茂木健一郎のレビュー一覧
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ジンセイにおける自己実現を果たしたとき
分かりやすく俗っぽい達成基準(ヨノナカで言う夢?)が二つ
1 ichiroと色んなカチカンとかについて語り合えるようになっている
2 プロフェッショナルに出演する
要するに、ボクのパフォーマンスとか カチカン・ビジョンについて
社会的に認知されて関心を持たれるほどにはなっていたい ということ
前置きが長くなりましたが
2つめの夢プロフェッショナルの司会者 茂木さんの一冊。
これ、かなりの良書です。オモシロい♪
脳について そしてココロについて
科学で解明したいんダ!という熱い議論が展開
いわゆる認知科学っぽいアプローチで
ココロ=脳でおきている現象
をベースにしてます
その脳でおきている現象とは
脳内物質ニューロンたちの発火の組み合わせ
から随伴する現象のこと
と定義
脳をひとつの小宇宙にみたてたかのように
そこに相対性理論に近い「マッハ理論」を適用
感覚器官から受けた信号から
脳内で表現された質感「クオリア」の光景
その光景をマウスのポインタみたいに選択する
「わたし」の主観性と指向性
この二段階の「わたしの見取り図」モデルがオモシロい
茂木さんも言ってるように
この主観性と指向性がナンなのか
これから探求すべきテーマなのでしょうね
ちょうどこのクールで愛読書「魍魎の匣」のアニメ版を見てたので
脳とか「わたし」に関してイロイロ情報や考えが
ボクの脳の中で組合わさったり弾け合ったり
読書のプロセス自体を楽しめた
この一冊が2008年の乱読納めとなったのは
とても素敵な出会いだったと思います
今年の乱読日記は75本
これだけ知識と出会えるのはスゴく幸せなコトだと思う
来年は一冊いっさつの読書に
既読の書で得た知識を組み合わせる
そんな思考の遊戯を楽しみたい
そんな風に考えてる大晦日。 -
Posted by ブクログ
● 彼が1905年に発表した特殊相対性理論の論文には、一切の引用文献がなかった。
● 「戦争は、まず一方にとってものごとがうまくいくだろうという希望である。それから他方にとっては悪くなるだろうという期待となり、ついで他方はよくはならないだろうという満足となり、最後にどちらにとっても悪くなったという驚きに変わる」アインシュタイン
● 速さが時間と空間の関係で決まる以上、光速度が一定であるという前提で話を進めた場合、これまでの時間や空間に関する考え方を根本的に変える必要がある。それが、アインシュタインの特殊相対性理論の提示であった。
● つまり「物質があれば、その質量(エネルギー)によってまわりの空間はゆがむ。このゆがみが重力の正体である」というのが一般相対性理論の主張だ。 -
Posted by ブクログ
いろんな物事に目を向けて、新しい見方を得ていく。それこそが「感動」であると思います。そしてそのために必要なのが創造性です。
創造性とは、芸術家が描き出すものだけをさすわけではない。人々が日常に日々生み出す、工夫や発見、改善、なんでもが創造そのものだと著者はいう。そうした創造性の源は「感動」することにあるという。
「感動」することは、体験や経験から得られるから、きっとその「感動する」気持ちや素直な心、気持の余裕が大切だと思う。もうひとつ著者が言うのは「意欲」。
常に「感動する」ことを大切にし、たくさんの体験を生かし、自分の中に蓄積する。そして、「意欲」をもって、新しいものを創造しよう、チャレンジしようという気持ちを持つ。
素直な気持ちと、思いを大切にして、日々を大切に生きよう
意欲を含む感情は、脳科学的には「生きていくうえで避けられない不確実性に立ち向かう適用戦略である」
生きる上で、不確実性は避けられない。特に、人間社会では不確実性の連続である。その不確実性に立ち向かうことが「意欲」そのものであり、感情そのものである。
「意欲」を持つことに大切なのが、「自信」。「自信は体験から築かれるものだと考えられるが、逆の考え方もできる。自信を無根拠に持つこと。脳は、そう思うことで本当に自信を持つことができる」
「人生は不確実性の連続。その不確実性に対して、前向きに立ち向かっていく力が自信なのです。」
