茂木健一郎のレビュー一覧

  • 「すべてを引き受ける」という思想

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     6年前に行われた対談。両者がともに小林秀雄賞を受賞しているということもあって、この対談が企画されたのだろうか? 
     フーコーに関する吉本の言及を引き出しているのが、この対談の白眉だと感じられた。フーコーはマルクスを「19世紀の風景の中に埋まってしまう」と言ってのけてあっさりと相対化した上で、人間の歴史をぶっ通す(吉本の表現)ことをするために、ギリシアまで遡って考察しようとした巨大な思想家であると評している。フーコーの思想の本質を端的に指摘していて見事と言うほかない。
     「自己慰安のために書いている」という言葉も印象的だ。常に思索する思想家は、次々と湧き出してくる発想を言葉を選んで表現するため

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    2012年09月15日
  • 感動する脳

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    茂木さんの作品。茂木さんが好きなので、古本屋でゲットしました。

    印象に残っているのが、

    『心の余裕とは、自ら作り出すもの』

    ということでした。また、心に空白をもつこと=ゆとり、ということも書かれていました。

    どうすれば、心のゆとりを作り出すことができるか

    今後の課題です。

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    2012年09月02日
  • スルメを見てイカがわかるか!

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    (2、追記)
    個性や自分らしさなんてものはない。

    いや、もちろんあるんだけど、
    それはどれほどのものだということだ。

    自分探しの旅なんて聞くと
    それこそへそで湯を沸かすほどおもしろくて仕方がない。

    あなたと隣のひととの違いはどれほどあるんですかって話ですよ。
    99%が同じじゃないですか。

    言い過ぎか、それでも50%は同じじゃないですか、
    少なくとも30%なんてことはない。

    人間であること、3食食べること、寝ること、同じことだらけじゃないですか。

    バレーボールやってて個性を出したいから、俺はスパイクを両手で打つねんなんてやつ居ないでしょ。
    自分探しなんて言われるとそれを同じぐらいバカ

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    2012年09月04日
  • 復興の精神

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    瀬戸内寂聴さんの無常ーどん底は続かないの中で、私たちはどんな不幸の中でも決して絶望してはならない。暗闇の空に希望の星を見出す力を人間は与えたれてこれまで生きてきた。被災者の皆様の御苦労と悲痛な体験を思うたび、いたたまれない。一年数ヶ月経ち、復興への思いやる気持ち、支援が薄くなっている状況に思われます。思いをこれからも被災地にもち続ける事が大切な一人一人の人生に繋がることだと思います。養老孟司さんの精神の復興需要の中では、生きていれば、さまざまな悪いことが起こる。悪いことがあると人は無理やりに色々なことを学べる。いいことというのは、その時点がピークで、そこから学ぶということはないと言っている。

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    2012年08月22日
  • 脳を活かす仕事術

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    脳の学習には「感覚系の学習」と「運動系の学習」の2種類がある。
    「感覚系の学習」は「入力」、「運動系の学習」は「出力」。
    バランスが大切だが、「入力」に隔たりがち。
    意識して、どんどんアウトプットを「出力」していくことが大切とのこと。
    茂木さん自身が意識して「出力」していることも伝わってくる。

    自身を振り返っても、確かに「出力」が少ない。
    仕事もプライベートももっと「出力」を重ねて、鍛えていきたい。

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    2012年08月19日
  • 復興の精神

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    東日本大震災を受けて、課題と展望を養老孟司氏、茂木健一郎氏、橋本治氏など各界の著名人が各々の切り口で語っている。捉え方はそれぞれだが、共通しているのは、この未曾有の大震災を活かしていく必要がある、ということ。
    勉強になりました。

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    2012年08月16日
  • 感動する脳

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    自己啓発本の中身を、脳という科学的根拠で裏付けたような内容。

