茂木健一郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
質問することの本質に触れられた本。
この本を読もうと思ったのは、質問する力をどうつければいいのか知りたかったからだ。就活、面接、普段の会話などで相手に対して何も分かってないのに何を質問したらいいのかすらわからない状態が多くあった。なので、質問する力をつけたいと思い、この本を手に取った。
書かれてあったのは、質問できる人はどういう人なのか。どういうことが質問できるといいのか。質問することで何を得られるのか。といった内容だった。
この本で学んだのは、将来自分に少しだけでもプラスになる質問をできればOKだということだ。とにかく自分の現状を変えたいという前提で質問するので、そこから自分にプラスに -
Posted by ブクログ
ネタバレ人間は、自分の脳の中にある情報を出力(アウトプット)するには、必ず手や足、口などを使って「運動」をしなければなりません。「何がいいものか」がわかるのは、感覚系が発達している証拠です。しかし「実現できない」のは、感覚系に対して運動系の発達が遅れているからなのです。
あらゆる手段を使ってでも、自分の脳が喜んでくれる方法を自らの手で探しだすことです。 「脳を活かす仕事術」の神髄は、喜びの中で「脳の出力と入力のサイクルを回す」ことにほかなりません。 好奇心をもって様々な「いいもの」を見て感覚系を鍛え、インプットした情報を運動系から“〝 作品”〟 として外部に出力し、そして成長していくことが大切なの -
Posted by ブクログ
ネタバレ「感動することをやめた人は、生きていないのと同じことである」 これは、相対性理論を発見した、二十世紀最大の天才科学者と言われているアインシュタインが残した言葉です。人は生きていく中で、実に多くのものに出会っています。たくさんの人たちに出会い、初めての街や風景に出会い、味わったことのない美味に出会う。その一つ一つに感動を覚えることで、人生はキラキラと輝いてくる。
このように、空白の時間から生まれたものを書き出していくとキリがありません。しかし、空白の時間そのものが何かを生み出すというわけではない。空白の時間に何を見て、何に感動するかということです。 -
Posted by ブクログ
難しかった。結局よくわからなかった。
AIについては言葉を知っている人は多いと思うが、その実態について知っている人はどのぐらいいるのだろうか?
クオリアは尚更である。
トロッコ問題、人工意識が生まれて自動制御の場合どうなるのだろうか。命の重さ5対1で?そもそも人間は両方を瞬時に識別することができないような気がするし、車についも最初に視覚にとらえたものを避けようとするのではないだろうか?人工意識は自己学習でどう判断するのであろう。42かな
記憶はシナプスの配列
毎日シナプスが増えているのだろうか?死んでも繋げるモニターが開発されれば再現されるのだろうか -
Posted by ブクログ
偏差値も肩書きもいらない世界。
グリッド。
先天的ではなく、後天的。
この本では、脳科学から続ける力を知れる。
●結局、続ける人だけが結果を出す。
自分のコントロール、支配される私から支配する私へ、いつやるかは自分で決める。
続けるとは、同じことを続けるだけではなく、フレキシブルであることで、続けることができる。無駄との向き合い方も同じ。
金メダルさえ人が生み出した価値観、自分らしくと他人の条件から自由になることが重要。
●続ける脳のつくりかた。
やる気、完璧主義ではなく、ベストエフォートで未来志向を手に入れる。
知らないに出会う、無駄を許容する、自分だけの細かな報酬を大 -
Posted by ブクログ
1時間半位で読めた。今まで幼児教育の本を読んできて、共通することは、子どもの熱中を邪魔しない!
サイレントピリオドの話は、確かにと思った。子どもを見てても、ある時突然、成長が外に現れる。右肩上がりじゃなくて、だんだんと階段状に上がってくイメージ。
◆ディールフェローシップ 大学に行かないこと、大学に行っている人はやめることが条件。→有名大にいけば安泰の時代は終わった。子どもが情熱を持ったことを徹底的にに追求させてあげること
◆遊びをプロジェクト化するとドーパミンが出やすくなる。例 お絵かきで1冊の絵本をつくる。短いアニメ作るを目標を設定してその実現を目指すプロジェクト化で達成感を味わう。
◆ -
Posted by ブクログ
タスクの優先順位を決める決断の一つが断捨離すること。気が散ってしまうものを全て排除していく。
多くの人は「集中できる環境がほしい」と思いがちだが、いざそういう誰にも邪魔されないような環境が得られると、人間というのは意外と集中出来ない。邪魔は必ず入るものだという認識をもつ
集中する気持ちがあるから、集中する行動が起こせるのではなく、集中する行動があるから、集中する心がつくられる
集中という行動を先に作ってしまえば、自分で自分を引き込むというその動きを繰り返せば繰り返すほど、脳の集中回路が強くなっていく。
→やりたくない、集中出来ないことでもまずはやることが大切。自信と一緒で後から集中出来る様にな -
Posted by ブクログ
ネタバレ★自分なりの紹介文
いい人をやめる、それは悪い人になれということではない。
自身が人生のCEOであり、茂木氏の経験と専門的観点から、そうあるための方法(といっても自分の心持ち次第なものも多い)が述べられている。
この本を手に取った時点で、いい人=それだけではダメだと自覚しているからであり、抱いていた漠然とした不安を言語化してくれている部分も各所にあった。
★おすすめ度
60点
いい人を分析してくれていて、自分自身を客観的に見つめ直せる。
言うのは簡単で、行動に移すのはそう簡単ではないことが実際のところ。そんな理想論が多かった。
★気になったキーワード
①自分をさらけ出すこと=今の自分の欠点