茂木健一郎のレビュー一覧
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
ある尊敬する女性経営者の方から、あなたはもう少し女性の気持ちを理解した方が良い!と言われ、読んでみました。
そもそも、男性と女性は脳の作りが違うから、どうして彼女は理解してくれないのかという疑問自体がナンセンスである事に気付かせてくれる本でした。
恋愛でなくとも、デフォルトネットワークを意識してみることで自分の感性を研ぎすまし、新しい発見をしたり、今まで蓄積されたものと繋がる、そんな可能性が広がると思います。
既婚男性として、良かった気付きを備忘録として。
「相手の不在こそ、存在を確認できる」
脳に「空白」が必要で空白がある事で、そこに何かを埋めようとする、または既にインプットされた -
Posted by ブクログ
メモ
ソクラテス 無知の知 どんなに智恵のあるものでも知らないことの方が多い、無知を自覚する事が、最高の知性のあり方
人間は変わることに最大の喜びを感じる。変わる事は不安で時に恐ろしい事。自分が更新される事に対する不安は乗り越えなければならない障壁。
脳は逆境に立ち向かうことから、創造性を引き出す。魂の危機が文化の創発に通じる。
魂の危機が起きた時、脳が機能停止しないための安全弁として、笑いがある。
視覚に頼ってしまいがち。見えないものを探るという態度が徹底しない。
今まで探った概念空間の五センチ横に重大なヒントがあるかも。
Derek paraviti
偶有性忌避症候群
co -
Posted by ブクログ
これほど茂木さんが個性いっぱいに心の奥底から書いた本はないんじゃないかと思うほど、茂木さんの感情があふれた本でした。
要するに脳科学の権威茂木さんにしても音楽の不思議さは証明できないとのこと。
生演奏とCDとの差(両方それぞれいい)やクラシックとポピュラー音楽の違いと共通点(それぞれいい)など意見があってよかった。
・釈迦の無記の思想
考えても答えが出ないことは考えない
矢が刺さって、どんな弓のどんな毒の矢か考えていたら死んでしまう例で、死後や魂のことを考えないという釈迦の思想、音楽の真髄も論理的なものではないのでは。
・モーツァルト効果はモーツァルトが好きな場合に当てはまる。自分が好きな音 -
-
Posted by ブクログ
過去の4億円申告漏れ以降、筆者の本を読まなくなったが、久しぶりに本書を購読した。
現代の碩学のことはあり、随所に参考になる提言があった。
特に注目した事は教育問題である。
「日本ではペーパーテストが一点でも高い方を合格とするのが公正であると信じ込んできた。」
「ハーバードにしろ、スタンフォードにしろ願書と面接を重視してゐる。」
ある米教授曰く、「そもそも、人を選別する事自体が不公平なんだよ。」
筆者曰く、「さうであるならば、願書と面接で個性的な学生を採用すべきだ。」
「知性とは、正解を解く事(+スピード)ではなく、プロセスである。」なるほど -
Posted by ブクログ
ジャズは好きだけどフリージャズはちょっと。。
とかなんとか言って、山下洋輔をちゃんと聞いたことがないんだけど。
音楽家はすべからく、ジャズプレイヤーといわずクラシック演奏者といわず、板子一枚下は地獄、というのはなんとなくわかる気がする。
人生は一回きりの即興演奏だ、というのはちょっとうまいこと言いすぎてるでしょ。
ピアノを燃やして、フリージャズだというのがよくわからない。
新しいことをやり始めてそれをひとつのジャンルとして定着させてしまったことのすごさはわかるけど、どう理解しようとしても無理。
そういうふうに無理と思うのも多様性の一つだよ、それでもいいんだよと茂木さんは言いそうだけど、な -
Posted by ブクログ
著者は、理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、現在、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学特別研究教授。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードに脳と心の関係を研究するとともに、美術評論や文芸評論に取り組む。
著書に「脳と仮想」「今、ここかすべての場所へ」「脳とクオリア」等多数。
脳が育まれ、学ぶためには、ある程度の「負荷」がかからなければならない。ホームにいるだけでは、脳がその潜在的な能力を発揮するためのチャンスが十分に与えられない。
つらいと感じているときは、簡単にできることではなく、さらなる高みを目指して新たな分野にチャレンジしているということであり、 -
Posted by ブクログ
いつもの茂木健一郎のようで、茂木健一郎らしくない本だ。
情動的な文章で綴られている。茂木健一郎の33歳の作品。
生きて死ぬというニンゲンの宿命の中で、
人生のすべては、脳にあるという事実が、死をどのように
とらえるのだろうか。
地球がうまれて、50億年。
恐竜が絶滅して、6000万年。
人類の誕生と、急速な社会的発展のなかで、
生きて死ぬ人間の期間は本のわずかだ。
それでも、常に新しいものを求めようとするニンゲンの
営みは続いて行く。
臨死体験に、スペースが取られているが、
もともと、それがテーマだったようだ。
若さあふれて、饒舌となり、文脈は脈絡がなく
科学として解明できない クオリアを