【感想・ネタバレ】ひらめきの導火線のレビュー

ユーザーレビュー

ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年12月15日

『ひらめきの導火線』/茂木健一郎/「ひらめき」をテーマに、様々な観点から論じている。その中に、トヨタの生産工場からの示唆、『万葉集』からの示唆もあり、まさに目からうろこ。『セレンディピティの時代』の姉妹編という感じですかね。こちらもぜひ!

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

・あらゆる創造は「影響の連鎖」の中にある。

・ひらめきとは、前頭葉の意欲と、側頭葉の経験のかけ算である。

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Posted by ブクログ 2011年09月14日

ひらめきについて知りたくて読書。

最近の著者の本は日本を勇気づける、価値を再発見、評価するものが多いように思う。

確かに中国に住んでいると自分が日本人の代表のように感じることがある。同時に日本では意識しなかった日本人であること。歴史、文化、価値観、アジアの中の日本、外から見た日本などを考える機会...続きを読むがある。本書はそんな経験がある人には共感できるかもしれない。

無から創造したものはない(非常に少ない)。既存のアイディアを組み替えたり、組み合わせたりしたところから生まれた。日本人は創造性が乏しいといわれるのは、思い込みや自信の欠如も要因である。自己主張が苦手なことも原因かもしれない。

日本人が日本人自身の手で、自分たちの文化、伝統、持っている力を再評価し、もっと堂々と世界へ出ていける日は来るのであろうか。

みんなの知恵を結集して、より良いものを作る的なウェブb2.0は日本的な和の発想に近いと思う。協調し関わる人がみんな幸せなるそんな文化で世界へ貢献することができれば、日本は違う視点で再評価されるように思う。

財政の悪化から、3度目のデフォルトも近いといわれる日本。終章で著者の今後の日本へ導火線として「明るくさわやかに負ける」「一度徹底的に負ける」も新時代への導火線として必要なことかもしれないと感じる。

読書時間:約35分

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Posted by ブクログ 2010年04月29日

本書にあるように、集団の知を寄せ集めることは確かに重要。
会社であれば、能力に関係なく全員が知恵を出し合えばよい。
個人レベルで考えるならば、付き合える数は限られるから、やはり有能な人と付き合いたいもの。
そのためにはまず自分が有能な人にならなければ。


最終章に書かれていた、日本の可能性を信じる...続きを読むということも大切なことだ。
変えることばかりを考えてはいけない。生かすことを考えなければ。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

日本人には創造性が無い。というマイナス自己暗示を解いてくれる一冊。
前進への意欲と継続さえあれば、誰だれにでも創造は可能だ!


脳科学とか、論理性とか…高度な内容及び文章を求める人にはかなり緩い内容だとは思います。大衆向けといった感じ。
私が読んでいても…「それは分かったけど、だからなんなんだ?」...続きを読むと例示と結論の間にかなりの飛躍が感じられるエピソードが多いと感じた。
なので、各章というかパラグラフ間の繋がりがイマイチなんだけど、各々のパーツで言っていることには概ね納得だし、面白かった。

さっくり読めるし、自分の可能性に悩む人にはとりあえずオススメ!

私も脳を発火させるぞ〜!

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

茂木氏のアイデア、ひらめきに関する本です。
氏の著書は実質初めて読んだ為、それほど違和感はありませんでしたが、
既に他の脳科学などの著書を読まれた方には新鮮味は無いかも。

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Posted by ブクログ 2011年07月17日

「日本と創造性」がテーマ。一人の天才を求めるのではなく、日々のひらめきを蓄積するという創造の形を大切にすべきという考えは、自らの思考や発見、発想をあきらめないという意味で私自身も大切にしたい。

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Posted by ブクログ 2018年10月09日

副題が「トヨタとノーベル賞」とある。一見関係ない二つであるが、日本に眠る創造性を掘り起こすキーワートとして取り上げられている。

戦後日本人は他国の文化を仕入れ、必至にそれをまねすることで高度経済成長を築いてきた。しかしそれは単なるものまね、という言葉で切り捨てられる物ではなかった。

世界に誇る日...続きを読む本の自動車メーカートヨタが作り上げた「改善(カイゼン)」という言葉は、すでに海外で通用する言葉になっている。

それは、日本という国が大きな天才にではなく、小さな普通の人々が良い知恵を少しずつ出し合って作り上げてきた文化の象徴だといえるかもしれない。

これからの日本を考える上で、ひとまず希望がわいてくる本である。

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Posted by ブクログ 2018年09月12日

内容はおもしろかったですが、タイトルから連想される内容とはちょっと違いました。もっとひらめく方法が書かれていると思いました。

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Posted by ブクログ 2014年02月03日

読書録「ひらめきの導火線」3

著者 茂木健一郎
出版 PHP新書

P68より引用
“だが、どんな人でも、「小さなひらめきを書き続けること」で、
大きなひらめきにいたることができるのだ。
 小さなひらめきを捨てず、ひらめきの裾野を広げていくには、
億劫がらずに手を動かして「書く」ことが大切だ。”
...続きを読む
 目次から抜粋引用
“ひらめきはだれもが持っている
 ひらめきのネットワークを広げる
 ひらめきのルートを鍛える
 ひらめきのパフォーマンスを高める”

