茂木健一郎のレビュー一覧
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恋愛中の脳の仕組みが解説されている一冊
世の中のすべてのことに効率を求めていい、けれども人間関係だけは効率を求めてはいけない
「メタ認知能力の高い人は恋愛力も高い」
メタ認知能力:自分のことを客観化できる能力
→他者を見るように自分のことも客観的に観察できる
相手との関係性を常にモニタリングしながら行動することができる
自分が置かれている状況に合わせて、行動を変更することができる
フロイト「無意識を意識化する」
自分が無意識のうちに何かの衝動に駆られてしまっていることを、言語化することで意識化し、自分でしっかりと認識する。
メタ認知能力を高める方法
不特定多数の人が読むブログを書くことによって、より自分の状態を客観的に表現することができる。
恋愛での1番良い状態とは、恋人と一緒にいるときに「私」という認識をしないこと。
「私」という存在が消えていて、相手と自分が向き合っている状態だけが残
る。
自分の行動範囲を視覚化する
グラフの中心に自分を置き、その周りに繋がり(職場、大学の友人、趣味など)の項目を書いていく。
嫉妬は人が有限の資源(愛嬌、関心、時間)に執着するために起こる。
→誰かが100万円を当てて、羨ましいと思っても、100万円を得る手段は他にもあるから嫉妬にはならない。 -
Posted by ブクログ
タイトルと違い、茂木さんの読書がテーマのエッセイみたいな本。個人的にはそれでも楽しめたけど、物足りない人もいるのでは。
以下、メモ。
”「感覚性の学習」と「運動性の学習」がバランスの取れた状態で発達するには、言葉による場合がもっとも一般的”
→読むだけでなく書くことが重要。
楽器等では運動性の学習は難しいが、読み書きは大抵の人ができる。
”活字のほうが(自筆本よりも)文学的味わいが深い”
→純粋に文学を味わうには書き手の思いみたいなものが邪魔な場合もある。
あと、個人的に気になった
”おばさんは「無意識の垂れ流し」を平気でしてしまう。思ったことをすべて言ってしまいます。ところがいい女をいうものは秘密を持っているものです。”
気を、つけないと…。 -
Posted by ブクログ
ある尊敬する女性経営者の方から、あなたはもう少し女性の気持ちを理解した方が良い!と言われ、読んでみました。
そもそも、男性と女性は脳の作りが違うから、どうして彼女は理解してくれないのかという疑問自体がナンセンスである事に気付かせてくれる本でした。
恋愛でなくとも、デフォルトネットワークを意識してみることで自分の感性を研ぎすまし、新しい発見をしたり、今まで蓄積されたものと繋がる、そんな可能性が広がると思います。
既婚男性として、良かった気付きを備忘録として。
「相手の不在こそ、存在を確認できる」
脳に「空白」が必要で空白がある事で、そこに何かを埋めようとする、または既にインプットされた情報を整理し、内から新しい情報をアウトプットするなど脳が活性化される。
恋人はや妻と一緒にいない時間、相手の事を考えている時間ってとても素敵です。
「倦怠期をいかにして乗り越えるか」
人間の脳は新しいモノが好きで、新しい事を求めています。結婚した妻にずっと愛されるためには、僕は常に新しく、成長していく必要があり、そしてもちろん妻もそうであればこのうえない幸せですね。
家族でずっと同じ生活を繰り返すのではなく、いつも作らない料理を一緒に作ってみる、同じ場所に行くのにいつもと違った道で言ってみる、
普段テレビを見てる時間に音楽をならしてみる、今まで言った事の無い場所に旅行する、新しい趣味を始めてみる、、、、
一度きりの人生、このひととやってくと決めた以上ずっと二人で成長していきたいと感じました。
「相手を受け入れる事は、自分を受け入れる事なのです」
大切なパートナーに取って自分が他の誰かではだめな、交換できない存在でなければなりませんし、相手もそうであってほしい。
脳の仕組みを切り口にたくさんの気付きを頂ける本でした。 -
Posted by ブクログ
メモ
ソクラテス 無知の知 どんなに智恵のあるものでも知らないことの方が多い、無知を自覚する事が、最高の知性のあり方
人間は変わることに最大の喜びを感じる。変わる事は不安で時に恐ろしい事。自分が更新される事に対する不安は乗り越えなければならない障壁。
脳は逆境に立ち向かうことから、創造性を引き出す。魂の危機が文化の創発に通じる。
魂の危機が起きた時、脳が機能停止しないための安全弁として、笑いがある。
視覚に頼ってしまいがち。見えないものを探るという態度が徹底しない。
今まで探った概念空間の五センチ横に重大なヒントがあるかも。
Derek paraviti
偶有性忌避症候群
contingency
日本の風土病、人々の思考能力の低下
正解とされている道から外れず、他人にも同じ道を通ることを求める。挑戦することの真逆。本来、何が起こるか分からない偶有性に適応し、そこから学ぶのが脳の最も優れた能力
アインシュタイン
感動するのを忘れた人は、生きていないのと同じである。 -
Posted by ブクログ
これほど茂木さんが個性いっぱいに心の奥底から書いた本はないんじゃないかと思うほど、茂木さんの感情があふれた本でした。
要するに脳科学の権威茂木さんにしても音楽の不思議さは証明できないとのこと。
生演奏とCDとの差(両方それぞれいい)やクラシックとポピュラー音楽の違いと共通点(それぞれいい)など意見があってよかった。
・釈迦の無記の思想
考えても答えが出ないことは考えない
矢が刺さって、どんな弓のどんな毒の矢か考えていたら死んでしまう例で、死後や魂のことを考えないという釈迦の思想、音楽の真髄も論理的なものではないのでは。
・モーツァルト効果はモーツァルトが好きな場合に当てはまる。自分が好きな音楽を聞くことがいい
・一千億の神経細胞からどのように意識が生まれてくるのか、という問題は現在も解明されていない。一元化では数量化できたものが、結果的に数量化できない。音楽もこれに似ている。