【感想・ネタバレ】あなたにもわかる相対性理論のレビュー

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Posted by ブクログ 2013年06月08日

 「アインシュタインの人生は、大いなる勇気の物語でもある。落ちこぼれて大学に残ることもできず、特許局で町の発明家の話を聞きながら、こつこつと研究した。~決して将来を嘱望されたエリートではなかった。~青年アインシュタインが将来の不安に耐えながら、いかに革命を成し遂げたか。~その生き様にふれることで、私...続きを読むたちは科学の感動を取り戻すことができるだろう。」まえがきより引用。

(メモ)
■私たちも身につけられるアインシュタイン力
1.反発力
・前提を疑う。
・孤独を恐れない。
2.見えないものを見る力
・思考実験。不可能な実験を頭の中で行って重大な結論を導き出す力。
・知識には限界があるが想像力は無限。
・何もしていないときに脳は何かをする。
3.粘り強く考える力
・持続可能性
・真に解決すべき問題は何か発見する力。
4.平等力
・誰が言ったかより、何を言ったか。
・人間はコミュニケーションが対等の時、最も可能性を引き出せる。
5.ユーモア力
・笑い飛ばす力
・自分の弱さを隠さない。
・ユーモアは自分自身にも向けられる。
6.浮世離れ力
・ただ真理のために人生を捧げる。
7.方程式力
・導き出した結論を、きわめてシンプルな式にまとめる力。
8.信じる力
・「確信が私の神です。」
・時代に合わせるのか、自分の信じるとおりに生きるのかが、天才になるか、凡才で終わるのかの分かれ道。
9.自立力
・アインシュタインの論文には引用文献がない。些細な問題も全て自分で考えることにこだわった。
10.友人力
・信頼できる友人や仲間との議論が、理論構築の助けになる。

■相対性理論
E=mc2(乗) E=エネルギー、m=質量、c=光速
*高速度不変の原理が相対性理論を導いた。
①光の速さは 秒速30万km>2乗は9京km
②光の速さは有限
③光より速いものは存在しない。

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Posted by ブクログ 2012年08月16日

良かった。
アインシュタインの人生についての本。
天才は、才能ではなく、生き方。天才は、勇気に比例する。すべてのものから自立した生き方をした人だけが真の天才になることができる。
特殊相対性理論。一般相対性理論。何となく解った。

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Posted by ブクログ 2011年09月22日

自由で、権力に屈せず、ユーモアをもって生きた天才アインシュタイン。これまでは縁の遠い人だと思っていたのだけど、最近、科学哲学という分野の存在を知ってから、急に気になる存在になってきた。
本書は茂木健一郎さんが科学者を志すきっかけとなった敬愛するアインシュタインの人生、発想、そして相対性理論の概要をわ...続きを読むかりやすく解説したもので、今の自分には格好の入門書になった。
常識にも過去にもとらわれず、真理を追究し、自由、体制に阿ることのない生き方は、茂木さんいわく、ロックンロール。なんとも格好いいではないですか。まさに混沌とした現代に求められるヒーロー像だと思います。
後半の、相対性理論の解説もわかりやすい。まだまだサワリだけですが、これからしばらくアインシュタインはマイブームになりそうな予感。

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Posted by ブクログ 2011年04月08日

相対性理論についてというより、アインシュタインの偉大さがよくわかる本。
科学でなく、読み物としてみたらなかなかいい一冊です!

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Posted by ブクログ 2010年12月02日

相対性理論の理解ができたかどうかは別にして、アインシュタインの偉大さがよくわかった。もう少し相対性理論の本を読みたくなった。天才ではあるが、認められていない時期もあるし、間違いと思ったものを撤回することもあり人間くさいところも魅力。