 脳科学を中心に多方面で活躍する著者による、何かを創り上げ
るためのものの考え方のコツについて記した一冊。
 みんなでするひらめきについてからこれからの時代に向けての
考えまで、情熱的に書かれています。

 上記の引用は、ひらめきを書き留めることについて書かれた項
での一文。何かを思いついて覚えておこうとすることが、脳への
負担となって次のひらめきを邪魔すると、どこかで読んだ気がし
ます。著者の他作品かもしれません。
 三人よれば文殊の知恵ということわざを、実践するための方法
を書こうとすると、この著書が出来上がったという感じがします。

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Posted by ブクログ 2016年08月26日

『日本人に創造性がない』 という一般的な意見を否定する。
茂木氏は今まで『日本人論』はあまり好きではなかった
はずなのであるが敢えて書こうとしている。

その試みは成功するのか?

創造性とは すべての人間が持っている
ということを考えれば 
『日本人に創造性がない』とはいえないが・・・
『日本人に...続きを読むどのような創造性があるのか?』ということを
探っていくべきだ・・・

日本の宝物を『トヨタ』にもとめたが・・・
あまりにも、ありふれていて・・・
創造性を深く展開できるのだろうか?

トヨタといえば 改善 Kaizen。
集団の弛みなくだしていく知恵によって よりよいものを作り上げる
そこにはスーパースターがいない。
作られたものは 一人のものではなくみんなのものだ。
これが トヨタの社会風土。

改善を生み出す組織を作ったトヨタはすごいと思う。
個人によって成り立つ組織なのだから。
改善を正しく受け止めるには 風通しがよくないと
うまくいかない部分もある・・・。 
個人の持つ 改善が 創造につながる・・・とおもうが、
結局は パラダイムを変えるところまで 
創造はできないという弱さを持っている。

改善と変革は違うのだ・・・
そのことを知っているのは 茂木氏なのであるが
敢えて、あまり言わない・・・
トヨタを 見学しただけで 
トヨタがわかるわけないのである。

『俺が作ったオリジナル』という西洋的発想と
『おかげさま』での 日本的な発想・・・
その二つが どう止揚していくのかが重要なのだと思う。
世界的な企業となり ナンバーワンになった秘密は
もう少し違ったところにあるだろう・・

ジャンケン型の相互作用 が面白かった。
それは、それぞれが 同等の武器を持っているので成り立つ。
ジャンケン型には勝ち組負け組みは存在しないが・・・
ジャンケンには、勝つ人がいる。

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Posted by ブクログ 2012年02月22日

【ひらめきのメカニズムを探求したい方へ】

誰もが持っている「ひらめき」の開花方法を科学的根拠をおりまぜて解説してる書。

トヨタや万葉集の具体的事例から、日本人は「想像力」「個性」「独創性」が無いと言う「嘘」を分析し、日本人固有の考えを壊してから始まる展開はさすが科学者といった感じです。

その後...続きを読む、「ひらめき」の具体的発想法、鍛え方、パフォーマンスを上げる事例が展開されてます。

本書に「普遍的な言葉で語ること」と言う話があるが、茂木さんの使用している文書に脳科学用語や、普段の生活で使用しない難しい言葉を使用してる点に若干の違和感を感じます。

<以下、備忘録>
・想像性は経験と意欲が合わさって生まれる。だからこそ、誰でも、いつでも、経験を増やし意欲を高めようと努めれば、創造性は鍛えられる
・どんなひらめきも、素材は外からもたらされる
・単純に真似して終わるのではなく、独自の知恵を加える。みんなで少しずつでもいいから、知恵を加える。それを徹底して続ける。そうすることで、元のシステムやノウハウとはまるで異なる次元にまで成長する事がある。
・絶えずやること、続けることは重要である。「毎日やる」という習慣化、日常化が創造性を自分のものとする最善の方法
・ひらめきの裾野を広げていくには、億劫がらずに手を動かして「書く」事が大切だ。
・マイナス思考に考えないで、「何か方法は無いかな」と脳をとりあえずでも動かし続けることが大切

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Posted by ブクログ 2011年10月23日

日本人には独創性がないことに対して、トヨタのシステムを例に出して反論している。
基本的な考えは、一人が天才的なアイデアを出すことより、多くの人間が少しだけでも
いいから知恵をだし、それらを集結させるやりかたの方が日本人には合っているのではないかということ。

