【感想・ネタバレ】すべては音楽から生まれるのレビュー

あらすじ

この地上を満たす美しい旋律に、耳をすます。脳科学者が解き明かす、音楽の神髄。音楽――「music」――は、古来よりあらゆる芸術をつかさどるものとしてあった。そればかりではない。生命原理と創造性の本質にも通じているのだ。人は胎児の頃より外界の音を聴き分け、脳の中では常に交響曲のような働きが起こっている。すばらしい演奏に接する時、私たちは「内なる楽器」を鳴らし、「生命の躍動」は強まる。そして人生とは、自分だけのハーモニーを奏でることなのだ。快い音楽を聴く時、脳では何が起こっているのか。名曲の創造の影にあるものとは。名演奏の記憶はどのように処理されていくのか。シューベルトはじめ、モーツァルト、ベートーヴェン、ウェーバー、ワーグナーetc. かつて《未完成》との印象的な出会いをした脳科学者が自らの経験と知をもとに語り誘う、音楽の喜び、その新たな地平。ルネ・マルタンとの対談を収める。CDガイド付。

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Posted by ブクログ

これを読んで、
ひも理論が思い浮かんだ。

音というのは、
空気の振動である。

ひも理論によれば、
素粒子の性質というのは、
ひもの振動で決まる。

つまり、
振動の集まりは、
音楽であり、
物質でもある。

ということは、
すべては音楽から生まれる、
と言えなくもない。

だからなに、
とか言われたら、
にべもないのだけれど。

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2011年06月24日

Posted by ブクログ

脳研究者の茂木さんが音楽について書いたもの。音楽に共鳴することで自分の新しい感性が生まれる。

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2011年04月23日

Posted by ブクログ

脳の中のシンフォニー。「音楽の本有性を考えること」→「意識を解明するヒントにつながる可能性」。自分の中から生まれるリズムは思考を前に進める同伴者という筆者。私の生活は音楽で満ちていることに気付く。

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2010年03月27日

Posted by ブクログ

ちらちらと読んでいるとき、これはもしや!と思ったけれど、なんだか痒いところを書いてくれているよう+予防までしてくれる、というように、私は受け取れた。少なくとも彼の考える「クオリア」の考え方には非常に興味があり、私が根本的に気になっているところだ。

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2010年10月14日

Posted by ブクログ

茂木健一郎氏はいう
『私たちの生命は その始まりから音楽に包まれている』
ではじまる・・・
この本は 音楽とは何か を茂木氏の自己体験をつうじて、
わかりやすく 語られている。

茂木氏は
『私たちの脳の「内なるシンフォニー」は
「外から来るシンフォニー」とトキメキに満ちた出会いを果たす』
『音楽の本質を理解することは、
 生命なるものの芯を見据えることと同じである。』

私の生活には 音楽という存在がなかったような気がする。
ときおり 妙に音楽がほしいときがある。
多分 心理的に落ち込んだときが多いのだと思う。
そういうときに、音楽はじっくりと こころ に染み渡る。

ラ・フォル・ジュルネをプロデュースするルネ・マルタン氏は言う
『私は人間を信じている。・・・
 私のとって音楽とは、最も美しい言語なのです。』

ラ・フォル・ジュルネは、
音楽がむき出しで裸になって
登場する音楽の祭りだという・・・。
一度 その中にしたりたいものだ。

茂木氏は言う
『音楽とは その空気中を伝わる振動が、
一秒間に繰り返されるところの周波数を利用した芸術である。』49p

『いかに、どれだけ、耳をすませられるのか。
 人生は、その勝負にかかっている。』48p

音楽 それは心を揺り動かし
心に豊穣を与える・・・。
そして、人生が大きく変わる。
こころという内面の充実 が。

茂木氏は言う
『音の奔流の中に身を浸し、吸い込み、響かせ、根づかせようとしても
ほとんどのことは手の間を砂がこぼれ落ちるように過ぎ去ってしまう』
そんな時間を つくれると いいなぁ。