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Posted by ブクログ 2010年09月03日

E = m c2…こんなシンプルな方程式で全世界いや全宇宙を揺るがす大変な発見を表現している。

文学を含めその他の世界では、それを説明するのに、なにかと浩瀚な書物が多い中、美しいぐらいシンプルすぎる。

権威主義を嫌い、孤独を厭わず、死に際しては華美を避け、誰に対しても平等に振舞ったアインシュタイ...続きを読むン氏の生き方にも激しく共鳴する。

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Posted by ブクログ 2010年10月31日

相対性理論のわかりやすい解説に加え、アインシュタインの名言・人柄、科学を志すということ、について興味深い記述がもりだくさんでした。

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Posted by ブクログ 2010年06月18日

茂木さんの、アインシュタインに対する愛情がぎっしりつまった一冊。
アインシュタインの人となりを通じて、世紀の偉業を成し遂げる要素をアインシュタイン力として複数紹介している。
昨今の啓発本と一線を画しているのは、ただ茂木さんがアインシュタインのことを好きな部分を挙げてて、それを編集者の意向で○○力とし...続きを読むて表現しているだけであることだ。
もちろん、相対性理論の紹介も、中学生物理さえ理解していれば、なんとかたどり着けるレベルまで噛み砕かれている。
アインシュタインは科学でロックを奏でている!って言っている茂木さんが、すごくかわいいです。

相対性理論をもう一歩踏み込んで学んでみたい方は、同僚、竹内薫の「ゼロから学ぶ相対性理論」を一読あれ。

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Posted by ブクログ 2010年02月01日

自然の事象や節理を数式で表現する。
それも、とてもシンプルな数式で。

ずっと前から一度は耳にしたことのある相対性理論。理論の中身をしらなくても、おとどけて舌をだすアインシュタインの写真は、20世紀を代表する一枚であろう。

そんな知ってるようで知らない相対性理論を茂木氏が底知れぬ愛情と尊敬をもって...続きを読む解説してくる良書である。

世の中に絶対的なものはない≪光≫であっても≪時間≫であっても、それらは相対的なものである。

正直、芯から理解できたわけではない物理学の理論そして概念は、やはり難しい。ただ、必死にわかったふりをして読み進めていくうちに、物理学の自然現象を人間の思考で解き明かし、そして美しく簡素化された公式で表現していくことの崇高さに強く敬意を表したくなる。素直に。
 この感覚ぜひ感じてほしい。

 そして、アインシュタインという20世紀が生んだ巨人が一生涯を通じ表現した≪人間の思考は、自然の原理をひもとき、現在そして未来をダイナミックに変化させることができる≫ということに強く心を打たれた。

 

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

相対性理論について、
取り分け、一般相対性理論についても
わかりやすく記述されている
という情報を手にして購入してみたが、
相対性理論そのものには、
あまりふれられていないように思う。
まあ、こんな薄っぺらい本1冊で
相対性理論が理解できるほど、
簡単な理論ではないよね(笑
ただ、この本はアインシュ...続きを読むタインがどういう人物であったか
という事を「アインシュタイン力」と称して紹介している。
ここが意外と面白く、
相対性理論を勉強してみようかな、
という気持ちにさせられる。
ビジネス・自己啓発系のものに近い気がした。

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Posted by ブクログ 2017年05月31日

アインシュタインの歴史本としてすごくわかりやすかった。

アインシュタインが影響を受けたさまざまな原理についてはすごく詳しく説明してるのに、肝心の相対性理論への説明はちょっと雑。

とはいえ、相対性理論が歴史や実生活など、色んなところで広がっていくのがイメージできておもしろい。

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Posted by ブクログ 2015年06月23日

茂木健一郎氏が好きなアインシュタインの相対性理論が生まれた背景を読み解く。ただ、物理を習っていない身からすると、分からない単語も幾つかあり、やや難解な部分も。

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Posted by ブクログ 2014年11月03日

相対性理論の基本の基本が学べた。速度合成の法則は光の速度という特別なケースには適用できないこと、止まっているときと動いているときとでは時間の進み方が違うこと、動いているものは、長さが縮むこと、などの理由が非常にわかりやすく書かれていた。また、E=mc2という有名な法則の意味「物体の質量は、そのエネル...続きを読むギー保有量の尺度である」も理解できた。それにしてもアインシュタインが登場した1900年代前半は、「神の観点の不在」「絶対的な観点の不在」という概念のもと、物理学のみならず美術(ピカソなど)、哲学(フッサールの現象学など)が登場していたことに改めて驚かされた。「相対性」という言葉は当時の時代を語るキーワードであるように思えた。

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Posted by ブクログ 2012年02月15日

「あなたにもわかる」と言われては、そ、そ、そ、そうなの!?と、思わず手に取ってしまった。相対性理論というものがなんたるかがわかるように書いてある「はず」なんだけど。興味が足りないのか、読んだ後、頭から相対性理論はスーっと抜けていく。で、結局のところ相対性理論ってなんでしたっけ?と・・・。代わりに残る...続きを読むのは、茂木健一郎氏のアインシュタイン愛の深さ。偉人の残した言動に触れる価値を教えてくれる一冊。と、私は解釈いたします。

