【感想・ネタバレ】感動する脳のレビュー

あらすじ

いま、脳について興味を持つ人が増えている。それは、脳が計算能力や記憶力を高める働きをするだけではなく、実は人の感情や意欲といったものに脳の働きが深く関わっていることが科学的に分かってきたからである。つまり「心が宿る場所」としての脳への関心である。一方、あらゆる情報が氾濫している現代という複雑化・多様化する社会の中で、どのように生きればいいのか? どうすれば自分の人生を楽しく充実して生きることができるのか? と迷い、悩む人が多い。キーワードは「感動」であると著者はいう。あのアインシュタインが「感動することをやめた人は、生きていないのと同じことである」と言ったように、「感動」は人に強い意欲を起こし、新しい行動にかりたて、そして人生を変えるからである。本書は、いま最も注目される脳科学者が、感動のメカニズムと人生について述べたものである。ワクワク、ドキドキした日々を送りたい人必読の書といえよう。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

良かった、感動する脳を育てなくては、励まされた。
「今の私には心の余裕なんて持てない」と呟いている人がいたとしたら、早く気ずいてください。この本を読んでいること自体が、心に空白がある証拠だということを」

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2013年11月17日

Posted by ブクログ

茂木さんがもっともっと好きになりました!
脳は人間が死ぬまで成長を続ける。成長段階で人間は先に死んでしまう。
だから年をとったからと言って、脳が衰えるわけではない。いろんな事に感心がなくなるだけ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

感動しないということは、
もう自らの世界観や経験を広げる必要がないと、
脳が判断していることに相当する。

とにかく一度、素直に受け入れてみることが大切。(p116)


創造性を高めるためには言葉と教養が欠かせない。(p133)

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

脳が感動した。
すべての人にお勧めする。

「人間関係にいつも悩んでいる人、自分は人付き合いが苦手だと思っている人、この両者には共通点があります。
それは、他人のリアクションや反応を自分のせいにしてしまうという点です。」

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

「感動」をテーマに、一般人が理解できる範囲で脳と感情のしくみが示されている本です。創造性を持って生きること、意欲を持って生きることの大切さを再認識すると同時に、そのように生きられるか否かは自分の意識と努力次第なのだということを実感できます。読み終えると、「感動することをやめた人は、生きていないのと同じことである」というアインシュタインの言葉をより切実に解釈できるはず。とても読みやすい構成なのでお勧め!

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2009年12月01日

Posted by ブクログ

かつて理論物理学者・アインシュタインは「感動することをやめた人は、生きていないのと同じである」という名言を世に残した。彼が言うように、創造的であること、いろんなものに感動しながら常に新鮮な気持ちで生きていくという事は、実は「生きること」そのものであること。やはり年齢を重ねていくごとに感動がなくなっていくという悲しい事実を踏まえた上で彼はそう表現したのではないだろうか。大人は子供のようには感動することができない。それは初めての経験というものが圧倒的に少なくなってきているからだ。だからこそ、自分にとって初めての体験に積極的にチャレンジする必要があるのだ。必要なのは、「初めてを探す努力」という名の意欲なのではないだろうか。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

脳科学者としての内容より、自己啓発的な内容だったのは意外だったが、大変共感できた良書だった。
全体的にPHPらしい内容で、松下幸之助をほめているあたりも、さすがPHP。

しかし、地に足が着いた内容で、読むだけで希望が持てるあたり、茂木さんの人柄が出ているように感じる。

ただ、新書でいいんじゃないか、とも思った。

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2009年10月11日

Posted by ブクログ

・人生のドライバーズシートに座らなくてはいけない。助手席では意思決定はできない
・セレンディピティは自分以外のところにある
・負のスパイラルに巻き込まれないためには、くよくよすることを習慣化させないこと。嫌なことがあったその日に忘れるための努力をすること。
良い人生を歩むためにどのように脳を使っていったらよいか書いてある。これもBookOffで100円で転がっているなんてと思うような良本でした。

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2011年03月14日

Posted by ブクログ

脳にいいこと・・・
それはたくさんの人と接し、たくさんのことを経験すること。
要は脳に刺激を与えるということ。
それを茂木さんは教えてくれました。
でも茂木さん・・・税金はちゃんと払いましょうね♪

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2009年11月19日

Posted by ブクログ

専門的な脳科学の本というよりは、自己啓発的な本っていう印象を持った。
でも、読みやすくおもしろかった。
前向きに慣れた。

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2009年11月17日

Posted by ブクログ

セレンディピティ 思わぬ幸運に偶然出会う能力 イギリスの小説家 ホラス・ウォルポールの言葉
とにかく外に出かけてみる  なるほどね。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

生きている限りは感動することが大切。
感動するとは物事に対して意欲があるということ。
意欲がある人間は若々しいし、人生を楽しんでいると言えます。
何事も否定的に捉えたり、ネガティブに考えたりすると、脳もそれに反応して、ネガティブが連鎖してしまうそうです。
意欲があるとはチャレンジし続けることであって、その場に留まり続けることではないです。
一つの目標をクリアすると、次の目標に挑戦する。
そうすることで脳は活性化し、創造力も豊かになると茂木さんは言ってます。
誰しも大人になることで、様々なことを経験します。
その経験の蓄積によって新鮮なものの数も減っていきます。
子供の頃はすべてが新鮮でした。だからこそ、何も考えなくても意欲はあったのです。
大人になった今でも、自分が気づかないだけで、自分の知らない未知の世界はいたるところにあります。
時間がないからと、気づかないフリをするのではなく、そういう世界に目を向けることでより充実した日々が待っているのだと思います。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