自分は自信がないのでは、とよく思う。自信がないので、くよくよし、判断できない、主張できない、ミスをする、失敗する、楽しめない。失敗が怖い?後悔が怖い?そんなとき、この言葉を思い出そう。人生がそんなにうまくいくわけない。そんな中、立ち向かっていくのが自信なんだと。
人生というものは計算通り運ぶものではない。
だからこそ自分の中にある感情というものを最大限に活用することが大切なのです
「自分らしく生きるとか、潜在能力を生かすということは、端に論理的に判断することではない。」「自分の感情をコントロールしながら、しかも感情だけで流されないよう知性でコントロールする。それこそが人間らしさと呼べるかもしれません」
人間の不確実性に立ち向かうための、自信。答えのない問題に対する、感情による判断。これは人間の持つ本質。そこに目を向けず、答えに縛られたり、知事困るのは本来あるべき姿ではない。感情を認識したい上で知性をもって立ち向かうことが大切なのではないか。
感情を鍛えるのは、きっと感動なんだと思う。感動して、その時の気持ちを価値観として吸収する。自分の人生の価値観を生む。そのスパイあるがとても有意義だと思う。
だから、もっともっと感動することが大切なんだね。
完璧に思える人も、本人はどこかに悩みや劣等感を抱いているもの。問題は、自分が抱えているマイナス面と、どう折り合いをつけていくか
「一度失敗したことばかりに目をやっていると、マイナスの感情の回路に切り替わってしまう。これを脳の引き込み現象という。このときは常にマイナスの気持ちに引き込まれてしまう」「過去の経験が記憶として偏桃体などに残り、とらわれてしまう現象が脳科学的には存在する」
負のスパイラルに陥ることはしょうがない、しかしとらわれ続けるのアよくない。この解決には「脳の仕組みを客観的に知っておくことが重要」だという。
「いつも自分の記憶やコンプレックスを気にしてクヨクヨしていると、脳がそれを学習してしまう、そのくよくよがネガティブ脳を強化することをしっかり認識してしまう」ことが重要。くよくよしていることで、人間っていうのはそう思い込む人種なんだと。
そして、そのうえで具体的な対処としては、頭を切り替えてみるとか、原因を客観的にとらえてみることが大切だ。自分にはその癖が強いから特に意識しよう。
また、「自分の力だけで頑張りすぎない」のも大切らしい。 -
Posted by ブクログ
茂木先生のお話はブログの音声ファイルで何度も聞いているので新しい話はなかったが、本書は正に「茂木エッセンス初級編」という感じなので(個人的感想)少し整理することができたかしらと思う。内容は浅く、広くという感じなので茂木さんにあまり触れたことのない人にも読みやすいだろう。
茂木さんのお話で特に面白いのは「ミラーニューロン」の話だ。「ミラーニューロン」は他者が行動するのを見ているときも自分が行動しているときも同じように作用する。スポーツ観戦をしているときを思い起こせば少しは実感が持てる。この働きが、人が他者を理解しコミュニケーションを図る上で重要な役割を担っているらしい。逆に考えれば、人は多様な他者に触れることで自分ひとりでは出来ない経験が出来るし、また自分が触れる多様な他者、自分自身を映し出す他者の反応などから自己反省することも出来るはず。このあたりの話は経験的になんとなくわかる部分ではあるが、脳科学の研究から後押ししてくれるのが茂木さんの話を聞いていて有難く感じる部分だ。 -
Posted by ブクログ
茂木さんの本、どんどん読みやすくなってきていると思います。
『三四郎』や金子みすゞから、どんどん世界を広がっていって、でもそれをすっぽり包むこむほど広いのは実は頭の中(はち)という展開に、ずっと昔から、みんなわかってたんだな、ということを知る。
世界は、驚くほど広い。でも、自分のなかは、もっと広いんだよ。
自分のなかについて、もっと注意深くあっていいのだと思った。
P172-173
相手のコアな部分が引き出せた瞬間は、えもいわれぬ快感が走りました。(中略)そのうちスタジオ内であろうがなかろうが、人との会話に同じような快感を求めるようになったのです。
八百屋さんの店主からは季節感を教わり、飲食店のサービスからはおもてなしの精神を学び、隣人同士の挨拶からは一日の無事を祈る気持ちを呼び起こされました。ニュースにも歴史にも残らないささやかな事柄ですが、そのすべてが僕の生活を形作っている一要素であるのは紛れもない事実です。
