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Posted by ブクログ 2019年08月14日
こんな夢を見た・・・というフレーズで始まる不思議な話し。全体的にホラー要素が強かったように思える。夢というのはあいまいで、だからこそ面白く。その無軌道な進行が物語に奥行きを持たせ、さらに不思議な迷宮の中をさ迷うような感覚を再現するのだ。特に、3夜の子供を背負う父親の話しが好みだった。後半、いきなり百...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月19日
正統派ブンガク
かかった時間は…こまぎれに読んだのでわからない
「夢十夜」「文鳥」「永日小品」が収録されている。まあ購入したのは「夢十夜」でも読んでみるかな、と思ったからだが、「永日小品」がものすごくよかった。
思えば私にとっての夏目漱石は「吾輩は猫である」が始まりだった。小学生の自分にとってさ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月25日
追記
表題作「夢十夜」について学部で読書会を行なって随分理解が深まったので追加。
夢十夜はそれぞれを漱石が見た夢と考えてもいいが、よく読んでみると技工の優れた点や、後の作品の片鱗、漱石らしい主張などなど様々なものが盛り込まれている。
第一夜は、死や土の匂いなど負の要素が確かにあるのにそれを全く...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月02日
「夢十夜」。
黒澤明監督「夢」の元となった、「こんな夢を見た」で始まる(実際には前半のお話だけだけど)不思議な十篇の物語。
「文鳥」。
細部にわたる情景や心情などのうつろいの描写に感嘆した。ひょっとしたら初めて夏目漱石の偉大さにふれたかもしれない。
「永日小品」。
随筆とも短編ともつかない、落語...続きを読む
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