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Posted by ブクログ 2011年12月31日

 要領よく書かれてるな…と感心。アインシュタインの思考の秘訣みたいな自己啓発ちっくな内容もあったが,著者のアインシュタインに対する思い入れなんかよく伝わってくる。
 著者は大衆受けするのでつい反感をもってしまうのだが,やはり有能な人なんだな…。

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Posted by ブクログ 2011年04月19日

半分くらいはアインシュタインが相対性理論を発表するまでの話
あとはシュレディンガーの猫とか
巻末に当時の論文が載っていたのが良かった

E = m c2
こんな短い式でこんなにも様々なことに使えるのがすごい

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Posted by ブクログ 2010年07月13日

[ 内容 ]
二十世紀最大の発見といわれるアインシュタインの相対性理論は、どこが真に革命的だったのか?
お茶の間でも人気の科学者が、「時間の遅れ」「物体の縮み」など、相対性理論のポイントを踏まえてわかりやすく解説する。
また、著者自身が人生において大きな影響を受けたアインシュタイン思想の核心を10の...続きを読む視点から捉えなおす。
巻末には著者翻訳の相対性理論「第2論文」を全文掲載。
E=mc2がいかに導き出されるのかを読み解く。

[ 目次 ]
第1部 アインシュタインから読み解く相対性理論(相対性理論が生まれた背景―「アインシュタイン力」が相対性理論を生み出した;相対性理論は何の扉を開けたのか―世界を変えた原理としての相対性理論;アインシュタインのロマンと相対性理論―天才のように生きれば天才になれるか)
第2部 時間・空間から読み解く相対性理論(相対性理論が導くワンダーランド―「常識」の目を閉じた時、新たな世界が開かれる;認識論としての相対性理論―「相対性理論的に考える」と発想が必ず広くなる)
特別付録 第2論文を読む―最も有名な公式「E=mc2」を完全理解するために

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

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[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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Posted by ブクログ 2010年08月30日

前半がアインシュタインがどうやって相対性理論などの発見を成し得たのかを著者が10個の「アインシュタイン力」として説明しているという自己啓発書的な内容。

後半は特殊相対性理論、一般相対性理論などの説明。

個人的に前半はもう少し伝記のようにして自己啓発書的なニュアンスは控えて欲しかったところだけども...続きを読む、後半は分かりやすくてよかった。

時間や空間は絶対のものではなく、状況に応じて一つの事でも時間や空間の捉え方が変わる(相対的である)ということの意味がわかった。

ただ、その出発点をもいえる「光速度不変の法則」についての説明が足りない。

光の速さが有限(秒速30万キロ)であるなら、時速50キロで走る車がすれ違ったときに車に乗ってる人から見たもう一方の車の時速が100キロになるように、一方の光から見たもう一方の光の速さは光速の2倍になりそうなものだが、計測の結果このような状況でも速さは変わらないらしい。

個人的には光の速さが有限であるなら時速50キロの車の延長線上に光があるように思えてならない。何故光だけ速度が変わらないのか。まだわかってないのかもしれないけど、観測結果がこうだったからではなくて、理屈を説明して欲しかった。

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Posted by ブクログ 2010年05月23日

ちょっとまだ、消化しきれていないです。相対性理論そのものよりも、茂木さんが好きだからなのか、アインシュタイン自身についてのエピソードが目立つ気がする。

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Posted by ブクログ 2010年02月11日

● 彼が1905年に発表した特殊相対性理論の論文には、一切の引用文献がなかった。

● 「戦争は、まず一方にとってものごとがうまくいくだろうという希望である。それから他方にとっては悪くなるだろうという期待となり、ついで他方はよくはならないだろうという満足となり、最後にどちらにとっても悪くなったという...続きを読む驚きに変わる」アインシュタイン

● 速さが時間と空間の関係で決まる以上、光速度が一定であるという前提で話を進めた場合、これまでの時間や空間に関する考え方を根本的に変える必要がある。それが、アインシュタインの特殊相対性理論の提示であった。

● つまり「物質があれば、その質量(エネルギー)によってまわりの空間はゆがむ。このゆがみが重力の正体である」というのが一般相対性理論の主張だ。

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Posted by ブクログ 2010年01月18日

さすが茂木さん。わかったような気にはなったw
アインシュタイン好きなら読んで損はない、、、かなww

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