あらすじ
自分の可能性に火をつけろ! 創造力、独創性、個性とは、天賦のもの。そして日本人には乏しいもの。そんな思い込みを消し去れば、天才やスーパースターに頼る必要はない。あらゆる人に開かれた、思考と発想の力を飛躍的に向上させる方法とは? 「ひらめきはだれもが持っている」「創造のバトンリレー」「一人きりで悩まない」「脳は≪天才細胞≫に率いられない」「考え続けることで脳は成長する」「つらいならスタートせよ」「自分の宝に気づく」「やりがいと手ごたえのつかみ方」「明るくさわやかに負ける」……一見かけ離れたかのように思える≪トヨタ≫と≪ノーベル賞≫の共通点に、ヒントは隠されていた。脳の中の小さな炎から、すべては始まる。閃光のように偉大な創造や発明はいつも、日々のささいなひらめきを共有し積み重ねた先にあるのだ。知の現場を駆けめぐる著者が照らす、新たな可能性の地平。
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Posted by ブクログ
『ひらめきの導火線』/茂木健一郎/「ひらめき」をテーマに、様々な観点から論じている。その中に、トヨタの生産工場からの示唆、『万葉集』からの示唆もあり、まさに目からうろこ。『セレンディピティの時代』の姉妹編という感じですかね。こちらもぜひ!
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
創造力、独創性、個性とは、天賦のもの。
そして、日本人には乏しいもの。
―そんな「思い込み」を消し去るところから、すべては始まる。
天才やスーパースターに頼る必要はない。
あらゆる人に開かれた、思考と発想の力を飛躍的に向上させる方法とは?一見かけ離れたかのように思える「トヨタ」と「ノーベル賞」の共通点に、ヒントは隠されていた。
閃光のように偉大な創造や発明はいつも、日々の小さなひらめきを共有し積み重ねた先に生まれる。
知の現場を駆けめぐる著者が照らす、新たな可能性の地平。
[ 目次 ]
第1章 ひらめきはだれもが持っている―「点火」を妨げるものはなにか(ひらめきはみんなのもの 「日本人には創造力がない」というフィクション 「日本人には個性がない」というフィクション 「日本人には独創性がない」というフィクション)
第2章 ひらめきのネットワークを広げる―「みんなでやる」が燃やす炎(ひらめきのロングテール ひらめきはみんなで共有する ひらめきは平等である)
第3章 ひらめきのルートを鍛える―炎を灯す「ものの考え方」(総合のフィールドで闘う 「すごいチーム」のつくり方 独自の強みを発揮する)
第4章 ひらめきのパフォーマンスを高める―「意欲」が照らし出す先(脳が活性化する環境とは プレッシャーが喜びに変わるとき 終わりなき探求)
終章 日本を新時代へ導くために―可能性に火をつける(十一歳の敗戦 敗戦者の系譜 明るくさわやかに負ける インテリよ、外に出よ! 新文明への胎動 日本の可能性の中心を見きわめる)
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