夏目漱石のレビュー一覧

  • 門(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    それからの続編にあたる。最初から最後まで何も起こらないが宗助の内奥に妙に共感する。まぁ生きるってこういうことかも。日常の疲れた時読むと良い。こんな人生もアリかな。

    0
    2023年01月28日
  • 夏目漱石 電子全集1

    匿名

    購入済み

    全集全体を通じて小説群がエッセイ・評論群より前に配置されるしかけは、漱石の小説家としての定評を示すのだろう。だが彼が本当に発揮した才は、八巻以降に立ち現れるはずだ。

    0
    2023年01月15日
  • それから

    Posted by ブクログ

    『三四郎』のその後を描いたから『それから』だそうですが…。
    +++
    『こころ』を読んだとき同様「なぜ??」が多く浮かぶ作品でした。
    なぜ全てが幼く、そして遅すぎるのか?
    『こころ』の謎が解けたように本書の謎も解けるでしょうか???それとも三部作目の『門』で解決するでしょうか。
    解説で石原千秋さんが言われたように、時代背景や漱石の生い立ちが深く関わるのかも知れません。
    それにしても…働きたくないことをよくあれだけ理屈をこねられるものです。(。-ω-)~
    +++
    続編を書くなら…覚醒した主人公がめちゃめちゃ新時代を先取りした事業で財を成し、実家に札束を叩きつける話、もいいかも知れません。たぶん無いでしょうけど…。

    0
    2023年01月07日
  • 作家と猫

    Posted by ブクログ

    色な作家の猫に関する話や詩など。
    ひとつひとつが短いので読みやすい。

    石牟礼道子さんの「愛猫ノンノとの縁」の中の「猫が猫ぎらいのように、人間も人ぎらいなところがあって、花やら樹やら、犬猫たちに助けてもらって、なんとか生きてゆける。」という文章が一番印象に残った。

    0
    2022年12月30日
  • 漫画 こころ

    Posted by ブクログ

    なるほど、こういう話だったのか……
    あらすじが分かる、という漫画でした。
    夏目漱石が苦手な私には、とりあえず内容がわかるありがたい漫画でした。

    0
    2022年11月19日
  • 吾輩は猫である

    Posted by ブクログ

    会話の掛け合いが面白くて、何度もクスッと笑ってしまいました。猫の視点を通して人と社会を視ることがこんなにも面白く、そして皮肉もたっぷり。
    読みごたえがありすぎて、読み終えるまでにかなり時間がかかりました。時間があるときに読むべきですね

    0
    2022年10月13日
  • 私の個人主義

    Posted by ブクログ

    自身の読解力が乏しく、どうもこういう昔の作品は読みにくく感じてしまい難しい。
    そんな中でも個人的におもしろかったのは「中身と形式」と「私の個人主義」
    「中身と形式」では、形式にばかり固執して頭でっかちになるのではなく、中身は変わっていくのだから時代に応じて柔軟に形式も変化させていかなければならない、「私の個人主義」では個人としての幸福の追求、ただそこにはそれなりの責任が伴ってくるという内容が言及されていた。
    この夏目漱石にしても、福翁自伝を記した福沢諭吉にしても、世の中を俯瞰して大局的に物事を捉え分析する力が素晴らしいと感じた。こういった人物が今の世の中に存在していたなら、きっと大きな成功を残す人になっていたのだろう。

    0
    2022年09月19日
  • こころ

    購入済み

    文章を書くのが

    まず、文章を書くのが上手いというわけではないと思いました。人物の描写が少なく、性別すら書かれていないです。どんな顔で背格好で表情で話しをしているのか、想像がつかないので情景が浮かびませんでした。どんな美人なのか、もっと具体的に書いて欲しかったです。話しの構成ももう少し工夫出来たのではないかと思います。この時代では面白い小説だったのでしょうか。最後の終わり方だけは評価出来ると思いました。

