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Posted by ブクログ 2021年10月20日
毎晩スタバで少しずつ、3ヶ月以上かかってやっと読み終えました。
(私にとっては2021年の読書10冊目)
(読もうと思ったキッカケは、内田百閒先生が心酔していたから)
(夏目漱石の作品なので、岩波を選んだ)
全体の印象としては、登場人物ご一同さ、皆さん饒舌というか、多弁で、まぁよく語ること語...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月19日
若い時に何度か読んだのでエピソードそのものはだいたい覚えているのだが、言い回しとか例えとか、文のスピード感などといったディテールが面白く、味わい深い。
また、この最近の岩波文庫版はとても読みやすい。漢字の開きも、雰囲気を壊さない程度にとどめてあるし、読みの難しいものにはほぼ必ずルビがふってある。注も...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月18日
夏目漱石といえば・・・
と聞かれたとき、私は間違いなくこの作品を掲げるでしょう。
猫視点で描かれる本作品は、当時非常に斬新でその後同形式の作品が多数出たという。
私はそのような意味で本作品をお勧めしたい。
時代に新たな風を吹かせるということは、ごく限られた人物にしか可能たらしめない。
特に学生...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年12月13日
誰もが知っている日本近代文学の代表作。
正直今まで読んだことがなかった自分がとても恥ずかしくなるほど面白く、唸らされる作品でした。
近代日本社会を「猫」の視点から風刺した作品です。
いつの時代でも生きている人にとって矛盾や問題はいくつもあります。
もし現代社会に我輩(猫)が存在しているとす...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月09日
吾輩は猫である。名前はまだない。
この有名な書き出しは知っていても、読んだことはなかった。伊集院静さんの『ミチクサ先生』を読んで、この小説をどうしても読みたくなった。
思ったよりもずっと分厚かったけれど(岩波文庫515ページ)、漱石のユーモア、風刺を交えた文章に引き込まれた。電車で読んでいる...続きを読む
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