茂木氏は 音楽 を まったく違った視点で見る
ニンゲンは 音楽に包まれ・・
自分の 未完のシンフォニーを 奏でながら
生きていく

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2013年10月05日

Posted by ブクログ

音楽と脳について知りたくて読書。

シューベルトの交響曲「未完成」から紹介し始め、クラシック音楽が脳へ与える影響を述べている。

著者のクラシック音楽への思いと知識が深さに驚かされる。

もっと多くの名曲をCDではなく環境の整ったホールで一流の人たちの演奏を生で聞いてみたいと思わせてくれる内容。

読書時間:約35分

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2012年06月16日

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「絶対的な座標軸(喜びや美の基準,ものさし)が自分の中にあれば,日々の難事や苦しみは,ずいぶんとやわらぐ。この世はままならぬ事ばかりだが,確固たる座標軸があれば,周りがどう思おうと関係ないという潔い強さを持てる。音楽はその座標軸になり得る。」

抽象的な言い回しというか,かなり飛躍しているんじゃないかと思うところもあるが,脳科学者的な話題との絡み(シナプスやドーパミン等)も要所要所に織り交ぜられ,興味深い。

クラシックはあまり聴かない自分も,これをきっかけに聴いてみようと思いました。(巻末にクラシックお奨めCD/DVDリスト有り。)

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2011年07月01日

Posted by ブクログ

茂木健一郎さんの脳科学の本です。
茂木さんが大好きなクラシック音楽を通して「クオリア」
を研究するようになったきっかけや脳が音楽とどのように
密接に結びついているか、それが自分の人生にどのように
影響を与えてくれるかなどが書かれています。

クラシック音楽は嫌いではないのですが、ほとんど聴
機会がありませんでした。茂木さんの本を読んでいると
生の演奏を、演奏者と一体になって自分の体を鳴らして
みたいと思いました。

最後に「ラ・フォル・ジュルネ」という音楽祭を主催さ
れているマルタンさんとの対談も面白いです。
今年は茂木さんも企画に参加されるとの事。ゴールデン
ウィークに東京で行われる音楽祭で、私も行ってみよう
かと考えています。

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2010年03月10日

Posted by ブクログ

最後の方に引用された ニーチェの詞が心に残った、ルネ・マルタン氏との対談も良かった。
茂木さんの本、もういくつか読んでみたい。

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2009年11月14日

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自身もクラシック好きの茂木さんが、音楽が人間に与える感動とか感情の揺れ、論理では説明できない何か=茂木さんの研究しているクオリアに通じるということで、実際の体験や作曲家の人生や日記手紙など具体例を上げながら、いろいろ語っていらっしゃいます。すごく読みやすかったのですぐ読み終わってしまって残念でした。

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2009年10月07日

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脳科学者による音楽哲学論と言ったところか。

第5章はルネ・マルタン氏との対談
ルネ・マルタンシしの言葉
「ライブというのは、最も美しく、最もいい経験だと思います。なぜなら、アーティストとと言うのは不思議な存在で、これから演奏を始めようという時、自分の目の前にいる人たちを知ろうとするのですね。会場の聴衆を把握しようとする。・・・(中略)・・・。ですから、『音楽を聴く』ということは、非常に能動的な行為だと言えます。演奏家には演奏するというアクションがあり、観客には演奏を聞くというアクションがある。これこそが、生のコンサートの豊かさであり、力であると私は考えています。」

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2019年06月24日

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音楽がいかに人にとって大切なものかということが書かれています。理論とか技術よりも、もっと音楽という不思議なものの本質を捉えている気がします。

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2018年12月27日

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1章 音楽は微笑む(私の中に楽器がある―シューベルト/交響曲第八番「未完成」
人生の絶対的な座標軸 ほか)
第2章 音楽との出会い(あの静かな没我の様子―R.シュトラウス/歌劇「エレクトラ」
「知りたい」という気持ち ほか)
第3章 音楽と創造力(まるで一つの啓示のように
モーツァルトとザルツブルク ほか)
第4章 音楽のように生きる(日々と音楽―ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」
知らない自分との対面 ほか)
第5章 特別対談 「音楽の力」―ルネ・マルタン×茂木健一郎(ルネ・マルタン印象記―茂木健一郎
本物の「美」と出会える場「ラ・フォル・ジュルネ」 ほか)

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2018年10月12日

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音楽はすべての芸術をつかさどる、最も生命原理に近い根幹にかかわるものである。脳内の活動がシンフォニーのようなもの。シューベルトの温かさ。そんなことが書かれている。ラフォルジュルネなる音楽イベントを、その主催者と著者の対談を通してこの本で知った。

