俳句脳 ――発想、ひらめき、美意識

俳句脳 ――発想、ひらめき、美意識

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「俳句」に秘められた閃きと発想力は何なのか? 芭蕉は最高の「脳トレ」をしていた?! 脳科学者と俳人が語る俳句の魅力と俳句の深さ。異色の日本人論。

日本人のひらめきの原点は俳句にあり
▼俳句がひらめくときと脳
▼「五・七・五」という余韻
▼夏目漱石の俳句観
▼桑原武夫「第二芸術」への反論
▼暇になったら俳句はできない
▼言葉が訪ねてくる瞬間

俳句脳の可能性
芭蕉も脳トレをしていた? 言葉の不思議な営み

俳句を作ることは、結局は自己の発見につながっていくと思います。 黛まどか

ある俳句を作りました。それは完了じゃない。それは、その人の人生を継続して変えていく力がある何かだということ。 茂木健一郎

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俳句脳 ――発想、ひらめき、美意識 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     勉強になりました。
     堅物と呼ばれようと型は守ります。
     個性は自由にしていれば伸びるものではなく、型にはめられ押しつぶされてもはみ出てしまうものが真の個性であるとの思いを再確認しました。

    0
    2013年04月13日

    Posted by ブクログ

    知らず知らずのうちに身につけている日本人らしい美意識を自覚的に知る上で役に立つ。ぼんやりとわかっていても,ちゃんと言われると納得できる。「脳」をだすなら,もう少し科学的にしてほしい。

    0
    2020年02月29日

    Posted by ブクログ

    俳句を習っているので、黛まどかさんの句作の話は、隅々までとても参考になった。なんとなくもやもや感じていたことが、明文化されていて、すっきり。
    「短歌は情熱の詩であり、俳句は諦めの詩である。短歌は懺悔の詩であり、俳句は祈りの詩である。」
    ものすごく納得した。

    茂木健一郎と黛まどかの対談もおもしろかっ

    0
    2017年10月02日

    Posted by ブクログ

    ・第二部 ひらめきと美意識-俳句脳対談 多様性が文化を創造する
    橋本内閣が組閣した当時、ニューヨークタイムズ東京支局長が
    著者の一人である俳人・黛まどか氏を訪ね
    「新聞・週刊誌の短歌、俳句、川柳のコーナーへの投稿、
     お茶のペットボトルやキャンディの袋にまで詩が書いてあり、
     世界中で詩が低迷してい

    0
    2013年06月15日

    Posted by ブクログ

    俳句というのは 季語 がとても大切なものだということが
    今回読みながら 痛感した。
    手紙を書いたりする時に 以前は時候の挨拶を書いていたが
    いまは、メールがほとんどなので 季節の言葉など
    あまり考えることもなくなったが・・・

    季語という 季節の移ろいを 17音の中に
    取り入れていくという 俳句の 

    0
    2013年02月10日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    俳句と脳。
    日本人のひらめきの原点は俳句にあり。

    [ 目次 ]
    第1部 俳句脳の可能性(茂木健一郎)(言葉を持たない感覚 言語の不思議な営み 「五・七・五」という余韻 ほか)
    第2部 ひらめきと美意識-俳句脳対談(茂木健一郎 黛まどか)(俳句がひらめくときと脳 「はまる」メカニズム 

    0
    2011年05月24日

    Posted by ブクログ

    俳句とは、言葉と脳のバトルでしょうか。
    季語や切れなどのルールに従うと共に、それにも囚われないこと。
    「月日」、「蛍狩」、「花冷え」、「遣らずの雨」、「わたくし雨」、「薄紅葉」...
    日本には素晴らしい言葉がたくさんあります。

    0
    2010年06月23日

    Posted by ブクログ

    いきおいではじめていた俳句だけれど、いかんせん勉強不足。
    茂木さんと黛さんの会話も楽しいけれど、やはり黛さんの俳句への思いや考えかたに感銘。
    また、はじめてみようか。
    道端にしゃがみこんで、一瞬の心の動きや、生きるものへの感謝驚きを切り取ってみたいと、
    そんな風に思わせる良書。
    俳句入門の入門として

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    俳句というと、古風な日本の文化(文学)というイメージを持っていた。
    この対談やそれぞれの考えを読むにつけ、見事にそのイメージが一新された。
    なんと豊かな芸術であることか。
    制約の中に美を求める日本らしい芸術ではあるが、
    現在、世界に広まりつつあるこの俳句という世界は、
    生き方そのものなのだ。
    つまり

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    俳句や短歌、詩などの、空白を補って読む表現形態に興味がわいてきて、手に取った本。

    2人がそれぞれ俳句について語り、対談も掲載されている。茂木健一郎が俳句を評価するわけは以下の通り。

    説明されていないもの、言語化されていないものを「摑もう」「感じよう」とする意思は、内なる

    0
    2009年10月04日

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