夏目漱石のレビュー一覧

  • 夢十夜

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    おどろおどろしいミステリアスなファンタジーとでも言いましょうか、夏目漱石の小説を漫画で表現した作品。

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    2025年11月16日
  • こころ

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    3章かけて先生の過去である、先生と遺書、まで至るが、その割に物語が収束せず結論も出ない。主人公が新たな人生を歩むでもなく、先生のその後が描かれるでもなく、突然に物語が終わる。
    恋愛と金銭に悩まされながら、鬱陶しさを感じるくらい自分の心情を語るこの本から、何を読み取れば良いのか、読書感想文の題材によく取り上げられる割にかなり難しい文章です。

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    2025年11月07日
  • こゝろ

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    終盤、先生の手紙のあたりから一気に読み終えた
    ついつい気になり合間合間に
    夏目漱石は名前しか知らなかったので初めて読んだ本でもあったけど、昔の言葉がおもしろい
    なんか、乙女なのかな

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    2025年11月04日
  • 三四郎(新潮文庫)

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    夏目漱石大先生の本にこんなことを言うのもなんだが、そんなに面白くは、ない。『坊っちゃん』が良すぎたのよ。坊っちゃんの強烈な個性に比べると三四郎は物足りない。ただそこがリアルであり、田舎の男子学生が上京し都会であれやこれやと翻弄されゆく様子のちょっとしたニュアンスが流石の文才だった。アクの強い友人、好きになった人、先生、登場人物も個性があって、はっきり言って主役の三四郎が一番影が薄い。何ということのない話だったが、大昔の青春をほろ苦く味わうのは良い心持ちがした。

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    2025年10月30日
  • こころ

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    100年前でもここまでの感情を表現しつつ物語が書けるものかと感心。つくづく人間とは感情の生き物で美しい面も醜い面も持つ異質な生物であると考えさせられる

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    2025年10月20日
  • 吾輩は猫である

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    ネタバレ

    我輩は猫である。名前はまだない。
    この文だけで何の小説か分かるくらい有名。
    読んでみて思ったのは難しい…注釈あるけどそれすら難しい。
    それでも最後まで読むことが出来た。
    迷亭が好き。でも真剣に読んでたら嘘かい!ってなる

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    2025年10月12日
  • 悪魔 乙女の本棚作品集

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    イラストレーターのしきみさんが乙女の本棚シリーズで描いた作品を集めた画集。
    全部で6作品収録だが全文収録は芥川龍之介の「悪魔」のみ、他は抜粋して収録している。
    悪魔は初めて読んだが短い文章になんとも言えない感情を詰め込んだ作品。イラストの宣教師と悪魔との対比が良かった!

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    2025年10月08日
  • 草枕(新潮文庫)

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    『神様のカルテ』の主人公、一止先生がいつも読んでいる『草枕』が気になって、読んでみた。

    『神様のカルテ』に草花の描写が多い理由がわかった。『草枕』の影響だなと。作者の夏川草介さんも夏目漱石が大好きで、一止先生と同じように『草枕』ばかり読んでいたに違いない。

    『草枕』は、画家の目を通して語り、絵画のような小説だった。椿の描写は特に美しく、印象に残った。

    私は、夏目漱石の『こころ』がめちゃくちゃ好き。一方で、夏目漱石の作品はほとんど読んでいない。『坊ちゃん』は登場人物もストーリーも知っているけれど、いつ本を読んだのか、全く記憶にない。読んだのが、子供の時だったから記憶にないのかもしれない。『

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    2025年10月08日
  • 道草

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    自伝的小説だと素朴に信じられていたようだが、読めば淡々と進む内容。

    義父母の島田と御常の養子となったことが、「世の中に片付くなんてものは殆どありゃしない。」と小説の結びの一句に繋がるのだが、なんとも言えない厭世観のようなものも感じた。

    本著の前後に執筆された作品を読めば、また異なる面が見えるのだろうか?

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    2025年10月05日
  • こころ

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    ネタバレ

    1ヶ月ほど読むのにかかった。昔の小説は読むのに時間がかかる。表現の仕方、古語を理解するのに時間がかかるし、一つ表現するのに十かかるくらい丁寧に書かれているからだろうか。こころは特に先生の手紙に重点を置いていた。夏目漱石自身、その先生に心を通わせたのだろうと思う。愛情と友情、金銭欲、人間の心の部分に深く迫る作品だった。金の為に自分を利用しようとした経験を持つ先生が愛情の為に友を自殺にまで追い込んでしまう。心優しい先生は、自分のせいだと自分を戒めた。その罪悪感を誰にも伝えられず、私という新たな人物との繋がりから先生を見せる事により、読者に想像を膨らませる書き方は素晴らしい。芥川もそうだが、昔の偉大

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    2025年10月05日
  • 三四郎(新潮文庫)