    0
    2022年09月09日
  • 硝子戸の中(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    昔の作家と読者の距離感が、近すぎて怖い。
    自分の人生を元ネタに小説を書いてくれとか
    『ミザリー』もかくや(°_°)
    それでまた、そういう人たちにも
    真面目に相手をする漱石がすごいわ。
    こうやって随筆の「元ネタ」にしてるしね。

    子供時分の思い出から、執筆状況や
    今の暮らしについて感じること
    あちこち話題を飛ばしながら
    思いついた時に書きつけていたのかなぁ。
    なんだかこの文豪が
    弟子たちに愛されていた理由がわかる気がする。
    読んでいて、ちょっと好きになりましたもの。

    0
    2022年08月21日
  • こころ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    娘が高校の授業の為に買った本が、リビングに転がっていたから文学苦手なんだけど、読んでみた。

    めちゃくちゃ時間かかったから(読み始めて半年ほど?途中、何冊も違う本を読んじゃってた


    BL脳で読んだら、めちゃくちゃ萌えな話でした。
    脳内では、宝井理人さんの絵で想像しながら読みました(笑


    まず、「私」が「先生」好きすぎるでしょ?普通に、信愛って感じがしない。ガツガツ系男子!
    あと、「K」も「先生」好きなんじゃ・・・って思った。
    先生とお嬢さんの結婚で失恋して死んでしまったKだけど、
    それって、先生がライバルじゃなくて、お嬢さんがライバルだったんじゃ?
    お嬢さんと先生をくっつけたくなくて、「お嬢さんの事が好き」ってくちばしってしまったんじゃ・・・。
    Kはメンヘラ男子ってとこだね。

    先生は普通にヘテロだから、お嬢さんと結婚もしちゃうし、
    それも結局、Kへのあてつけっぽい。

    ヘテロでKのこともあるから、男の「私」からグイグイ来られても困る~。

    とかもう、全然ダメダメな腐脳で読んだので、なんとか読み切れた(笑

    いやほんと、ちゃんと「こころ」を読んだ人、文学に詳しい人、尊敬の念を持っている人、ごめんなさい~~~。

    どうしても、学校の宿題で読まないといけないけど
    読んでもつまんないって腐女子はこの目線で読んだら読み切れるよ!
    ・・・っていうダメな大人のアドバイスでした。

    0
    2022年08月18日
  • 薤露行

    匿名

    購入済み

    「かいろこう」。薤露とはらっきょうの葉の上におかれた露を指すが、その儚さゆえに転じて葬送時の哀悼歌の意味をもたされている。

    0
    2022年09月28日
  • 硝子戸の中

    匿名

    購入済み

    全部で三十九篇が収められたエッセー集である。つまらぬ事を書くと漱石は謙遜するが、当時の風俗が感じとれるのはかなり興味深い。

    0
    2022年09月28日
  • 虞美人草

    Posted by ブクログ

    地の文が文語調で現代人には少々読みにくい。それでもものすごい美文だと思うが、なぜそう思うかは説明しにくい(笑)

    解説によると漱石は本作の文章を書くにあたり、何度も「文選」を読んだらしいが、たとえ私が「文選」を読んでも、私にはとてもこんな文章は書けない(当たり前か)

    お話自体は今でもありそうな結婚をめぐる三角四角関係を描いており、テーマ自体は全く古びてはいない。小野みたいな男はゴロゴロいると思うし、藤野とその母みたいな親子もいそうである。私自身は藤野の腹違いの兄の甲野に惹かれる。何のなく似ているところがあるような気がする。

