茂木健一郎のレビュー一覧

  • 人生何が起こるか分かんない。 偶有性幸福論。

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    茂木さんと江原さんの、講演会での対談録。
    立場も専門もまったく異なる二人であるにもかかわらず、その違いをまるで感じさせない対話の進み方を読むと、会話を成立させるものは共通した専門性があるかどうかではなく、相手に対する想像力と理解力なんだということがよくわかる。
    こういう、きちんと話しがかみあっている対談というのは、お互いが相手の意見に対して切り込んでいける分、客観性が増すし、どういう展開になるか予想がつかないライブ感もあって、非常に面白くなる。

    対談の前に、まず、それぞれが独演という形で話しをしているのだけれど、特に面白かったのは、茂木さんの話しだった。講演で話した内容をそのまま記録したもの

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    2020年07月15日
  • ひらめきの導火線

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    ノーベル賞を例にとった章では、天才と呼ばれた人物の偉大な発明が、突然の「ひらめき」によってもたらされたものではなく、それまでの様々な過去の英知の上に成り立っているのだと分析しており、創造することに関しての日本的メソッドと西洋的メソッドの違いにも触れている点はおもしろい。
    トヨタ式を例にとった章ではカイゼンなどを例に詳しく解説しているがトヨタ式に関しては様々な書籍があるのでそれほど新鮮には感じれなかった。

    また、日本人には実際のところ独創性があるのだが、海外からは日本人は独創性がないと揶揄されていることに対しての筆者の思いにはとても共感できるものがあった。
    我々が本来持っている日本人としての独

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    2009年10月04日
  • それでも脳はたくらむ

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    脳の働きや感情へとの関連性が、それほど専門的でもなく、わかりやすかった。
    癒されることで、本当の欲望に気づき、自然に回帰することが、魂の栄養になるというのが心に響く。
    また、脳とは快楽主義であるために、喜びの感情を与える事によって、ドーパミンを出し、サプライズを生みだす。これもまた興味深い。
    現代は情報過多の時代でもあり、ネットからも、どんどん情報が入ってくる。
    自分が考える前に、フィルターがかかってしまうのがよくないそうだ。
    まずは、体験し、自分の頭でしっかり考えることが大切なのだろう。

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    2009年10月07日
  • すべては音楽から生まれる

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    茂木さんの著作は好きでよく読むけれど、クラシック音楽については全く知識がなかったためによくわからんかった。

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    2011年07月17日
  • ひらめきの導火線

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    偶然の出来事自体は、コントロールすることはできない。しかし、偶然の出会いを活かすように心がけることはできる。セレンディピティは、鍛えることのできる能力のなのである。

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    2009年10月07日
  • すべては音楽から生まれる

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    三色で線を引くためにあるような、ベタな新書。
    内容的には興味深く、「クオリア」という単語の話も面白いのだが・・・

    いかんせん、茂木さん自信の感情(情熱?)が入り過ぎているというか、感動を表す文章表現がいちいちクドイ。まるで、何かの宗教のように壮大な書き方がされていて、ちょっと読むだけで疲れる。

    茂木さんの文章が、私には合わなかったようだ。

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    2009年10月07日
  • ひらめきの導火線

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    ・セレンデピティ=偶然好運に出会う能力
    ・オープンエンド=「ここまでがいい」がないこと
    ・ドーパミン=幸福を感じさせる物質
    ・脳の学習とは成功体験をやり遂げるまでがワンセット。
     見つかるまで探す。できるまでやる。
     野生動物の本来の学習の姿。
    ・やりとげる⇒ドーパミン⇒快楽⇒行動の定着
    ・創造することと思いだすことは似ている。
     無からひらめきは生まれない。


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    2009年10月04日
  • 俳句脳 ――発想、ひらめき、美意識

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    茂木健一郎と俳人の黛まどかさんとのコラボ本。対談もあり。俳句とは、五・七・五の中に言葉を詰め込んで、読み手に季節を含んだ味わいある情景を浮き上がらせる芸術なのだなと思った。俳句を通して、詠み手や読み手は日本古来の季節の移り変わりに対する感性を磨いていくことができるらしい。おもしろかった。

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    2009年10月04日
  • それでも脳はたくらむ

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    読んで半年も経ってないはずなのに、内容や読み終えた印象を全く思い出せない。
    自分の脳に自信をなくす。

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    2009年10月04日
  • スルメを見てイカがわかるか!

