夏目漱石のレビュー一覧

  • 吾輩は猫である

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    近代文学も強化して読もうと思い、初めてちゃんと漱石を読んだ。
    ストーリーらしいものは特になくて、猫視点で当時の人々を観察している話。
    主人である苦沙弥先生は漱石自身を投影していると思うけど、猫からかなり辛辣に評価されておりメタ的な視点を持っていておもしろい。
    のほほんと読んでたのに、ラストいきなり悲しい展開になって驚き。絶対連載終わらせるために無理やりこの展開にしたな?

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    2026年06月24日
  • 三四郎(新潮文庫)

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    小説の解説がここまで面白いと思ったことがない
    というか解説がないと私にはこの深みを感じきれなかった
    面白かった
    学生というか人の心情や生き様が描かれていて面白かった

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    2026年06月24日
  • 坊っちゃん

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    ネタバレ

    みきゃんの表紙きっかけに、有名な坊っちゃん読んでみた。
    文体が慣れないから、少し読み進めにくかったけど、こんなお話だったのかと、知ることができました。

    坊っちゃんとマドンナがメインかと思ってたけど、マドンナはほとんど出てこなかったし、想像していた人物像ではなかった笑

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    2026年06月23日
  • 硝子戸の中(新潮文庫)

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    普段エッセイは特別好まないのだが、漱石の随筆集は何故か楽しんで読むことができる。それは私が漱石の書く文章が好きだからなんだろうなと思う。そこに物語があっても無くても関係ないのだ。

    三十三、三十九あたりが特に好き。全体を通して読みやすかった。

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    2026年06月20日
  • 三四郎(新潮文庫)

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    ネタバレ

    有名な作品ではあるが、今まで読むことがなかったので読んでみた。文章は少し読みにくいところもあるが、言葉の解説も別ページに記載があり読み進めやすかった。
    とにかく三四郎が受け身で自分から何も行動を起こさないことに、もどかしさを感じました。

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    2026年06月19日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    『男はもはや孤独を怖れる必要がなかったのです』
             桜の森の満開の下 坂口安吾
    『誰かが後にいて、じっとその視線を彼女の上に集注しているような心もちである』 影 芥川龍之介
    『そこの二階の六畳は、二人にとって唯一の世界であった』       芋虫 江戸川乱歩
    『那時あの妓ーは緋の長襦袢を着て居ました。月夜のような群青に、秋草を銀で刺繍して』
             浮舟 泉鏡花
    『この美しい若衆はもて囃されていた』
              身毒丸 折口信夫
    『落盤に鎖された真暗な隧道の中で、十四郎は恐怖のために変貌を来たしてしまい』白蟻 小栗虫太郎
    『この足こそは、やがて男の生血に肥え太り

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    2026年06月19日
  • 三四郎

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    ネタバレ

    なんとも煮え切らない男の話だった。
    猫、坊ちゃんのあとに読んだからか、読後はユーモアに飢えてしまった。

    最後がなんとも切ない。
    三四郎と美禰子の秘密のような、冒頭の団扇の描写が残酷な結末になってしまった。

    外来語がとても多く、当時としてはかなりハイカラな小説だったのではと思う。
    とりあえずヘリオトロープの香水を嗅ぎたい。

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    2026年06月17日
  • 三四郎(新潮文庫)

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    夏目漱石、凄い。小説が非常に丁寧な明治時代の市井の側面の歴史を描ききってる。しかも110年後の私達にも分かりやすい!!三四郎青年は都会の洗礼を受け続けた日々だった。色々な事に振り回された。インフルエンザにもなった。恋は絵の中に過去の出来事として、迷える羊とともに封じ込めた…込めたい、そんな感じかな。

    山房記念館めちゃくちゃ楽しかったあ!!

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    2026年06月14日
  • 二百十日・野分(新潮文庫)

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     二百十日、野分ともに、半世紀以上前に読んで以来の再読となる。いわゆる実業家など、経済社会の成功者が幅を利かす世の中への慨嘆が両作品ともに描かれている。ストレート過ぎて鼻白むも、二百十日では同行二人の落語のような掛け合い、野分では演説会の聴衆ニ派の反応、そのユーモラスな描写に救われている。

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    2026年06月13日
  • 坊っちゃん

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    読書会の課題本。この歳でやっと読んだ。思っていたのとはだいぶ違った。熱血教師本かと思っていた。私の会社にも、赤シャツ、野だいこいるいる。坊ちゃんたちは、赤シャツたちに勝ったようで、やっぱり彼らはまた同じように勝ち組として生きていくんだろう。今の時代もあるあるだ。

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    2026年06月07日
  • 坊っちゃん

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    慶応三年、現在で言う所の新宿二丁目で生まれた夏目漱石は帝国大学を卒業後、作品の舞台にあたる松山へと渡り中学校教諭として勉学の道に携わる。