    今でも感情移入して読めるのは、いい小説は古くならないという証左であろうか。

    0
    2022年05月28日
  • 夢十夜 他二篇

    Posted by ブクログ

    32冊目『夢十夜 他二篇』(夏目漱石 著、1986年3月、岩波書店)
    「小品」と称される、漱石の短編作品を集めた文庫本。表題作の他、「文鳥」と「永日小品」という作品が収録されている。表題作は、10本の短い短編からなる連作である。胸を締め付けるほどロマンチックな「第一夜」、背筋も凍るほど恐ろしい「第三夜」、コメディとトラジェディが見事に同居している「第十夜」など、バラエティに富んだ短編が揃っている。夢と現の境目がわからなくなるような、独特の読後感に痺れる。漱石ビギナーにも易しい一冊。
    「こんな夢を見た。」

    0
    2022年05月18日
  • 硝子戸の中(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    1915年 朝日新聞連載 随筆39回

    漱石後期、胃潰瘍大病後、持病を抱えての執筆。
    書斎に籠り、硝子戸の中から、世の中を見る。
    時折、硝子戸の中に、訪問者がある。
    漱石の身近な出来事を綴っている。
    死に対する随筆も幾つかあり、後期の死生観を表現しているのだと思うが、私が好きだったものは、漱石が、楽しそうだった以下の2項ですね。

    9・10
    友人O(太田達人)が、上京して久しぶりに会った楽しそうなひとときの話。漱石の少ない友人の一人で、教師。なかなか、人を誉めない漱石が、人格も頭脳も素直に認めている。

    34
    頼まれて高等学校等で、生徒達の利益になるように意識して講演をする。それでも、わからなければ、家まで来てくれて良いからと、本当に生徒を自宅に招く。又、他の生徒達から、講義を理解したという手紙をもらって素直に喜ぶ。

    いつも物事を俯瞰的に眺めている感じだけど、本当に自身の事を書いている様子が良いなと。

    0
    2022年04月04日
  • 「それから」予告

    匿名

    購入済み

    「それから」は「三四郎」の続編というわけではないが、やはり後者をさきに読んでからが望ましいと思う。幾度も読み返す気力とか、時間がないという方ほどそうである。

    0
    2022年09月28日
  • 倫敦塔・幻影の盾(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    漱石初期の短編集 

    【倫敦塔】1905年
    留学中の倫敦塔観光記
    英国の歴史を塔の中に感じ、戯曲「リチャード3世」・絵画「ジェーングレー」などからの発想を ブラックファンタジー的に随所に表現。観光後、現在イギリス人(当時の)に現実に戻される。興醒めして(たぶん)もう二度と行かないとか言う。
    観光記でも普通には書きません。

    【カーライル博物館】1905年
    留学中のカーライル博物館訪問記 備考によると、味の素の発明者・池田菊苗さんと訪問しているらしい。まだ、海外渡航は珍しいから、外国で会うと仲良くなるのかしら。
    たぶん、漱石はカーライル大好きに思える。見学中の表現は、案内のおばさんをあんぱんみたいだとか、ベッドをたいしたことないような事言ったり、口が悪いけど、蔵書目録を発表したりね。

    【幻影の盾】1905年
    アーサー王物語・北欧神話を元に、「一心不乱」を書いたらしいのだけど、前説で上手くいかなかったみたいな言い訳している。
    主人公ウィリアムは霊を宿す盾を持つ。戦闘中の相手の城に恋人がいる。いよいよ戦争が始まり、恋人を助け会いたいのだが、戦火が回る。
    その後からは、幻かなと思う。馬が飛んできて、それに乗って南へ走る。女神が出てきて、盾に問えみたいなこと言われて、盾の中で恋人と会う。こんな感じ?元の話を知らないので難解でした。

    【ことのそら音】1905年
    異質の頑張った怪談風小説。
    結婚間近な主人公の周辺に起こるちょっとした怪談風出来事。ラストでほぼ全部解決して、めでたしめでたし。

    【一夜】1905年
    難解。「吾輩は猫である」の作中で「一夜」の事を
    誰が読んでも朦朧として取り留めがつかないとか書いてあるらしい。やめてほしい、3回は読んだんですけど。人生を書いたので小説を書いたのではないと。
    登場人物は、髭のある人、髭のない人、涼しき眼の女。三人で禅問答みたいな会話して、最後は、思い思いに一緒に寝ちゃう。
    森鴎外の「寒山拾得」的。