今まで生活のなかで、どれほど多くの「喜び」を見落としていたことでしょう。すべての人に歴史あり。どんな一日にも、必ず語るべき相手と物語がありました。そしてどんなに親しい人とでもその人との「今、ここ」の時間は二度と戻りません。
今ここをいきる。
さいきんよく目にするフレーズなんです。
わたしがみているいまが、ここにあるすべてで、その美しさを感じ取ることができるのも、いまここにいる私にしか出来ないことで。
みつけること、気づくことが大切なんだなと実感しています。 -
Posted by ブクログ
帯に書いてあった「感動することをやめた人は、生きていないのと同じである。」
という文にまずひかれた。これは茂木さんが尊敬するアインシュタインの言葉。
前から気にはなってたんだけど、脳系の本はいっぱいよんでたから
あえて読みたいとは思ってなかったんだよね。
でもモンゴルから帰ってきた今、タイミング的に読んでよかった。
感動すること、何かを感じること、これって生きていくうえですごい重要なこと。
感動するときって傷ついているんだって。
だから感動しすぎると涙が出てくる。
日本の自動車会社の話で、
日本の車って技術では一流なのにデザインは二流らしい。
なぜかというと、戦後の復興の中で日本人が要求したのが価格と性能だった。
だから自動会社も消費者に合わせて車作りに励んだ。
つまり日本人の自動車への欲望レベルが低いってことらしい。
いきいき生きるためには感動することが大事。
そしてそのためには意欲的にならないといけない。
意欲的に生きるには、欲望レベルを高く設定する必要がある。
たぶん茂木さんがこの本において言いたかったことは、
いかに脳を感動させるかってこと。
脳には限界がないんだから脳を常にいい状態にしてフル活用させるべし。
身近にある小さな感動にも気付けるようになれると毎日が楽しいね☆
34 「十五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、
六十にして耳順う」
☆常に人は進化し続けられるんだな。これは孔子が論語の中で書いた文。
45 単に知識や技術をつめ込むのではなく、コミュニケーション能力や個性を育んでいかなければ
いけない。そういう考え方から、いわゆる「総合学習」が始まった。この「総合学習」、
実はイギリスが過去に試みていたのです。しかしイギリスではでは、すぐにこの教育の落とし
穴に気づき、再び以前の教育に戻すこととなりました。
☆やっぱり基本的な知識や学力は大事なんだね。会社とかでも上の人は下の人のやってる
仕事内容をしっかり認識していないと指示出せないし。
47 日本でビル・ゲイツは育たないのか?技術や経営戦略は一流なのに、個人として突出する
人材がでなくなった。
☆日本では何より協調性を大事にするっていうのもあるかも。
64 加齢に伴って意欲が落ちていく大きな要因は、神経細胞やエネルギーなどの減少ではあり
ません。体験や知識が多く蓄積されることによって、不確実性の要素が減っていくことに
あるのです。
新しいことにチャレンジしようという意欲がなくなっていくわけです。
92 人間は美しい環境の中に身を置くことで、生きる意欲が自然とわいてくる。
☆料理する時や勉強しようとするときキッチンや机がきたなかったら、片づけている間に
意欲がなくなる。確かに〜。
132 脳が自分自身を変える大きなきっかけになる情報が来たと察知したときに、
感動というのが起こるわけです。
163 教養というものは、意欲をかきたてる源でもあります。その偉人はどういう思いで
生きてきたのか。どうして世間はその人物を評価したのか。それを自分なりに
考えつくすことで、自分がやるべきことや目標が見えてくる。
165 赤ん坊は他者がいなければ生きることができない。だから他者の優しさを
本能的に要求する。
180 ミラーニューロンという神経細胞がある。これによって一瞬のうちに相手の表情と
自分の過去の体験を比較するわけです。
多くの経験を積んだ人ほど他人の気持ちがわかるといわれる。
203 しっかりと欠けている資質を見据える。そしてそれを払拭する努力をすることです。
208 「セレンディピティ」という言葉があります。「思わぬ幸運に偶然出会う能力」
243 イギリスでは高校を卒業して大学に入る前に、約一年どこにも属さずにすごします。
(ギャップ・イヤー)
☆ギャップイヤーならぬギャップウィークとかでもいいね。どれだけ感動できるかが
問題なんだ。