自分らしく生きる力≒やる気・イキイキ感は
脳が活性化して生まれるという感覚を
科学的に伝えてくれます。

前頭葉を活性化することで
脳が活性化され
人生を創造するという。

そして、
想像力は
心の揺れ≒感動することで生まれることを
脳科学的視点からスッとわからせてくれる。

感覚が確信になるそんなときを贈ってくれます。

安心して読んでください。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ヒトと動物を隔てるものは、感情の豊かさかもしれない。

感動を意識し続けたい。
小さなものからも感動を得よう。
無感動な人生はおもしろくない。
挑戦・感情の動きを恐れないことは、人生のテーマかも。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

感動すること、意欲を持つことが脳の機能を高める最適な手段である。どうして感動することがいいのか、負のスパイラルを抜け出すためにはどうしたらいいかを丁寧に解説している。前向きにいきていくための指南書として良い一冊。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

脳の科学の本
脳は死ぬまで成長し続ける
感動することは脳の成長にとても重要
感動することをやめた人は生きていないのと同じことである アインシュタイン
心に余裕を持つ、時間のすきま

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

意欲×経験の蓄積

安全基地をつくる(子供は家に帰れば安心)

短所をみてしまうと、短所しかみれなくなる。

意欲があれば、脳が若返り、体も若返る

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

書名 [感動する脳]
著者 [茂木健一郎]
出版社 [PHP研究所]
定価 [1470円]

コメント・・・
脳科学者・茂木健一郎著の作品。この人もたくさん本書いてますね〜、TVも出てるし。
脳科学に関する専門書ではないので、読みやすいです、エッセーのよう。どちらかというと、自己啓発系の人生論に近いかなと・・・でも科学的立場からの根拠ありみたいな。

「感動することをやめた人は、生きていないのと同じことである」 byアインシュタイン

生きる意欲はどこから生まれてくるか?
それは感動だと述べている、感動が人を動かすと。
脳というか、人間の体はまだまだわからないことだらけ、仮説だらけ。
生きる上で避けることのできない不確実性への適応戦略は?
性格的な問題、体力的な問題でもなく、根拠はどうでもいいので「自信」を持つと、脳は勝手に動いてくれる。考え方次第で、脳も自分も変えることができる、それには感動だーーーっ(笑)
これを読んで、良い意味で欲望のレベルを高くしたいなと、欲深く生きたいと感じました。

考えることも、肉体的体力いりますからね、やはり健康第一でしょうか(最近の私は健康バカ)。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

「人間の心を支配する脳」や「不確実性」などなど、最新の脳科学について詳しくなれました。脳は学習します。空白の部分を持って、ゆったりいきたいものです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

日本で最も著名な脳科学者、茂木健一郎の著者。この本のテーマは「感動」で、これが人間の感情や創造性にどのように影響を与えているかが説明される。

「人間らしさ」は知性(大脳皮質)だけではなくて、感情(大脳辺縁系)にも関係がある。この2者を総合した判断力こそが人間としての証明になる。
そして直感と判断力を磨くものが「感動」である。

感動とは謂わば意外性である。事前の予測や期待と異なる事象が起こった時、人間の感情は昂る。そして感動は人間の創造性にも関係している。
創造性とは「体験×意欲」の相乗効果である。しかしこの2つはある種トレードオフである。つまり、体験が増えれば増えるほど既知が増えることになり、これは意欲の減退を意味するからだ。

ここでこの2つをドライブするのが感動の体験である。感動を体験することで人は前向きに、意欲的に、世界に接することができるようになる。

脳はオープン・エンドで、いつまでも終わりがない。さらにその変化の仕方も「火成的」(急激な短時間の変化)と「水成的」(長時間掛けて徐々に変化する)という風に異なる。

内容はやや薄いが、読みやすくてためになった。

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2022年08月25日

Posted by ブクログ

• 脳は生きている限り活動し続ける。何百年も、青天井。残念ながら先に寿命が来てしまうだけ。完成しない。103
• 経験していないことに目をやると感動を見つけられる。今のあなたが全てではないのです。114
• 一日でも履歴書に空白があるとマイナスになるという日本の常識は世界の非常識。

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2011年12月19日

Posted by ブクログ

105円で売っていたから買ってみた(笑)

苫米地氏の脳科学だけを読んでいるだけじゃ偏るので

茂木氏の本も読んでみた(・∀・)

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2011年01月29日

Posted by ブクログ

人間の感情がいかに脳や身体に影響を与えるかがわかる。
引き寄せの法則も原因と結果の法則も人の思い。
脳科学からも引き寄せの法則を研究し始めた感じ。

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2010年07月01日

Posted by ブクログ

【071011】
・感情とは、「生きるうえで避けることができない不確実性への適応戦略」である。
→不確実性へのチャレンジが生きる意欲をもたらす。
・意欲を湧き上がらせるためには、美しく整った環境が密接に関ってくる。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

茂木さんの本にしてはものすごく読みやすい。明らかに大衆向け。専門用語も登場しないし、文末も「です。」で終わるくらい徹底して読みやすくしてある。これまで何度も聞かされてきた精神論的なものは、実は脳科学的にも正しいのだよということが書かれている。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

茂木 健一郎さんの著作。よくテレビで見かける。語り口もおもしろい。ただし、わからないことがいっぱいあるんだという未知なるものへの謙虚さとか畏敬の念をあまり感じさせないところにやや不安を覚える面もある。書く力は優れているので、脳の面白さを多くの人に啓蒙できるのは大したものだ。

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2009年10月04日

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