夏目漱石のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「エッセイ的なものが多く含まれる短編集。漱石はこんな文も書くんだなぁ、と驚いたのが「夢十夜」です。ほっこりさせたり、もやっとさせたり、イヤーな気持ちにさせたりと、短い話の中で様々な作風を感じます。面白かったです。
「思い出すことなど」は、胃潰瘍で吐血し、生死の境をさまよったときの話をかいています。そういう事実があったのは知っていたのですが、こうして文章で読むことができて、その状況を知ることができたのは良かったです。
1章や1編がとても短いので、隙間時間にぽつぽつと読んでいきましたが、漱石のプライベートな部粉を知ることができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。 -
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現代小説との違い
現代の小説は冒頭部分の数ページで読者の心をつかみ、そのまま作品の中にひっぱてゆくことが必須である。とよく言われるが、のんびりした時代の夏目漱石にはその考えの片鱗もないみたい。冒頭からの文語体には「吾輩は猫である」の作者とは思えないほど、読みづらい冒頭部分である。なんとかして読み進めてゆくと、どうにか面白くなってくる。背景となった博覧会もこの時代には大きくて華やかな出来事であったのだなと教えられる。
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