    意欲と脳の発達は密な関係にあるということ、
    100歳を超えても脳は発達し続けるという事実は面白かった。

    自分の持っている脳と可能性に期待したくなるような一冊。

    脳科学的内容が薄く、精神一般論が広く書かれていたので、
    このジャンルへの入り口としてはうってつけ。

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    2012年08月14日
  • 脳を活かす仕事術

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    あの脳科学者の茂木さんの脳を活かすためのノウハウ本。
    少々苦手な彼でしたが、この本をよく読むと、なるほど好意が持てました。
    ↓メッセージ
    「生きる」とは仕事を含めて、自分の人生を通して「生命の輝き」を放つこと
    生命の輝きを放つための5つの行動
    ・クリエイティビティ(創造性)を持つこと
    ・セレンディピティ(偶然の幸福に出会う力)があること
    ・オプティミスト(楽天家)であること
    ・ダイナミックレンジ(情報の受信範囲)が広いこと
    ・イノベーション(改革・革新)を忘れないこと
    これらを導くための脳の活かしかたについて茂木さんの実践経験などハウツウがいっぱいで、なかなかいい本です。

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    2012年08月11日
  • 生きて死ぬ私

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    ずっと積ん読になってたものを、ちょっとずつ読んでいたりするのだけど、そういうのに限って、思ったよりも面白かったりして。これも、面白かった。茂木健一郎ていう人は結構この後、メディアによってすりへらされてしまったようなイメージを持っていたけれど、それは間違った認識だったかもしれない。そのくらいの原石感が、ここにはある。(12/2/13)

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    2012年08月08日
  • 脳と即興性 不確実性をいかに楽しむか

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    型破りとは、基礎が充分に出来ていて、アレンジが加えられること。

    自分のルールに抑制されずに、勇気を持って独創性を表現する。

    また、独創性を育むフォロワーの重要性。この役割を担う事も大きい。

    メモ
    『ジャズに名曲なし、名演奏あるのみ』

    棲み分け。多様性を認める事。

    メタ認知。自分を冷静に見る力。

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    2012年07月31日
  • 脳を活かす仕事術

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    脳科学者の茂木健一郎氏の著書。
    「脳を活かす」シリーズの仕事術編になります。
    内容的には、著者が実践している仕事スタイルを紹介し、それを脳科学的に解説しています。
    著者の仕事スタイルを知ることができますが、自分に応用して効果を上げるような方法はあまりないと思います。

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    2013年08月10日
  • 脳を活かす子育て術 0歳からの宝探し

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    脳を活かす子育て術のまとめ

    脳の働きを理解し、その観点からいい子育てを実現する。「子育ては子どもの可能性を見つける宝探し」




    赤ちゃん
    ■おなかの赤ちゃん
    ⇒ 音楽をかけるが影響あるかどうかわかっていない
    ⇒ 母親には影響がある(リラックス)

    ■赤ちゃんを柵で囲わない
    ⇒ 世界が広がらない
    ⇒ 外に行くことで言葉やものとふれあい、人見知りがなくなる



    3~4歳
    ■3歳児はすべて記憶しようとする
    ⇒ 脳で整理しきれないので古いことを忘れていく
    ⇒ 久々に会うパパは他人

    ■言葉の学習
    ⇒ どのような状況で、どういう文脈で使うかを学習している

    ■3~4歳の特徴
    ⇒ 自分の心の状態を

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    2012年07月23日
  • 復興の精神

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    東日本大震災から1年4ヶ月が経った。震災直後は、関東に住む人間も、東北の痛みを分かち合い、譲り合って生きているように見えた。しかし、いまその風潮はなくなり、震災前と同じような風潮になっているのではないか。そんな疑問からこの本を読んだ。
    この本は震災から3ヶ月後に出版された。茂木健一郎、養老孟司など9人が、当時の気持ちと復興に必要な精神性を述べている。
    共通しているのは、私たち日本人が今までの概念を変えなければならないと主張している点だ。今まで、私たちは利便性を求め、経済を最優先し、進んできた。その結果が福島原発の事故につながっている。
    未曾有の大震災を粛々と受け止め、譲り合い、分かち合う日本人

