茂木健一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
帯に書いてあった「感動することをやめた人は、生きていないのと同じである。」
という文にまずひかれた。これは茂木さんが尊敬するアインシュタインの言葉。
前から気にはなってたんだけど、脳系の本はいっぱいよんでたから
あえて読みたいとは思ってなかったんだよね。
でもモンゴルから帰ってきた今、タイミング的に読んでよかった。
感動すること、何かを感じること、これって生きていくうえですごい重要なこと。
感動するときって傷ついているんだって。
だから感動しすぎると涙が出てくる。
日本の自動車会社の話で、
日本の車って技術では一流なのにデザインは二流らしい。
なぜかというと、戦後の復興の中で日本人 -
- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
茂木健一郎という人は、学者とは思えないぐらい熱い人だと思う。一応、脳科学の見地から、「脳」という言葉が随所にあらわれるけれども、あまり直接それと関係ある話しはなくて、どちらかというと柔らかい人生論的エッセイに近い。
なるほどと思う部分も、あまりピンとこない部分もあったけれど、著者の基本的な姿勢や人生観には共感出来るところが多いので、読んでいてとても面白かった。
通常、人間の脳は何かを考えている時に、より活発に活動しているものなのですが、この「ディフォルト・ネットワーク」だけは特殊で、何か特定のことに目的を定めて考えている時には活動が低下しており、反対に、何も考えていない時に活性化している。い -
Posted by ブクログ
著者は、クオリアで有名な茂木氏である。クオリア自体は数年前から注目されていたが、
茂木氏本人はごく最近って感じだと認識している。経歴は申し分ない。現在は、
ソニーの研究所の科学者である。実は、ソニー研究所の科学者はかなりすごい人が揃って
たりする。茂木氏以外でも。
内容は、かなり色々な方向に飛んでいし、コンテンツは今まで執筆している内容と
重なっている事も多いので、一度でも茂木氏の脳シリーズを読んだ事がある人は、
読まなくてもいいかもしれない。まぁ、その中でも個人的には、
1.脳と体は同期している
2.常にニュートラル、新しい刺激を得る
3.脳のバランスを考える
この3つが極めて重要だと