【感想・ネタバレ】45分でわかる!脳を鍛える読書のしかた。のレビュー

あらすじ

本書は、2009年7月12日に開催された第16回東京国際ブックフェア読書推進セミナー「茂木流『読書のすすめ』」の講演をもとにしたもの。小学三年生で年間100冊、五年生で年間200冊を読破し、高校時代には『赤毛のアン』シリーズを原書で読み、「読書」をベースに学力(英語力も)・知力・思考力を伸ばしてきた茂木健一郎氏が、『論語』、夏目漱石、樋口一葉、内田百間、小林秀雄、『赤毛のアン』……数々の愛読書を紹介しながら、活字の力、読書の効能、日本語の素晴らしさ等について語る。「活字を読んで、聴いて、書けば、脳は成長する!」ことを実証してきた人気脳科学者が、「読書」の魅力についてはじめて語る!

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Posted by ブクログ

夏目漱石の本や赤毛のアンなどの名作をあげて、なぜ名作と呼ばれているかということをわかりやすく解説してくれている。また、読むことプラス書くこと必要性も説いている。

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2011年04月21日

Posted by ブクログ

第16回東京国際ブックフェア読書推進セミナー「茂木流『読書のすすめ』」をもとに書きおこした一冊。
薄いので期待していなかったが、日本と日本語のすばらしさを説くと同時にそれを英語で発信することの重要性にも触れており、感銘を受けた。
タイトルは茂木さん曰く「著者には決められないもの(出版社に決定権)」だし、外装も今時ショッキングピンクでちょっと軽薄だけれど、内容は深い。

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2009年11月28日

Posted by ブクログ

「45分でわかる」のタイトル通り、本当に1時間以内で読みきれる、気軽な読書おすすめ本」。茂木先生の本なので、「脳科学本」か、と思いきや、どちらかというとライトエッセーの集まり。この本で小林秀雄のCD本が欲しくてたまらなくなった。

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2011年10月30日

Posted by ブクログ

夏目漱石の『三四郎』、モンゴメリの『赤毛のアン』、内田百閒の『阿呆列車』といった文学的名作から、読書の素晴らしさ、楽しさを学ぶことができる。茂木さんの解説は確かに上手くて、短い紹介ではあるが各作品にとても惹かれるものなっていた。その他にも、読む力をつけるために「書く」ことや、日本語の力を身につけるための外国語学習、日本文化の素晴らしさなど、読書だけでなく読書から派生した生涯学習的な話にまで及んでいて、文章はとても短く簡単に読み切れる本ながら内容はとても濃いものとなっている。

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2011年02月02日

Posted by ブクログ

この本になった講演会、実は聴講してきました。
忘れていた感動を再び呼び戻すことに。
当時、この講演が終わったあと、赤毛のアン、坊ちゃん、三四六を購入し、読み漁りました。
これが、すばらしい文学なんだなんて、分かりもしないのに分かった感じがしていましたね。
今回読んで、また赤毛のアン以下読みたくなりました。
バイリンガルになること、良い文学に触れること、そして日本語も大切にすることを気づかせてもらいました。
「おばさんといい女の違い」とても共感しました(笑)

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2010年06月01日

Posted by ブクログ

タイトルと違い、茂木さんの読書がテーマのエッセイみたいな本。個人的にはそれでも楽しめたけど、物足りない人もいるのでは。

以下、メモ。

”「感覚性の学習」と「運動性の学習」がバランスの取れた状態で発達するには、言葉による場合がもっとも一般的”
→読むだけでなく書くことが重要。
楽器等では運動性の学習は難しいが、読み書きは大抵の人ができる。

”活字のほうが(自筆本よりも)文学的味わいが深い”
→純粋に文学を味わうには書き手の思いみたいなものが邪魔な場合もある。

あと、個人的に気になった
”おばさんは「無意識の垂れ流し」を平気でしてしまう。思ったことをすべて言ってしまいます。ところがいい女をいうものは秘密を持っているものです。”
気を、つけないと…。

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2013年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

45分でわかる!のとおり、通勤の往復で読めた。
夏目漱石とか「むつかしそう。。。」で、敬遠してたけど
読んでみたいな。読書ってこんなに深くて面白いものなんだ。
そんなふうに考えて読んだことなかった。
読書の面白さってこういうものなんだ。

と読書に慣れてないうちには、これからの読書ライフを楽しみにさせてくれるような本でした。

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2012年01月25日

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茂木さんの本を読むと、できないことなんて何もないんだという気分になる。

文章を書く
外国語を学ぶ
脳は使うと喜んで若々しくなる

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2015年03月03日

Posted by ブクログ

「本のタイトルは著者の自由にならない(p58)」ということを真に受ければ、この本はタイトルで損してる気がします。
「具体的な読書のしかたはいつ出てくるんだろう」と常に思いながら、結局そこのところははっきりしないまま終わりました。読書の仕方というか、読書にまつわるエッセイみたいな感じだと思います。茂木さんお気に入りの本が多く紹介されているので、読んでみたい本が増えました。タイトルどおりの内容を求めて読むと肩透かしをくらうかも。

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2010年08月22日

Posted by ブクログ

例えや引用が非常にユニーク。頭が良い人は違う…とつくづく思った。わたしも書く、読む、聴くをバランス良く行って脳を活性化してやるんだ、すこしでも。。。

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2010年04月19日

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