    【薤露行】1905年
    アーサー王物語題材。擬古体。
    ○夢 アーサー王円卓の騎士らと試合に出発。
       騎士ランスロットは仮病を使って王妃と密会
       バレそうなので急いで試合に行く
    ○鏡 魔法の鏡に映るランスロット
       それを見たシャロットの女。鏡は割れる。
       ランスロットへの呪いをかける
    ○袖 古城に住まうエレーンは一夜泊めたランスロ 
       ットを好きになり袖を兜に付けさせる
    ○罪 試合は終わり皆帰るが、ランスロットは帰ら         
       ない。王妃は密通の糾弾を受ける。
    ○舟 エレーンはランスロット行方不明のショック
       断食自殺
       死体を乗せた舟は王妃のもとへ
    ランスロット持てすぎ疑惑あり。

    【趣味の遺伝】1906年 書いたのは1905年かな
    これは、なかなか良いです。
    主人公は一貫して、余。
    日露戦争で亡くなった、尊敬していた先輩を思い出す。戦争で、目を引く活躍をしただろうと想像する。ここの表現が、生き生きとしすぎて物悲しい。
    後半は、先輩の好きだった女性を探しだすという感じ。

    だいぶ時間かけて読み切ろうとは思ったのだけど、英文学に無知で難解すぎました。

    0
    2022年03月25日
  • それから

    Posted by ブクログ

    齢30ともなろうに一向に定職に就かず、財を成した父親からの援助で遊戯三昧の主人公・代助は、貧乏にあえぐ友人の平岡&三千代の夫婦と3年ぶりに再会してからというもの、その生活苦に同情して金を渡したりなどもしている。
    息子の将来を憂いた父が縁談をすすめるも、代助はまったく煮え切らない。なんと三千代のことを好きでいる自分に気がついてしまったのである。

    という、代助へのツッコミどころ満載の小説。
    本の帯に印字された本文抜粋"ひとの妻を愛する権利が君にあるのか"って、もっと深淵を覗き込んだ末にでたセリフなのかと思ってたけど、そのまんまの意味だったね。不倫からの略奪、いやあんた無職ですやん!?
    高等遊民(当時のニート)と現代のニートとは社会的な立ち位置もまるで違うのは分かってるんだけど、とにかく屁理屈を垂れ流して働こうとしない代助にイライラした。

    曰く、「働くのもいいが、働くなら、生活以上の働きでなくっちゃ名誉にならない。あらゆる神聖な労力は、みんなパンを離れている」
    曰く、「だからさ。衣食に不自由のない人が、いわば、ものずきにやる働きでなくっちゃ、まじめな仕事はできるものじゃないんだよ」

    ハァ〜〜〜〜〜〜〜〜???(°〜°)(°〜°)
    それで三千代を寝取ったはいいものの、不義をしたことで実家からは絶縁され送金がなくなり、さて生活どうしよう?となって急に慌て出すところで終わり。まさしく「それから」である。ザ・ノンフィクションって感じだ。愛の刑と愛の賜物。現実(意志)よりも自分の本心(自然)をとって愛を貫くことって、さほど綺麗なものじゃないよ。

    0
    2022年07月13日
  • 趣味の遺伝

    購入済み

    好悪や趣向が遺伝するというのは、精神分析と並んで、昔のミステリでは多く扱われていたテーマだと思う。その先駆けが本作なのではないか。

    0
    2022年01月03日
  • 乙女の本棚8 夢十夜

    Posted by ブクログ

    幻想的・不思議・不穏・悲しいなど様々な十夜の夢

    それからどうなったのか気になる夢がいくつか

    私の好みは第一夜と第三夜

    この本のしきみさんの絵はわりと可愛らしいのでまとめられている印象でした

    0
    2021年12月08日