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    2012年07月22日
  • すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート

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    箭内道彦さんの「クリエイティブ合気道」の話が素敵だった。
    僕も「つい他人に合わせてしまう性格」で、それがダメなことだと思っていた。
    だからそれをそのまま尊重して「相手の言うことを聞いて、それを何倍にも膨らまして返す」この考え方は救われるところがあった。
    「何倍にも膨らまして返す」ところが難しかったりするけど。

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    2012年07月19日
  • 「すべてを引き受ける」という思想

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    吉本隆明さんと茂木健一郎さんの過去の対談をまとめたものです。
    正直、理解できて、その上で自分の実になったのは四割、ぐらいな気がしました。むずかしかったです。
    吉本さんの思想については、けっこう昔から理解したいとは思っているのだけど、いかんせんむずかしくてついていけない。いろんな著作にあたってみて、感覚をつかむしかないのかね。
    あとがきで茂木さんも書いているように、親鸞の「往き」と「還り」の話はおもしろい。頭にすとんとはいってくるようなものではないけど、深いなあと感じました。

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    2012年07月11日
  • すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート

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    さまざまな分野で活躍中の9人による、考える力をつくるためのアドバイス。期待したほどのものはなかったけど、参考になるものもあるので、チェックして仕事や家事に活かしたい。ジャケットがノート風になっているところがおしゃれで良い。

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    2012年07月05日
  • 脳を活かす生活術

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    茂木さんらしくない感じがした。

    今までクオリアに関する本を読んだり、具有性のことを知ったりすることで出会った茂木健一郎さん。自分の好きを読者に伝えている感じがしていました。しかし、今回のは…

    何となく、心が温まりました。ホッとする気持ちになりました。この本で書いてあるように、記憶の解釈が変わったのかしら。

    愛が大切なんだ、脳を上手く使うことも大切なんだ、好きかどうかを基準にしてやってみてから判断するのも大切なんだ

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    2012年06月30日
  • 国がダメでも「脳」がある

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    キーワード

    ・ディカップル

    ・偶有性


    p.6
    「ただ、普段からいかに人と違った行動をとれるかどうかで、
    いざというときの生き方が変わってくる。
    普段から自分の行動をほかの人の行動と変えておくと、
    周りの景気がどう変わっても、自分の活動は変わらないでいられるものなのです。」


    p.8
    「人が成長するには、自分と異なる人の存在を許さなければならない。」

    p.21
    「インターネットというものが、むしろ日本社会の同調圧力を
    助長する方向で機能してしまう。
    他人に合わせる必要はないという考えがいっこうに浸透しない。」


    p.80
    「脳が直感的に欲しているものは、
    自分にとっていま必要なもの

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    2012年07月04日
  • 「脳」整理法

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    ネタバレ

    フォトリーディングNo.33

    目的:脳整理で自分に足りなそうなものを3つ押さえる

    トリガーワード:偶有性、私、世界知、生活知、時間、意識、今、割り切る、確率、変化、論理、体験、感覚、コントロール、能力、行動、気づき、受容、化学、ディタッチメント、パフォーマティブ、主語、仮想、現実、感情、悩み

    質問:脳整理で重要な事3つは?

    ~20120524ポストレビューここまで~
    ~20120528アクティベーションここから~

    質問に対するまとめ:
    ①自分でコントロールできるものとできないものの区別。行動し、気づき、受容する。神の視点・他者の視点・自分の視点を置き換えて考える(主語を入れ替える)

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    2012年06月14日
  • 復興の精神

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    ネタバレ

    養老孟司:もちろん一致団結は悪いコトではありません。しかしそれが言論統制になってはいけない 茂木健一郎:復興の精神は、日本人の変化への希望の中にこそ、見出されるのだ山内昌之:公欲のために私欲を捨てよう 瀬戸内寂聴:私たちはどんな不幸の中でも決して絶望してはならない。暗闇の空に希望の星を見出す力を人間は与えられてここまで生きてきた 

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    2012年06月16日