茂木健一郎のレビュー一覧
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ネタバレ「ぜひ気になる言葉には赤線を引き、テキストのように使ってください。
読み進めていくと、あなたが今一番必要な言葉のみが少しずつ浮き上がってきます。」
この一文を読んでから、気になる言葉を書きのこすようになった。
◆茂木健一郎
First Penguin
◆箭内道彦
僕は商品ごとに、その商品が世の中にどんなハッピーなことをもたらしてくれるかという「思い」を仕事にこめています。
◆築山節
「いつも高い成果を出す」ためには、「夜は12時までには寝る」生活を明日からでも初めてみてください。
◆丹波宇一郎
私はこれまで多くの社員を新人の頃から見てきて、人間の能力には、ほとんど差がないと感じてきました。そ -
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ネタバレ脳を活かす仕事術
1<概要>
脳科学の視点から、人生や仕事のありかたを考える。
脳には運動系と感覚系の分野があり、インプット・アウトプットの仕組みが備わっている。
また、脳の存在意義である「生命の輝きを放つ」ためには、「創造性」「偶然の幸福に出会う力」「楽天家であること」「情報の受信範囲が広いこと」「革新を忘れないこと」の5つの行動が肝要だ。
体を動かすことを司る運動脳は、出力を担当し、意識的に鍛えなければ成長はない。
五感で感じ取った情報を処理・認知する感覚脳は、入力を担当、感動する出来事にであった時に成長する。
現代人は感覚脳の方が高い発達が見られるため、出力を意識的に鍛えることで両者 -
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【ひらめきのメカニズムを探求したい方へ】
誰もが持っている「ひらめき」の開花方法を科学的根拠をおりまぜて解説してる書。
トヨタや万葉集の具体的事例から、日本人は「想像力」「個性」「独創性」が無いと言う「嘘」を分析し、日本人固有の考えを壊してから始まる展開はさすが科学者といった感じです。
その後、「ひらめき」の具体的発想法、鍛え方、パフォーマンスを上げる事例が展開されてます。
本書に「普遍的な言葉で語ること」と言う話があるが、茂木さんの使用している文書に脳科学用語や、普段の生活で使用しない難しい言葉を使用してる点に若干の違和感を感じます。
<以下、備忘録>
・想像性は経験と意欲が合わさ -
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ネタバレ著名な作家などがそれぞれの3・11をふりかえり、これからどうすればよいかそれぞれの視点から提言を述べる作品。
この本で一番驚いたのは、病を患っていたため、この震災で不安や無力感を感じなかったといった著者がいたことだ。このことから、他人や未来への不安や自分の無力感はある程度自分に余裕がないと生じない感覚なのだと感じた。
しかし、震災直後に起こった買いだめの現象から、今回日本人が感じた不安のベクトルは自分に向いていなかっただろうかと感じた。
また、どん底はつづかないと励ましている著者がいるが、何もなくても、毎日が先の見えないどん底だと感じている人々である現代人に伝わる言葉なのだろうかと感じた。 -
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ネタバレ生きている中で、どうしてもうまくいかないときというのはある。自分の才能に自信を失ってしまったり、目標を見失ってしまったり、やる気が出ないということは誰にでもある。
そんなとき、不安や怒り、イライラなどの感情が出てくることは、ある程度避けられない。
負の感情から抜けだす方法はいくつかあるが、小さな成功体験を持つ こともその一つである。
どんなに小さなことでもよいから、自分が楽しめて、達成感を持つようにできることの没入するのがよい。その結果得られるささやかな成功が、脳をかえていくのである。
脳の中では、何らかの成功体験=報酬が得られると、そのような結果をもたらす原因となった行動にさかのぼ