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2018年06月07日

Posted by ブクログ

すべては音楽から生まれる


音楽とは、音がお互いに結ぶ関係性、
神経細胞の響き合いは内なるシンフォニー、ニューロンは眠らず常に瑞々しいシンフォニーを奏で続ける
旋律と戦慄、 私自身が鳴っている、喜びや美の基準、絶対的な座標軸となる、
予測不可能な穴をあける、生きながらにして生まれ変わるような体験
周波数、倍音から生まれる共鳴現象
自然の営みに芸術家の手によるクオリアが加味されたもの
音楽と数学は心と脳の関係につながる
芸術の一形態を越えるmusikeギリシャ語



音楽解釈とは作曲家の心理を理解すること
客席の聴衆にも表現を要求、
経験→記憶→抽象的だが鮮明な質感として育てることができる
クオリア、音自体の姿を意識する、私の知覚を起点・知覚で立ち顕れる、対象に元々備わっている特性を越えた質感を私自身が見いだす、無限定性、
ライブ、生演奏、同じ時間と空間、主体的な感動は二度と戻ってこないが思い出して育てることができる
音楽の至福とは抽象的な本質・核心、わからないなにかに接した時の愉悦、女神が旋律のあわいで微笑んでいる
釈迦の無記、わからないものを断定しないでそのままにする、この沈黙は空虚ではなく感動に充ちている

音楽を鑑賞するのではなく耳をすます、女神の気配を感じ美を一身に浴びる

小林秀雄のモオツアルト、与えられた環境のなかで最善の表現を追求するべき、余計な情報なしで本質に迫る態度を・知りたいという積極的な気持ちをもちつづける
江村哲二の音楽を考える
★耳をすます→ 主観性を掘り下げる→安らぎ喜び解放感→クオリアを鮮明にし今ここから私を解放→新しい発想や感動→知性や教養へ育ち生きやすくする術となる

モーツアルト効果とは、好きな音楽を聞き喜び楽しみ脳を活性化させ生への取り組みを前向きにすること
ザルツブルクはモーツアルトにとって美のクオリアか、一つの啓示、不朽の美は地上的基礎・土地の固有性から誕生する
子役デビュー、真価をわかってくれる聴き手ハイドンへ辛酸から生まれた果実である息子・曲を捧げた、
生の深みに潜む暗黒を突き抜けたところに誕生した光、暗黒・わけのわからないものすらも抱え込む力のある音楽
作曲に膨大で精力的な思考や努力を注いできた
形而的

シューベルト、ウィーンの郊外ドイツ歌曲、等身大で生身の温かさ
めまぐるしく動き続ける世界にあって忘れがちで盲点な当たり前の大切なものを奏でている、生の営み、深い人間に対する洞察力と思索、啓蒙に対する幻想
森は生命の源、適正なサイズの共同体を背景として新しい生命が生まれてくる、シューベルトサイズ
劣等感、不幸が感受性を深める



音楽になにを感じられるかは人生とともにどのような経験をどれくらい積んでいるかによって変わる
むきだしの姿で思いがけず投げ込まれた音楽との間に調和が生まれたらいくつになっても新たな航路への発見となる
非常に複雑なネットワークが構築された脳内では、休むことのないリズムの発生とビートの融合によるシンフォニーのような現象が常に起きている
一次元では数量化できていたものが数量化できなくなる。波動と音楽、ニューロンの活動と意識、脳内現象と社会現象
偉大な音楽が生む濃密な時間の流れに匹敵するような密度でものを考えたい、
音楽は生活の隅々にまで存在している
私たちはものを考えることによって常にリズムを生み出せる

わからないなにかを自覚せず追いかけることで感化作用のある指揮者、不良設定問題であるがゆえの自律性、音のクオリアを能動的に生成するための言葉に変換する能力
言葉にならない
あらゆる言語は意味はわからなくても音楽として聴くことができる
意味に囚われている人と話すと息苦しく堅苦しい
音楽は意味から自由であり生命運動に近い
脳が不可視のなにかを無限に追い求めなにかを考えることが私の喜びや生命運動となり生きるということにつながっていく、聴覚に勝るとも劣らない想像力の重要性、
耳をすます私たちを音楽が抱きしめてくれる