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     ウォーリー所有。6月1日購入。ようたろうの影響か、茂木先生ブームが(笑)養老さんもけっこう好きなんで
    ついつい購入。興味深いっす。

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    2009年10月04日
  • ひらめき脳

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    ひらめくことは脳に良い?絵や文章にかくされた秘密が解けたとき「アハ体験」で脳はどんどん活性化される。テレビでもよく目にするボサボサ頭の脳科学者・茂木健一郎さんの本。

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    2009年10月07日
  • 思考の補助線

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    タイトルや帯と中身の相互性は感じられなかったが、豊かな人生を送るための指針を与えてくれている。世界全体を引き受ける覚悟、無限と向き合う真摯な態度が問われている。

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    2009年10月04日
  • 「脳」整理法

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    「世界知」と「生活知」をうまくハイブリッドして豊かに生きよと語りかけている。ウェブ時代との関係性も感じられた。

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    2009年10月04日
  • 脳の中の人生

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    脳科学者、茂木健一郎の脳科学に関する本…。と思ったら軽く自己啓発本だった…。
    しまった!新書の7割は自己啓発本だった!!!
    私は自己啓発本と言うのが苦手だ。800円くらいで人生変わるなら苦労しないし。当たり前の事しか書いてないから。
    その当たり前の事が出来ないから駄目人間なんだよー!!!
    でもちょいちょいある脳科学の話は面白かったです。
    もうちょっといっぱい知りたかったな。

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    2009年10月04日
  • すべては音楽から生まれる

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    この茂木さんという人は大変頭がいい。というか賢い。羨ましい。伝えることを目的として文章を書いていないだなんて。感性の段階のことばを操って大衆の理解を得るだなんて普通はできない。羨望と嫉妬と好奇の眼差しで見られるのが一般的でしょうに。そう、モーツァルトのように。ことさらシューベルトに固執する必要は見出せなかったけれど、芸術と幸福は永遠に反発し合うというのは真理だ。お互いを意識せずにはいられないのだけども。

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    2011年06月18日
  • 「脳」整理法

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    「脳の仕組みからいえば、ある視点から見た「欠点」こそが個性であり、その人ならではの創造性につながる可能性もあるのです。」
    というフレーズが印象的。

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    2009年10月04日
  • 思考の補助線

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    茂木健一郎は、最近随分と多くの本を書いているし、テレビにも出ているな。この本は、少し茂木健一郎自身の思索がプレマチュアな段階での考えを述べた、という印象が残る。

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    2011年07月25日
  • 脳の中の人生

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    脳と人生の結びつき―当然すぎるこの関係は、これまで不思議なほど論じら
    れてこなかった。真に“合脳的な”人生術の数々を、世界の最前線で思考し
    続ける脳科学者がやさしく講義する。

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    2011年07月16日
  • それでも脳はたくらむ

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    私の読書ノートでも紹介している、この作者の書いた「脳と仮想」という本は素晴らしい本だった。読んだのは昨年の夏頃だったので、内容の詳細は忘れてしまったけれども、それでも強烈なインパクトを受けたことは覚えている。この本は、作者のエッセイ。雑誌に連載していたもののようで、「脳と仮想」に比べると、身辺雑記を含め、軽く書いている。

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    2011年07月25日
  • すべては脳からはじまる

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    脳に関連する本が多数出るようになった昨今、茂木さんはそういうジャンルでは有名な人。学生時代に勉強したことがあるため、ついつい関心を覚えて購入しました。

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    2010年08月16日