    明治時代が始まり、小学校教育が始まった時代に生きた漱石は、第一期の小学校生徒であり、正に明治時代を背負って生きた彼こそが近代作家として、現代でも評価をされているのである。江戸の武家文化と長人文化との接点を形成する階層に生まれ育ち、その感受性と倫理観を血肉の中に継承していたであろう。

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    2026年05月28日
  • こころ

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    第三部は気になる展開でそそられた。

    正直、国語の教科書抜粋部分がこの作品のピークであり、全部通しで読んだところで感動は大して変わらなかった。

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    2026年05月28日
  • 坊っちゃん

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    “古典文学”として構えていたのに、びっくりするくらいキャラクターの立ったエンタメ小説だった。
    主人公・坊ちゃんの一人称が軽快で、ずっと笑いながら読んでた。

    短気で無鉄砲だけど、世の中の嫌らしさはちゃんと見えていて、それでも自分らしさを失わない主人公が本当に良い。

    ラストは少しあっけなかったけど、例え給料がそこそこ良かろうと「合わない世界からは離れて自分らしく生きようぜ!」という潔さは、今読んでもかなり響いた。

    古典に苦手意識ある人の入口としてめちゃくちゃおすすめ。

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    2026年05月20日
  • 坊っちゃん

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    ネタバレ

    高校のころに読んだ「こころ」以来の夏目漱石作品。
    昔やっていたスカッとジャパンを見ているみたいな感覚になりました!文学的意義があって、重たい作品なのかと思って、心して読み始めましたが、まったくそんなことはなかったです。主人公の破天荒さに驚きつつ笑いつつ、山嵐が仲間になってからは、赤シャツを倒してくれと応援してました。文学的意義がということよりも純粋に、とても面白く読めました。昔の人も今の人も悪者が倒されるストーリーって好きなんだなぁ。

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    2026年05月16日
  • 乙女の本棚8 夢十夜

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    ネタバレ

    幻想的な夢の物語
    一貫して繋がりはないが、どれもそれとなく不気味な感じを覚える

    第一夜:亡くなった女性の墓で女性が戻ってくるのを100年待つ話 いつのまにか100年と言う長い時間が経っていた

    第二夜:お侍が悟りを得る話

    第三夜:盲目の子供の話 子供の言うことをそんなような気がすると間に受ける話

    第四夜:縄が蛇になる話 お爺さんはうわ言を言いながらどこまでも水底へ進んでいく

    第五夜:捕虜の話 走れメロスのような恋焦がれた女が鶏のなく前に自分に会いにくる話結局娘は天探女に騙され、会うことなく崖下に落ちていく

    第六夜:明治時代まで仁王を作る運慶の話 運慶は眉や鼻を作っているのではなく木の

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    2026年05月10日
  • こころ

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    ネタバレ

    高校生の時教科書に載っていて、唯一先が気になって自分で読み進めた記憶がある。
    ずっといちから読んでみたいなと思ってやっと読めた。言葉の言い回しが難しくて一回挫折したけど読み切れてよかった。先生の遺書からはサクサク読めた!

    大正時代に書かれたものだけど恋愛だけではない人の卑しいところとか言葉にしにくい微妙な気持ちとかを端的に現してる作品だなと思う。今に通ずるものも多くて、先生みたいな気持ちになったことある人は多いんじゃないかなと思う。
    1番気の毒だと思ったのは先生の奥さん。そこまでして手に入れたんだから絶対幸せにしてよ。自分の殻に閉じこもっている方がKに対して失礼ではないかと思う。子どもだって

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    2026年05月06日
  • 吾輩は猫である

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    ネタバレ

    物語を楽しむというよりかは、言い回しや登場人物の人柄、些細な部分にクスッとできる作品。
    迷亭、寒月、苦沙弥たちの中にすっかり一員になった気でいる吾輩が可愛い。迷亭はお調子者だけれど語彙や知識が豊富でウィットなジョークをかます。迷亭がいいアクセントになっていると思う。

    正直に言うと話は長い。途中銭湯のシーンなんかは必要か?と思ってしまったが……。

    終盤の「のんきと見える人々も、心の底をたたいてみると、どこか悲しい音がする」という言葉が印象に残っている。長さの分だけ平和で愉快な日常を吾輩の目を通して見てきたので、この日常の中にもどこかに悲しさがあるんだよなと、この言葉がより響いたのだと感じた。

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    2026年04月29日
  • 夢十夜 他二篇

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    これもまた読むのがしんどかった小説。やっぱり僕はある程度時間が経過してしまった本を読むのは得意ではないのだろう。でも確か村上春樹だったかな、が夏目漱石は良いって言ってたから頑張って読んだ。内容は本当に覚えていない。

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    2026年04月25日
  • 乙女の本棚8 夢十夜

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    久々に読んだんだけど、夏目漱石ってなんでこの話を書いたんだろう……

    絵はとっても綺麗でした
    コンセプトも素敵です

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    2026年04月24日
  • 坊っちゃん

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    坊っちゃんの破天荒だけど、どこか温かみのある憎めないキャラが良かった。
    山嵐との、不器用だけど、確かにあった友情にもほっこり。

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    2026年04月19日