夏目漱石のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『三四郎』のその後を描いたから『それから』だそうですが…。
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『こころ』を読んだとき同様「なぜ??」が多く浮かぶ作品でした。
なぜ全てが幼く、そして遅すぎるのか?
『こころ』の謎が解けたように本書の謎も解けるでしょうか???それとも三部作目の『門』で解決するでしょうか。
解説で石原千秋さんが言われたように、時代背景や漱石の生い立ちが深く関わるのかも知れません。
それにしても…働きたくないことをよくあれだけ理屈をこねられるものです。(。-ω-)~
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続編を書くなら…覚醒した主人公がめちゃめちゃ新時代を先取りした事業で財を成し、実家に札束を叩きつける話、もいいかも知れません。たぶん無い -
Posted by ブクログ
自身の読解力が乏しく、どうもこういう昔の作品は読みにくく感じてしまい難しい。
そんな中でも個人的におもしろかったのは「中身と形式」と「私の個人主義」
「中身と形式」では、形式にばかり固執して頭でっかちになるのではなく、中身は変わっていくのだから時代に応じて柔軟に形式も変化させていかなければならない、「私の個人主義」では個人としての幸福の追求、ただそこにはそれなりの責任が伴ってくるという内容が言及されていた。
この夏目漱石にしても、福翁自伝を記した福沢諭吉にしても、世の中を俯瞰して大局的に物事を捉え分析する力が素晴らしいと感じた。こういった人物が今の世の中に存在していたなら、きっと大きな成功を残 -
購入済み
文章を書くのが
まず、文章を書くのが上手いというわけではないと思いました。人物の描写が少なく、性別すら書かれていないです。どんな顔で背格好で表情で話しをしているのか、想像がつかないので情景が浮かびませんでした。どんな美人なのか、もっと具体的に書いて欲しかったです。話しの構成ももう少し工夫出来たのではないかと思います。この時代では面白い小説だったのでしょうか。最後の終わり方だけは評価出来ると思いました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ娘が高校の授業の為に買った本が、リビングに転がっていたから文学苦手なんだけど、読んでみた。
めちゃくちゃ時間かかったから(読み始めて半年ほど?途中、何冊も違う本を読んじゃってた
BL脳で読んだら、めちゃくちゃ萌えな話でした。
脳内では、宝井理人さんの絵で想像しながら読みました(笑
まず、「私」が「先生」好きすぎるでしょ?普通に、信愛って感じがしない。ガツガツ系男子!
あと、「K」も「先生」好きなんじゃ・・・って思った。
先生とお嬢さんの結婚で失恋して死んでしまったKだけど、
それって、先生がライバルじゃなくて、お嬢さんがライバルだったんじゃ?
お嬢さんと先生をくっつけたくなくて、「お -
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地の文が文語調で現代人には少々読みにくい。それでもものすごい美文だと思うが、なぜそう思うかは説明しにくい(笑)
解説によると漱石は本作の文章を書くにあたり、何度も「文選」を読んだらしいが、たとえ私が「文選」を読んでも、私にはとてもこんな文章は書けない(当たり前か)
お話自体は今でもありそうな結婚をめぐる三角四角関係を描いており、テーマ自体は全く古びてはいない。小野みたいな男はゴロゴロいると思うし、藤野とその母みたいな親子もいそうである。私自身は藤野の腹違いの兄の甲野に惹かれる。何のなく似ているところがあるような気がする。
今でも感情移入して読めるのは、いい小説は古くならないという証左であ -
Posted by ブクログ
1915年 朝日新聞連載 随筆39回
漱石後期、胃潰瘍大病後、持病を抱えての執筆。
書斎に籠り、硝子戸の中から、世の中を見る。
時折、硝子戸の中に、訪問者がある。
漱石の身近な出来事を綴っている。
死に対する随筆も幾つかあり、後期の死生観を表現しているのだと思うが、私が好きだったものは、漱石が、楽しそうだった以下の2項ですね。
9・10
友人O(太田達人)が、上京して久しぶりに会った楽しそうなひとときの話。漱石の少ない友人の一人で、教師。なかなか、人を誉めない漱石が、人格も頭脳も素直に認めている。
34
頼まれて高等学校等で、生徒達の利益になるように意識して講演をする。それでも、わからな