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自分の可能性に火をつけろ! 創造力、独創性、個性とは、天賦のもの。そして日本人には乏しいもの。そんな思い込みを消し去れば、天才やスーパースターに頼る必要はない。あらゆる人に開かれた、思考と発想の力を飛躍的に向上させる方法とは? 「ひらめきはだれもが持っている」「創造のバトンリレー」「一人きりで悩まない」「脳は≪天才細胞≫に率いられない」「考え続けることで脳は成長する」「つらいならスタートせよ」「自分の宝に気づく」「やりがいと手ごたえのつかみ方」「明るくさわやかに負ける」……一見かけ離れたかのように思える≪トヨタ≫と≪ノーベル賞≫の共通点に、ヒントは隠されていた。脳の中の小さな炎から、すべては始まる。閃光のように偉大な創造や発明はいつも、日々のささいなひらめきを共有し積み重ねた先にあるのだ。知の現場を駆けめぐる著者が照らす、新たな可能性の地平。
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Posted by ブクログ
ひらめきについて知りたくて読書。
最近の著者の本は日本を勇気づける、価値を再発見、評価するものが多いように思う。
確かに中国に住んでいると自分が日本人の代表のように感じることがある。同時に日本では意識しなかった日本人であること。歴史、文化、価値観、アジアの中の日本、外から見た日本などを考える機会がある。本書はそんな経験がある人には共感できるかもしれない。
無から創造したものはない(非常に少ない)。既存のアイディアを組み替えたり、組み合わせたりしたところから生まれた。日本人は創造性が乏しいといわれるのは、思い込みや自信の欠如も要因である。自己主張が苦手なことも原因かもしれない。
日本人が日本人自身の手で、自分たちの文化、伝統、持っている力を再評価し、もっと堂々と世界へ出ていける日は来るのであろうか。
みんなの知恵を結集して、より良いものを作る的なウェブb2.0は日本的な和の発想に近いと思う。協調し関わる人がみんな幸せなるそんな文化で世界へ貢献することができれば、日本は違う視点で再評価されるように思う。
財政の悪化から、3度目のデフォルトも近いといわれる日本。終章で著者の今後の日本へ導火線として「明るくさわやかに負ける」「一度徹底的に負ける」も新時代への導火線として必要なことかもしれないと感じる。
読書時間:約35分
Posted by ブクログ
日本人には創造性が無い。というマイナス自己暗示を解いてくれる一冊。
前進への意欲と継続さえあれば、誰だれにでも創造は可能だ!
脳科学とか、論理性とか…高度な内容及び文章を求める人にはかなり緩い内容だとは思います。大衆向けといった感じ。
私が読んでいても…「それは分かったけど、だからなんなんだ?」と例示と結論の間にかなりの飛躍が感じられるエピソードが多いと感じた。
なので、各章というかパラグラフ間の繋がりがイマイチなんだけど、各々のパーツで言っていることには概ね納得だし、面白かった。
さっくり読めるし、自分の可能性に悩む人にはとりあえずオススメ!
私も脳を発火させるぞ〜!
Posted by ブクログ
副題が「トヨタとノーベル賞」とある。一見関係ない二つであるが、日本に眠る創造性を掘り起こすキーワートとして取り上げられている。
戦後日本人は他国の文化を仕入れ、必至にそれをまねすることで高度経済成長を築いてきた。しかしそれは単なるものまね、という言葉で切り捨てられる物ではなかった。
世界に誇る日本の自動車メーカートヨタが作り上げた「改善(カイゼン)」という言葉は、すでに海外で通用する言葉になっている。
それは、日本という国が大きな天才にではなく、小さな普通の人々が良い知恵を少しずつ出し合って作り上げてきた文化の象徴だといえるかもしれない。
これからの日本を考える上で、ひとまず希望がわいてくる本である。
Posted by ブクログ
読書録「ひらめきの導火線」3
著者 茂木健一郎
出版 PHP新書
P68より引用
“だが、どんな人でも、「小さなひらめきを書き続けること」で、
大きなひらめきにいたることができるのだ。
小さなひらめきを捨てず、ひらめきの裾野を広げていくには、
億劫がらずに手を動かして「書く」ことが大切だ。”
目次から抜粋引用
“ひらめきはだれもが持っている
ひらめきのネットワークを広げる
ひらめきのルートを鍛える
ひらめきのパフォーマンスを高める”
脳科学を中心に多方面で活躍する著者による、何かを創り上げ
るためのものの考え方のコツについて記した一冊。
みんなでするひらめきについてからこれからの時代に向けての
考えまで、情熱的に書かれています。
上記の引用は、ひらめきを書き留めることについて書かれた項
での一文。何かを思いついて覚えておこうとすることが、脳への
負担となって次のひらめきを邪魔すると、どこかで読んだ気がし
ます。著者の他作品かもしれません。
三人よれば文殊の知恵ということわざを、実践するための方法
を書こうとすると、この著書が出来上がったという感じがします。
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Posted by ブクログ
『日本人に創造性がない』 という一般的な意見を否定する。
茂木氏は今まで『日本人論』はあまり好きではなかった
はずなのであるが敢えて書こうとしている。
その試みは成功するのか?
創造性とは すべての人間が持っている
ということを考えれば
『日本人に創造性がない』とはいえないが・・・
『日本人にどのような創造性があるのか?』ということを
探っていくべきだ・・・
日本の宝物を『トヨタ』にもとめたが・・・
あまりにも、ありふれていて・・・
創造性を深く展開できるのだろうか?
トヨタといえば 改善 Kaizen。
集団の弛みなくだしていく知恵によって よりよいものを作り上げる
そこにはスーパースターがいない。
作られたものは 一人のものではなくみんなのものだ。
これが トヨタの社会風土。
改善を生み出す組織を作ったトヨタはすごいと思う。
個人によって成り立つ組織なのだから。
改善を正しく受け止めるには 風通しがよくないと
うまくいかない部分もある・・・。
個人の持つ 改善が 創造につながる・・・とおもうが、
結局は パラダイムを変えるところまで
創造はできないという弱さを持っている。
改善と変革は違うのだ・・・
そのことを知っているのは 茂木氏なのであるが
敢えて、あまり言わない・・・
トヨタを 見学しただけで
トヨタがわかるわけないのである。
『俺が作ったオリジナル』という西洋的発想と
『おかげさま』での 日本的な発想・・・
その二つが どう止揚していくのかが重要なのだと思う。
世界的な企業となり ナンバーワンになった秘密は
もう少し違ったところにあるだろう・・
ジャンケン型の相互作用 が面白かった。
それは、それぞれが 同等の武器を持っているので成り立つ。
ジャンケン型には勝ち組負け組みは存在しないが・・・
ジャンケンには、勝つ人がいる。
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