茂木健一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ久しぶりの新書本。今回はTVでもお馴染みの、茂木健一郎先生執筆『続ける脳~最新科学でわかった!必ず結果を出す方法』を読みました。
本書では、結果を出す人や偉業を成し遂げる人は、よく「成功している人たちは、生まれつき頭がいい」「持って生まれたセンスが違う」と言われますが、本当にそうなのか?
否、結果を出す人は「困難があっても続ける力」「情熱をもって取り組む粘り強さ」がある人だと、語られています。
そして、それらの人たちには共通して『グリッド』と呼ばれる理論が当てはまるというのが、本書のメインテーマです。
グリッドは知能指数ではなく、あくまで継続力を表す指数で、以下の5つの項目からなります。
1.神経症的傾向(不安に対しての感受性)
2.経験への開放性(物事への興味の持ちやすさ)
3.外向性(他者に対する積極性)
4.協調性(他者に対する共感力)
5.誠実性(物事への誠実さ•取り組む姿勢)
またそれらは数値化するだけでなく、傾向がわかることで、改善していくことも可能だと述べられていました。
自分自身長い間何かを継続していくことが、あまり得意とは言えないので、本書での学びや気づきを、自身や育児の面でも活かしていければと思いました。 -
Posted by ブクログ
人の行動の約9割は無意識で行われると言われている。
今私たちに必要なのは無意識との対話無意識を意識し、それを耕すことで日々の意思決定は確実に変わり始める。それは創造性を高め、日常を豊かにする。
ポジティブ思考、ネガティブ思考は無意識が決める。
抑えきれない感情はコントロール出来る。
マインドフルネス中は、脳内で情報の整理を行い、自分自身を振り返ったりしている。これにより頭がスッキリし創造性が高まる。雑談も脳を刺激する。
無意識力を高めるには、有酸素運動、物事のルーチン化、メモと一緒に落書きをする、読書(集中力を養う)が良い。
基本的に脳は安定性を求めるので、例えば行動パターンを変えようとするなら、長期的なプロセスが必要。
無意識を意識するか、、、短期的には難しいが、習慣化で獲得できることが学べた。
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Posted by ブクログ
日本で最も著名な脳科学者、茂木健一郎の著者。この本のテーマは「感動」で、これが人間の感情や創造性にどのように影響を与えているかが説明される。
「人間らしさ」は知性(大脳皮質)だけではなくて、感情(大脳辺縁系)にも関係がある。この2者を総合した判断力こそが人間としての証明になる。
そして直感と判断力を磨くものが「感動」である。
感動とは謂わば意外性である。事前の予測や期待と異なる事象が起こった時、人間の感情は昂る。そして感動は人間の創造性にも関係している。
創造性とは「体験×意欲」の相乗効果である。しかしこの2つはある種トレードオフである。つまり、体験が増えれば増えるほど既知が増えることになり、これは意欲の減退を意味するからだ。
ここでこの2つをドライブするのが感動の体験である。感動を体験することで人は前向きに、意欲的に、世界に接することができるようになる。
脳はオープン・エンドで、いつまでも終わりがない。さらにその変化の仕方も「火成的」(急激な短時間の変化)と「水成的」(長時間掛けて徐々に変化する)という風に異なる。
内容はやや薄いが、読みやすくてためになった。