渋谷のNHKホール、
ウィーンの楽友協会ホールのシュテープラッツ、国立歌劇場シュターツオパー
丸の内の東京国際フォーラムでのラフォルジュルネ

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2014年06月19日

Posted by ブクログ

読書録「すべては音楽から生まれる」3

著者 茂木健一郎
出版 PHP新書

P17より引用
“だが、絶対的な座標軸ーーーたとえば「喜びや美の基準」と
いったものさしーーーーが自分の中にあれば、日々の難事や苦し
みは、ずいぶんとやわらぐものである。”

 目次から抜粋引用
“音楽は微笑む
 音楽との出会い
 音楽と創造力”

 脳科学を中心として多方面で活躍する著者による、音楽の素晴
らしさをたたえた一冊。
 著者の音楽との出会いから音楽プロデューサーとの対談まで、
音楽と人が生きる事との関係を情熱的に書かれています。

 上記の引用は、生きる事の基板としての音楽について書かれた
項での一文。最上の音楽は人生の座標軸になると著者はいってお
られます。大学院生時代からクラシックコンサートに行き続けて
いた著者だからこその考えだなと思います。
 著者の人生の基盤はクラシック音楽ですが、他のなんでもいい
ので、しっかりした基準・基盤を自分の中で作り上げたいもので
す。

ーーーーー

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2014年02月09日

Posted by ブクログ

第1章から第4章までが★★。第5章が★★★★。
ルネ・マルタンとの対談を興味を持って読みました。ラ・フォル・ジュルネの運営とか考え方が分かって、なるほどなーっと。

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2013年08月23日

Posted by ブクログ

これほど茂木さんが個性いっぱいに心の奥底から書いた本はないんじゃないかと思うほど、茂木さんの感情があふれた本でした。
要するに脳科学の権威茂木さんにしても音楽の不思議さは証明できないとのこと。
生演奏とCDとの差(両方それぞれいい)やクラシックとポピュラー音楽の違いと共通点(それぞれいい)など意見があってよかった。

・釈迦の無記の思想
考えても答えが出ないことは考えない
矢が刺さって、どんな弓のどんな毒の矢か考えていたら死んでしまう例で、死後や魂のことを考えないという釈迦の思想、音楽の真髄も論理的なものではないのでは。
・モーツァルト効果はモーツァルトが好きな場合に当てはまる。自分が好きな音楽を聞くことがいい
・一千億の神経細胞からどのように意識が生まれてくるのか、という問題は現在も解明されていない。一元化では数量化できたものが、結果的に数量化できない。音楽もこれに似ている。

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2013年06月09日

Posted by ブクログ

本編では同感できないとこも多々あれど、最後の「音楽を聴くことは、うまくサヨナラをすること」の一言に全て凝縮されているかも。
一時性が人生との共通項。

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2011年11月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2009年、クラシック音楽をよく聞くようになり、
その参考に購読。
よく分からなかった。
が、紹介されていた
 モーツァルト ピアノ協奏曲第21番・第2楽章
はよく、この曲を知ることができただけでもよかった。

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2011年10月09日

Posted by ブクログ

筆者の音楽(クラシック)に対する偽りのない愛がひしひしと感じられる。カジュアルな服装をした者や学生風な者が集まり、ただ静かに流れてくる音楽に耳を傾けた楽友教会、「ラ・フォル・ジュルネ」で聴いた≪田園≫、そこでは「未知の自分」を新たに発見することができ、自分の生きる現実世界を再構築してくれた。また、NHKホールで聴いたシノーポリの≪未完成≫、高校時代に学園祭で上演した≪魔弾の射手≫から得た言い表すことのできないような感動は、記憶を成長させ、まるで目に見えない「道路」や「空港」のようなインフラを脳内に作り、感受性に磨きをかけてくれた。

こうした音楽体験を茂木はふんだんに語り、その音楽の持つ強力な力を説いている。音楽との出合いは小難しい脳科学理論や数量値など関係なく、私たちに素晴らしい影響を与えてくれる。自身の体験から茂木は読者にそう教えてくれるのである。

クラシック音楽好きのぼくとしては、とても興味深い本だったし、実際手に取ってみてこの音楽を体で感じる茂木の態度に深く共感し、音楽の素晴らしさを再認識する本となった。

