茂木健一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ポジティブになろうって頑張ってしまうけど、それはポジティブとは言わないということを改めて実感した。
ニセモノポジティブからホンモノポジティブになりたい。
メモ↓
ホンモノポジティブとは…
具体論好き
アスリート的な言動
なぜだろう、してみようが多い
言うことのスケールが等身大
小さくてもいいから、実現性の高いことを目指す
人と自分を必要以上に比較しない
自分らしいオリジナルの考え方を持っている
ニセモノポジティブとは…
根性論好き
評論家的な言動
たらればが多い
言うことのスケールが大きい
行動に移せていない
他人の評価を大切にする
世間の基準で判断する
ネガティブな感情に気づく、認める -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
・感情の世界で人間が人工知能に追いつかれる心配はない。不安やコンプレックスの感情は、脳の活動にマイナスの作用をします。
・人間の脳が得意なことは、欲望や目標を持ったり、意思決定すること
・日本人の大きな弱点として、あらゆる情報を無批判に受け入れ、批判的思考が欠如した状態にある人が多い
・前の発言者のいったこととは全く違うことを発言する
・3手先を読んだコミュニケーションを心がける。3手先とは、自分がこう出れば相手はこう出る、ならば自分はこうするということを先読みすること
・負荷のプレッシャーを楽しめるようになるということが、人生最大の成功の方程式
・ToDoリストの優先順位を頭の中でしっかりと -
Posted by ブクログ
僕は、本当に面倒くさがりやだと思う。
面倒なことはついつい後回しにしてしまうタチで。
気がつくと、その面倒だと思っていたことが沢山溜まっていってしまっている。
でもその理由は、ただ、僕だけが特別面倒くさがりやだから、というだけではないみたいだ。
人は、安定を望む生き物。変化を望まない生き物。
意識的に何かをやろうとするのは、疲れてしまう。だから、無意識に新しいことをやれるように習慣化する必要があるのだとか。
わかるようでわからない。わからないようでなんとなくわかる話。
要するに、何かをやるということは、肩の力を抜いて、柔軟に取り組まないと、そのうちに疲れてしまうよ。
ということらし -
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Posted by ブクログ
ネタバレ・脳科学者の著者なので、科学的なアプローチを期待したが、一般的なノウハウ本的な内容でその点では期待外れだったが、自身の経験で裏付けられている点では参考になる点もあった。
・この後に読んだ「語彙力を鍛える」に記載されていたが、本書は読みやすさを考慮して「話し言葉」で書かれていると思われるが、それが自分としては稚拙な感じがした。
・自分自身の現状を他人の立場から、客観的かつ冷静に理解することを「メタ認知」という。
・自分がネガティブな感情を持っていることを抑えつけるのではなく、メタ認知によって冷静に受け止めることが重要。
・どんなときでもネガティブな感情になったらそれを否定せず、「だったら自分は今 -
Posted by ブクログ
挑戦する脳
一橋フォーラム2016後半の人工知能で茂木健一郎が登壇するということで、一冊くらいは本を読もうと思い、手に取った本を買ってしまった。文章は少々予想と反するものであった。茂木健一郎は脳科学者、理系のイメージが強かったが、文を読んでみると文系の文章のようである(茂木さんはこのようなくくりを執拗に嫌いそうであるが(笑))。この本はコラム集であるが、コラムごとの考え方の変化がよくわかる。
初めは、非典型な脳についての主題であろうか。キム・ピークというサヴァン症候群の人の話、デレクという盲目のピアニストの話を元に、脳とは欠損を埋め合わせるために、より大きな進歩を遂げるということが述べられて