!
    激震する9巻。

    長田vs堤城平戦!長田のパワーに推し負けない堤城平のラッシュ、パワフル!
    闇の空手家・久我重明とのバトルで底知れないポテンシャルを見せる鞍馬彦一!
    役者が、揃ってきた。

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    2023年03月02日
  • 餓狼伝 6

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    プロレス団体FAWを率いるカリスマ・グレート巽を語る上で、避けることの出来ない過去が在る。若きグレート巽=巽真の実力を買い、スターに押し上げた男とは…一体!?
    グレート巽の知られざる過去が明らかになる「泣き虫サクラ編」開幕の6巻。

    「泣き虫サクラ編」は、オリジナルの展開。
    グレート巽は、アンダーグラウンドでのバーリトゥードでのしあがる!
    サクラは、桁外れの超感覚と怪力でアンダーグラウンドでの世界に君臨する!

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    2023年03月02日
  • 月に呼ばれて海より如来る 〈新装版〉

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     オウムガイから螺旋をめぐる宇宙のお話。

     とても不思議な読後感でした。

     著者が得意とする爽快な読後感やカタルシスをほとんど味わうことがなく、逆にそれが妙に心に引っかかるようなそんな印象を受けました。

     といって、それぞれのエピソードは読みごたえのある作品であり、登場人物一人一人に感情が向けられるようでした。

     オウムガイにそんな歴史やロマンがあるとは、今まで想像したこともなかったので、気づきや視点とは、とても大切なことだと改めて感じました。

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    2023年02月26日
  • ビッグコミックオリジナル 2023年5号(2023年2月20日発売)

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    僕らはそれを乗り越えてゆくは高校野球の漫画でとても面白く読んでおるが、今回のラストに新型コロナの記事を見て愕然。
    そうきたのかと、リアルで読むことがどんなに心を揺さぶることになるのか知った。
    彼らは知らない、でも読み手はそれだけでわかってしまう神の気持ちになることに、どんなに辛いのか、どう克服するのか、そして彼らの気持ちを考えるととても切なくなる。これがドラマ、コミック、小説の醍醐味と思う。

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    2023年02月25日
  • 漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 2

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    夢枕獏、藤田勇利亜『漫画 ゆうえんち -バキ外伝 2』秋田書店。

    先頃、全5巻をもって完結した夢枕獏の『小説 ゆうえんち』でイラストを担当した藤田勇利亜が漫画化するという何ともややこしい作品。

    月1回の連載なので単行本としてまとまるまでに時間が掛かるようだ。

    やはり、原作とは少し構成やストーリーを変えてきた。オリジナリティが加わるのは大歓迎。原作に登場しなかったキャラクターが登場しても面白い。

    主人公の葛城無門は愚地独歩の養子になる愚地克巳の実兄という設定。今回登場する松本大山は範馬刃牙の恋人である梢江の父親という設定だ。磯村露風は夢枕獏の格闘技小説に登場する脇役クラスのキャラクター。

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    2023年02月10日
  • おんみょうじ 鬼のおっぺけぽー

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    安倍晴明が子どものときのお話

    夜、牛車が羅城門に向かって進んでいくと,前から百鬼夜行が現れた
    気がついた安倍晴明が師匠の加茂忠行を起こすが,眠り込んでいて全然起きない
    清明が術をかけ,鬼達から牛車を見えなくした
    喋らないようにみんなに言ったが,牛が声を上げてしまい鬼達に食べられてしまう。
    そして,人間の匂いにも気付かれてしまうのだが,そこで加茂忠行が目を覚まし,人形(形代)を術で人間にし事なきを得る。

    読み聞かせ時間は5分弱です。

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    2023年02月07日
  • 神々の山嶺 1

    購入済み

    ビカール サンがかっこいい!!

    全巻読みました。
    話が進むほど主人公が嫌いになっていくという、私の中ではなかなかないパターン。
    それでも評価が高いのは、ビカール サン(あえてのネパール名)の生き方が山男として潔いのと、何と言っても画力!
    山に登っているシーンは、見ているだけで恐怖さえ覚えます。

    #ドキドキハラハラ

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    2023年02月04日
  • ヤマンタカ 上 大菩薩峠血風録

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    強すぎてバケモンみたいな剣豪が結構いっぱいいるし、辻斬りだらけなのが変な世界だなーとは思った。こんな世界観の中で、近藤・土方・沖田は大丈夫なのか?

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    2023年01月19日
  • 陰陽師 鼻の上人

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     陰陽師100本目ということで、4作目の絵物語です。
     絵を担当されていた村上豊さんが昨年ご逝去されたということで、自作は別の方が担当されるのか、もしくは絵物語はこれが最後になってしまうのか、ですね。
     晴明と博雅の相変わらずの空気感に癒されながら、一足早く桜の季節を味わいました。
     このシリーズに流れる情緒溢れる雰囲気がやっぱり好きです。

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    2023年01月08日
  • 月に呼ばれて海より如来る 〈新装版〉

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    夢枕獏『月に呼ばれて海より如来る〈新装版〉』徳間文庫。

    2001年に同じ出版社から刊行された文庫の新装版ということで、過去に読んだことがあるが、再読してみることにした。

    未完の作品である。

    螺旋を巡る物語だ。時折、夢枕獏の小説には螺旋が登場する。螺旋を集める男の話は『上弦の月を喰べる獅子』だったろうか。今年読んだ『混沌の城』にも螺旋が登場した。

    アンモナイトやオウムガイの完璧な螺旋にまつわる不可思議。ヒマラヤ山脈の高山がかつては海の底だったという不思議。

    第一部。前半は山岳小説の展開。主人公の麻生誠は4人でパーティーを組み、ヒマラヤの聖峰マチャプチャレの冬期登頂を目指す。雪崩で友人の

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    2022年12月23日
  • キマイラ21 堕天使変

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     幻獣キマイラを巡って男たちが熱い闘いを繰り広げるSFアクションシリーズ第21弾。

     物語の前日譚から現在へ戻るこの巻、この物語を読み始めた時、まさかかなりの歳月を経て、こんな前日譚があったとは想像もできませんでした。

     物語は時間軸を超え、人間模様も複雑になり、縦にも横にも広がる物語として、一つの作品としての力を感じます。

     作者によればあと数巻でこの壮大な物語は幕を閉じるとのことで、私の人生のほぼ半分の時間にわたり、この作品を味わってきた身としては、楽しみでもあり、寂しくもありと複雑の思いです。

     そして、九十九と大鳳の熱い友情が感じられた巻でした。
     

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    2022年12月04日
  • 神々の山嶺 上

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    ※上下巻共通のレビューです

    実写とアニメの映画を鑑賞した後に読みました。上下巻通してかなり引き込まれました。物語の骨組みがしっかりしているし、細かい所もかなり考えられています。

    上巻は下巻のために舞台設定をした感じですが、ミステリー小説のように楽しめました。これからどうなる?と言う期待感を持ちながら、また情景を感じつつ読みました。

    万を期した下巻は、精神的哲学的な要素が強く、一言一言に考えさせられました。上巻は登録フレーズ0でしたが、下巻は11登録しました。「薄い時間」と「濃い時間」の考え方、そして「何故、山にゆくのか。何故、山に登るのか。それには答えがない。それは、何故、人は生きるのか

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    2022年12月03日