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    弁当のゴミを列車の窓から捨てるな

    最初は綺麗な日本語と展開への期待でワクワクして読み進めたが、特に大きな盛り上がりも無く。。

    美禰子の思わせぶりに翻弄される幾人かの男の話

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    2025年10月02日
  • 私の個人主義

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    亡くなる約五年前に関西近畿を巡り講演した時の内容を書き記したもの?原稿?とにかく、
    一回目の明石講演「道樂と職業」、
    二回目の和歌山講演「現代日本の開化」、
    三回目の堺講演「中味と形式」、
    四回目の大阪講演「私の個人主義」、
    以上四篇を収録。

    メモ

    第一篇「道樂と職業」
    p.23
    「……開化の潮流が……進むほど……職業の性質が……分かれるほど、我々は片輪な人間になつてしまふ……。……商賣が……專門的に傾いてくる上に、生存競爭のために……その方だけに時間と根氣を費やしがちで……、お隣り……や一軒おいたお隣の事が皆目分からなくなつてしまふ……。……吾人の社會的知識が狹く細く切り詰められるので、

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    2025年10月09日
  • 草枕・二百十日

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    ネタバレ

    「草枕」「二百十日」

    「草枕」は芸術論がちょっと難しい…。結末が好き。
    「二百十日」は会話がメイン。宿での半熟玉子の話が面白い。

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    2025年09月30日
  • 三四郎(新潮文庫)

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    地元九州から東京の大学へ入学する青年のお話し。

    様々な女性に振り回され、友人に打診されてお金を貸したり‥。そこそこルックスの良い、田舎の青年が都会に出て右往左往しています。はっきりしない大人しい性格で、自己主張が乏しい人物像です。
    ハラハラしつつも、応援したくなるそんな青年が主人公です。
    三四郎池が有名ですよね。

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    2025年10月06日
  • 三四郎(新潮文庫)

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    冒頭の女との出会いから、その女とまた何処かで絡むのかと思いきや何も無かった。その後、出会う女には翻弄されて終わった。様々な出会いがあったが、日常が淡々と過ぎて行く。盛り上がりを感じれず、そして文学の面白さをまだ理解できず、置いてきぼりの自分がいる。

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    2025年09月11日
  • こころ

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    昔の言葉が沢山出てきて正直読みづらい。あとKの自殺の話出てくるまでが長過ぎる。考察とか読まないと一回読んだだけじゃよくわからないのかもしれない。

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    2025年09月07日
  • こゝろ

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    「私はきわめて高尚な愛の理論家だったのです。同時にもっとも迂遠な愛の実際家だったのです。」という有名な一文がある。
     この一文は、一文だけで読む方が、小説のまま読むよりも趣深い。
     なぜならこの小説の文脈からして、この「愛」は愛でも何でもなく、ただ「社会が要請するので妻を娶りたい」という衝動に性欲の毛が生えたようなものであって、現代的に言って「高校生の初恋」ぐらいの重さしかないからだ。
     むしろ小説を通して、いかに「私」がお嬢さんのことを愛していないかをページを尽くして説明してくれた。

     「こころ」は現代の感覚からすると、「私とお嬢さんの恋愛」を描いた小説でも、「私とお嬢さんとKの三角関係」

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    2025年09月07日
  • こゝろ

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    教科書以外で初めて読んだ
    存外長い話だった
    K登場までこんなにも話があったのか

    国語の授業ではひたすらにKが言及したところの「覚悟」とはいかようなものであったかを説かれたように記憶しているが、全編通して読むと先生自身はあまりそこに引っかかっていないあたり、いかにも恋愛による盲目さを表しているように感じられた

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    2025年08月23日
  • こゝろ

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    ドラマ「舟を編む」を見て、辞書編集者が言うんです。「あの遺書長すぎだよな!」と。「こころ」って小学生くらいに教科書に掲載されていたような気がするんだけども、今はどうなんでしょう。

    先生の遺書以外のところを知らなかったので、新鮮に読めました。夏目漱石の名作なんだろうけど…
    これが好きな人はどんな感想なんだろう?というところが気になります。私はやっぱり「遺書長い…」という感想になりました(すみません)。

    以下は気になった文の引用です。
    「「いまに私の家の方へは足が向かなくなります」先生はこう言って寂しい笑い方をした。」
    「しかし……しかし君、恋は罪悪ですよ。わかっていますか」
    「よくころりと死

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    2025年08月19日
  • こゝろ

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    読むの大変だったけど面白かった。
    正直言うと少しBL展開があるって聞いて下心ありきで買いましたすみません。でも全然そんなことなく,先生と私(上中の語り手)のせつない空気の漂う関係性が良かったなって思う。
    Kと先生の関係もBL要素ないし何故これがBLだと言われているのか不思議。
    下の話の,先生はやり場のない感情がずっと残り続けたまま生きてきて最後に自殺する…という展開がすごく良かった。好きな人を取られるのではないかと一人で焦って,自分のしたことで大切な人を死なせて…。親族に裏切られて腹を立ててるのに,自分は友人を欺いて裏切ってしまう…これも先生の気持ち想像しただけで辛い。遺書見つけたとき,真っ先

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    2025年08月17日