【感想・ネタバレ】宿神 第一巻のレビュー

あらすじ

そなた、もしかして、あれが見ゆるのか……女院は不思議そうに言った。
あれ!? あの影のようなものたちのことか。そうだ。見えるのだ。あのお方にも、見えるのだ――。
のちの西行こと佐藤義清、今は平清盛を友とし、北面の者として院の御所の警衛にあたる若き武士。ある日、美しき箏の音に誘われ、鳥羽上皇の中宮、待賢門院璋子と運命の出会いを果たす。たちまち心を奪われた義清であったが……。
著者渾身の大河伝奇絵巻、開幕!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

夢枕獏さんとても 読みやすくて楽しいです
清盛と義清が清明と博雅みたいです

遠藤盛遠さん…苦しいですよね

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2024年11月16日

Posted by ブクログ

道ならぬ恋に坊主が悩んでるだけの物語がこんなに面白いんだから、プロの作家ってすごいなあ。
あの人とあの人同時代人なんだーと勉強にもなる。

0
2025年04月24日

Posted by ブクログ

今のところ、平清盛と佐藤義清の話。2人のバディの様子が、晴明と博雅のよう。
何か見えないものを感じられる義清。この後、どうなっていくのか。どう西行になっていくのか。楽しみ。

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2022年03月20日

Posted by ブクログ

夢枕獏『宿神 第一巻』徳間文庫。

全四巻から成る大河歴史伝奇小説の第一巻。

ゆったりとした時の流れの中で物語は展開する。『陰陽師』のような怪異は控えめながら、随所に肝となる事件が散りばめられている。

平清盛の友人にして、後に西行を名乗る佐藤義清は御所の警衛にあたる若き武士だった。ある日、美しき箏の音に誘われ、待賢門院璋子と運命の出会いを果たす。璋子に心を奪われた義清は璋子も自分と同様にもののけの姿が見えることを知る。

本体価格760円
★★★★

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2022年02月13日

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