また、トヨタのカイゼンシステムが機...続きを読む能するのは、自分の提案が受け入れられた時、
それが目に見えるかたちで評価されることにあり、単純に金額的な問題ではない。
この点には納得させられた。

社会を人間の身体と同じ様なものだと捉えると、一個の天才細胞だけではだめで、より
多くの細胞が協調して働けなければいけない。

著者の趣旨は理解出来たと思うが、どちらかというと当たり前のことを書いている
印象を受けたので、点数は多少低めにした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年04月22日

[ 内容 ]
創造力、独創性、個性とは、天賦のもの。
そして、日本人には乏しいもの。
―そんな「思い込み」を消し去るところから、すべては始まる。
天才やスーパースターに頼る必要はない。
あらゆる人に開かれた、思考と発想の力を飛躍的に向上させる方法とは?一見かけ離れたかのように思える「トヨタ」と「ノー...続きを読むベル賞」の共通点に、ヒントは隠されていた。
閃光のように偉大な創造や発明はいつも、日々の小さなひらめきを共有し積み重ねた先に生まれる。
知の現場を駆けめぐる著者が照らす、新たな可能性の地平。

[ 目次 ]
第1章 ひらめきはだれもが持っている―「点火」を妨げるものはなにか(ひらめきはみんなのもの 「日本人には創造力がない」というフィクション 「日本人には個性がない」というフィクション 「日本人には独創性がない」というフィクション)
第2章 ひらめきのネットワークを広げる―「みんなでやる」が燃やす炎(ひらめきのロングテール ひらめきはみんなで共有する ひらめきは平等である)
第3章 ひらめきのルートを鍛える―炎を灯す「ものの考え方」(総合のフィールドで闘う 「すごいチーム」のつくり方 独自の強みを発揮する)
第4章 ひらめきのパフォーマンスを高める―「意欲」が照らし出す先(脳が活性化する環境とは プレッシャーが喜びに変わるとき 終わりなき探求)
終章 日本を新時代へ導くために―可能性に火をつける(十一歳の敗戦 敗戦者の系譜 明るくさわやかに負ける インテリよ、外に出よ! 新文明への胎動 日本の可能性の中心を見きわめる)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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Posted by ブクログ 2010年11月17日

「ひらめき=想像」を発火させる為には「情報」と「意欲」が必要。
些細な事でも観察・認識・理解・受容し、とにかく行動を起こす事が重要。「ひらめき」とは先人の影響の連鎖によって成り立つ為、普遍性を発見する事が本当のひらめきへの第一歩となる。そこに絶対は存在しない。常に偶有性の中に身を置く事を心情とする。...続きを読む

アイデアが出しやすい環境を作る事が本当に出来るのか自分で実験してみたいと思います。

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Posted by ブクログ 2017年09月05日

トヨタが世界レベルの企業になったのはなぜか、
脳科学の観点から解説してくれています。

目からウロコ的な話も少し出てきます。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

衆知を集める日本的なひらめきの考え方と独りの天才がひらめきを出すという西洋的な考え方の在り方の対比をトヨタ自動車のカイゼンとノーベル賞を取り上げて説明する。「創造性は一部の天才のものだ」は「フィクション」であり、「書くこと(=文字化)」による可視化、明確化と共有を図り、オープンエンドな取組みが21C...続きを読む的課題に対する、日本の方法論として提示すべき個性だと感じた。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

ノーベル賞を例にとった章では、天才と呼ばれた人物の偉大な発明が、突然の「ひらめき」によってもたらされたものではなく、それまでの様々な過去の英知の上に成り立っているのだと分析しており、創造することに関しての日本的メソッドと西洋的メソッドの違いにも触れている点はおもしろい。
トヨタ式を例にとった章ではカ...続きを読むイゼンなどを例に詳しく解説しているがトヨタ式に関しては様々な書籍があるのでそれほど新鮮には感じれなかった。

また、日本人には実際のところ独創性があるのだが、海外からは日本人は独創性がないと揶揄されていることに対しての筆者の思いにはとても共感できるものがあった。
我々が本来持っている日本人としての独創性をもっと強みにするべきだと思わせてくれます。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

偶然の出来事自体は、コントロールすることはできない。しかし、偶然の出会いを活かすように心がけることはできる。セレンディピティは、鍛えることのできる能力のなのである。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

・セレンデピティ=偶然好運に出会う能力
・オープンエンド=「ここまでがいい」がないこと
・ドーパミン=幸福を感じさせる物質
・脳の学習とは成功体験をやり遂げるまでがワンセット。
 見つかるまで探す。できるまでやる。
 野生動物の本来の学習の姿。
・やりとげる⇒ドーパミン⇒快楽⇒行動の定着
・創造する...続きを読むことと思いだすことは似ている。
 無からひらめきは生まれない。


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