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2011年02月24日

Posted by ブクログ

音楽を聞く喜びは、その成り立ちを一般化、普遍化してこそはじめて、その本質をとらえることができる。
音楽において大切なリズムやメロディ、イントネーションといった要素は、つまり、音がお互いに結ぶ関係性に由来する。
音楽の本質を理解することは、生命なるものの芯を見据えることと同じである。音楽の本質を考える作業は、常に未完成に終わる運命にある。
どのようにしたところで、目に見えない。目に映らず、触ることもできないからこそわからない。
しかしこの目に見えない何かが、脳に喜びをもたらし心身を健やかにし、生命を積極的に全うさせてくれるということが、底しれぬ音楽の可能性と相通じる生命の不思議さである。
目には、決して見えないが、私たちの周りに動いているもの。それを最もわかりやすく感じさせてくれるのが、音であり、リズムであり、旋律である。

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2011年01月28日

Posted by ブクログ

クラシックのような心地よい音楽を聴いていると気分がスッキリしてきて幸福感を感じます。
長い年月をかけて洗練され、何世紀にも渡って人びとに聴かれ続けるクラシック音楽にはまるで魔物のような魅力が潜んでいるはずです。
本書は脳科学者の茂木先生がご自身のクラシック音楽での実体験を綴っています。
音楽ファンは他人の音楽話でも十分楽しめる。
クラシック音楽を聴いてみたいなという人におすすめの入門書です。

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2010年12月14日

Posted by ブクログ

以下、引用。

▼哲学者ニーチェは「音楽なしで<生>をとらえることはできないと語った。

▼想像力と生命力は、<私>の脳の生きる糧に他ならない。…その先に生まれるであろう表現は、どのようなものであれ自分自身の生き方の果実である。願わくは、新たな想像力と生命力を内に秘めた果実でありたい。

▼モーツアルトのピアノ協奏曲、映画『短くも美しく燃え』でも使われた21番第二楽章のアンダンテ

▼バッハの≪無伴奏ソナタ≫


▼ピアニストのスヴャトスラフ・リヒテル氏

▼シューベルト歌曲集≪白鳥の歌≫

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2010年10月31日

Posted by ブクログ

脳科学者:茂木 健一郎×「音楽」という事で、興味をもった。
内容はともかく(あまり残っていないというのが実感)、さらっと読めた。
巻末の対談から知ったが、クラシックの音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」というものが毎年開かれているとの事。
これに関しては是非、1度行ってみたいと思っている。

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2010年07月04日

Posted by ブクログ

 音楽は確かにときめきを感じるのですが、いわゆる地方の、さらに田舎に住んでいると、ライブを聴く機会が圧倒的に少なく、さらに中央(東京近辺)に比べて収入も少なく、なかなか行けないというのが現状です。
 CDとかLPレコードとかを代わりに楽しむしかないですね!

モーツァルトもシューベルトもバッハもみんな大好きです。

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2010年06月15日

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学校で買わされました。
茂木さんには茂木さんの世界があるんだなぁ・・・と。
あたしは茂木さんの本苦手です(ノД`)・゜・。

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2009年11月15日

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茂木さんの著作は好きでよく読むけれど、クラシック音楽については全く知識がなかったためによくわからんかった。

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2011年07月17日

Posted by ブクログ

三色で線を引くためにあるような、ベタな新書。
内容的には興味深く、「クオリア」という単語の話も面白いのだが・・・

いかんせん、茂木さん自信の感情(情熱?)が入り過ぎているというか、感動を表す文章表現がいちいちクドイ。まるで、何かの宗教のように壮大な書き方がされていて、ちょっと読むだけで疲れる。

茂木さんの文章が、私には合わなかったようだ。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

この茂木さんという人は大変頭がいい。というか賢い。羨ましい。伝えることを目的として文章を書いていないだなんて。感性の段階のことばを操って大衆の理解を得るだなんて普通はできない。羨望と嫉妬と好奇の眼差しで見られるのが一般的でしょうに。そう、モーツァルトのように。ことさらシューベルトに固執する必要は見出せなかったけれど、芸術と幸福は永遠に反発し合うというのは真理だ。お互いを意識せずにはいられないのだけども。

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2011年06月18日

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